【後編:仙ノ倉山〜大源太山〜元橋駐車場】    【前編:元橋駐車場〜仙ノ倉山】

 8:44平標山山頂に戻って、土樽方面の下山道を見渡し、平標山乃家に下る。木道沿いに点々と高山植物が花をつけていた。緩やかになるとシャクナゲの群落に出る。今年は例年になく素晴らしい花を見せてくれた、9:26-9:49平標山乃家。ここから下ろうか、大源太山に行こうか迷ったが、視界が良くなってきたので南進する。
  
   帰路につくと3名のGrに会う、まだ10名はいかない     このシャクナゲが咲いたら見事だろうな


   平標山に戻って、土樽下山路を眺める


   すっかりグリーンで静かなもんだ

  
  とりあえず、平標山乃家まで下って考えるとする、       山頂を時々振り返ってみるが・・・


  木道の脇に、コシジオウレンを見つけた、枯れ草に埋もれるようにあっちにもこっちにも、


   花の進み具合はわからないが、


    中の一回りがメシベ、外周がオシベだろう


    ショウジョウバカマをアップしてみました、花の構造はシンプルですね。首を伸ばして種を飛ばす機能をもっている


  おお、きれい、アズマシャクナゲ


   下から上がってきたGrと会話が進む、


    一度にこれだけの花数を見たのははじめて、


    良い色してますね、









  次はミネザクラの登場


    枝ぶりが自然で見入ってしまう

  
                              山乃家が近づいてきました


    小屋近くになると、タテヤマリンドウが咲きだしてました


      この辺はチングルマ、イワイチョウの小群落の見えるところです

  
                         平標山乃家到着、休憩


  大分空が青くなってきました、大源太山まで足を延ばしてみましょう 画像クリック拡大

 避難小屋からちょっと歩くと、満開のタムシバに出合った、花が全然傷んでなく透き通るような白さ、、若葉の中で丁度満開のシロヤシオを見ているようだった。点々と咲く花々、ミツバオウレン、イワカガミ、ツバメオモト、シラネアオイ、ミヤマキンバイ(キジムシロだったかな)、オオカメノキ、ムラサキヤシオ、アズマシャクナゲに足を止めながら、10:47大源太山分岐点着。

    タムシバが満開です、エビス大黒ノ頭をバックに、


    これは見事だ、真っ白


   良く見ると、蕾が少し残ってます

  
   大源太山が近づいてきました                  アズマシャクナゲの大株、ちょっと色あせてますが、


 仙ノ倉山〜小出俣山  画像クリック拡大


    振り向いて苗場山


    足元にツバメオモト


   中をのぞくと虫だらけ


   シラネアオイの小群落です


      これから咲く蕾も残ってます


  平標山〜小出俣山 画像クリック拡大


    新緑とアズマシャクナゲ、オオカメノキ、良いバランスしてますね

  
  大源太山分岐                           小さい谷を越えて緩やかに山頂へ

 分岐点から少し上がって、少々下り、登り返すと緩やかな尾根道に出る。谷川の主脈が見えるといいのだが、灌木が茂り眺望がほとんどない。11:00大源太山山頂着、歩いてきた平標山、仙ノ倉山を眺め、この先の黒金山までを考えた。昨年tomoさんに案内され往復したが、シャクナゲはちょっと進み過ぎていた、伸ばしたいところだが、ここで引き返し、三角山から浅貝に下山する、11:21大源太山分岐、登り返して11:36-11:56三角山。
  
   大源太山山頂                             平標山&仙ノ倉山、陽が差してますね


 平標山〜小出俣山周辺  画像クリック拡大


    万太郎山&谷川岳周辺

  
                       分岐点に戻って、三角山へ向かう


    山頂手前でまた、シラネオアイの小群落が笹の中に












  
   三角山に到着です、休憩します                    大源太山を南から見る

 山頂に居合わせた年配の女性、先ほど分岐点から入った所で会った女性の連れらしい、待っているとか。ここから下るにせよ、戻るにせよ、大変な所に来てしまった感じ。灌木の間を急降下し、大きなブナの林立する尾根道に変わる。多少緩やかになるが、斜度はかなり大きい、12:42鉄塔、軽く登り返して、12:44毛無山。更に厄介な下りが続き、13:01スキー場最奥の三角山登山道のプレートの置かれた場所に出る。あとは、スキー場内のコンクリートの作業道を下り、13:15浅貝バス停に出る。
  
                       ここから浅貝に急坂を下ります、


   緑がダンダン濃くなってきます

  
                       鉄塔前で一旦緩やかになります

  
    鉄塔通過                               直ぐ先に毛無山

  
                          またまた、急降下して

 
    三角山登山道入口に出ました                       タニウツギが咲き始めてました

  
       スキー場の作業道を歩いて               浅貝バス停に出ました、バスは45分待ち

 バス時刻は13:57で待ち時間が42分、3kmというところか、歩くとしよう。国道17号線は、火打峠まで、緩やかな上りで、スノーシェッドが連続する。歩道が分離されている場所は猿の休憩所となっているようで、糞だらけだ、13:59元橋駐車場着。
  
   R17を歩いて、                          火打峠へ、元橋駐車場は目と鼻の先

 総所要時間は、9時間36分、お天気に恵まれなかった、花は楽しめた、一ノ肩、山乃家の下山道のアズマシャクナゲは綺麗だった。あと数日? お花畑のシャクナゲ、綺麗だろうな。

    【前編:元橋駐車場〜仙ノ倉山】