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山行日 2014年7月28日 曇り時々晴れ 2名 コース 猿倉→白馬尻→白馬岳頂上宿舎→白馬岳→村営山頂宿舎→白馬尻→猿倉 この山行で出逢った花 大泉在住のYさんと15年ぶり、近場の山は歩く機会はあったが、今回は白馬岳を歩くことになった。私の現役時代、特に深田久弥の日本100名山を目指した頃、Yさんとは毎週のように中部山岳を歩いていた。それから15年、Yさんの体調に合わせて歩き、場合によっては一泊するも覚悟で臨んだ、3:45猿倉駐車場を出発。この時間に発てば、16:00までに12時間ある、多分この時間までには戻れるだろうと予想した。しかし、山の天気は変りやすい、特に前線がイタズラしてか、不安定さを予報していた、白馬尻に到着するや雨、20分ほど様子をみただろうか、好天の兆しあり、潅木の道沿いに咲く、キヌガサソウ、ミヤマカラマツ、モミジカラマツ、オタカラコウ、ミソカワソウを見ながら進む、ケルンでアイゼンをつけて大雪渓に入った。 霧雨が気になる、猿倉駐車場から砂防工事専用道路を進む 猿倉荘からの道を合せる 鑓温泉登山道を分ける 林道終点 木段を上って潅木の道を行くと 白馬尻荘、小雨に変り、しばらく様子を見る スパッツ、ザックカバー装着と雨に備える、山頂方面の山並が赤く、 雨は止む傾向 霧のベールの向こうに白馬岳を見る さあ、出発だ、潅木の道を少々進むと ケルンに出る、アイゼンを装着して雪渓へ 時々かかる霧の雪渓、茂みの花、Yさんの足どりを気にしつつ、前進する。30分ほど歩いた右岸に、赤い花がポツン、ポツンと見える、10ケほど見える斜面に寄って見るとオオサクラソウだった。一方、Yさんは、「キツイなあ」を、もらしつつも、後方からの追い抜きもなく、大雪渓を抜け、葱平に取り付く。 上部は再び霧の中、上空は青空、ベンガラを踏んで 最初は緩やかに進むが、 間もなく勾配を増す 左奥に真っ白な杓子岳北斜面、雪渓は横に線引きしたよう、ここまではキツイ雪面 右岸のあちらこちらで小石が崩れる音、左岸の谷は静かだ 晴れ上がって気分爽快、 葱平(ねぶかっぴら)が見通せる 画像クリック拡大 また、霧に閉ざされる 再び斜度を増し また晴れた、雄大な眺めに感動するYさん 葱平近し、前方には3名+1名、下山者の姿も 下方には後続の人たち 上空には輝く太陽 葱平はアイゼンの着脱場 最初の下山者 先行者 やれやれ、大雪渓を抜ける 葱平には、クルマユリ、テガタチドリ、ハクサンフウロ、イワオウギ、オタカラコウ、ミソカワソウ、ミヤマカラマツ、ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、ミヤマタンポポ、などなど花盛り。花でペースがダウンしたせいか、後続の人たちがドンドン抜き、下ってくる人も半分、昨日の荒天の恐怖を話していた。小雪渓を渡り、避難小屋付近で村営山頂宿舎が現れる。標高2553mの案内板を過ぎると、ハクサンイチゲ、ミヤマオダマキ、ミヤマクワガタ、シロウマオウギ、イワカガミ、オヤマノエンドウ、ウサギギクが目立ってくる、イワカガミ、ヨツバシオガマ、アオノツガザクラ、ウルップソウの残り花を撮って村営頂上宿舎着。 咲き乱れる花、花、花、雪渓を隔てて杓子岳北面 登山道に沿ったお花畑、クルマユリ、ハクサンフウロ、イワオウギ、オタカラコウ 登山道に沿ったお花畑、クルマユリ、イワオウギ 振り向けば下方ガスの中 向かう後続者の列 杓子岳北面、右奥が山頂、右の平坦部は丸山-杓子岳間の稜線 小雪渓横断 アイゼン着用の看板 小雪渓の上部 小雪渓から下方 回り込んで避難小屋 避難小屋付近から杓子岳 村営山頂宿舎が現れる 一帯がシナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ 堂々と杓子岳、山頂部が抜きん出た 標高2553mの案内板と、 お花畑 お花畑の遊歩道から杓子岳、奥に鑓ケ岳 杓子岳、奥に鑓ケ岳 頻繁に荷役作業のヘリ、右が白馬山荘 ウルップソウ、村営宿舎前 ハクサンイチゲ、村営宿舎前 シナノキンバイ、村営宿舎前 Yさんは、稜線からの剱岳を見たいと言っていた、しかし、残念、立山&剣岳方面には動かぬ雲、杓子岳、鑓ケ岳にも薄い雲、白馬岳山頂と旭岳はクッキリしていた。タカネシオガマ、ミヤマキンバイ、タカネツメクサ、ホソバツメクサ、イワツメクサ、タカネヤハズハハコ、チシマギキョウを撮り、白馬岳山頂を踏む、9:55-10:30。眺望はイマイチだが、山頂を踏めた喜びは感慨深かったろう。時間的にはかかったようだが、予期せぬ雨等もあった。単独で、山頂から北側へ下って、最初の小ピークまで往復する。HPに使用している白馬岳の画像、次期使用にと狙ったが、生憎、山頂に雲がかかってしまい撮れなかった。 稜線に出て、旭岳分岐点から白馬岳 同、旭岳 白馬山荘の要員運搬 白馬岳山頂部、CTはここから15分 南直下から白馬岳 白馬岳山頂 白馬岳山頂から旭岳、清水岳 北面直下から白馬岳山頂部 同、旭岳と清水岳 下って小ピークから白馬岳、ガスがとれない、残念! 時間的には、日帰りは余裕なので、しばらく剱岳の雲が切れるのを待った。ホンの一瞬、雲間から山頂が顔を出す、多分剱岳と思う、山頂を後に、少し小屋寄りに下り、P2858を回り込んで白馬山荘に出て、ミヤマアケボノソウを探した、しかし見当たらなかった、遅いのか早いのか、残念。白馬山荘に出て、Yさんを探しながら村営山頂宿舎へ、下りとあって、ペースアップしてが大分待ったらしい。 場所を移し、剱岳方面の雲が払われるのを待つ 雲間に一瞬現れた剱岳、多分? 剱岳が一瞬見えた 画像クリック拡大 白馬岳南側から山頂部、P2858を回り込んで白馬山荘に出る 白馬岳南側から山頂部 旭岳分岐点から再び白馬岳 村営山頂宿舎 お花畑を下り、小雪渓を通過、、5:2ほどで登りの人の方が多いようだ。葱平の下方でアイゼンを外していた団体、小雪渓でもう一度つける、と言っていた。往復ともつけている人は見なかったが、このリーダーはエライ。Yさんのハイペースの下りに引っ張られて、下山者を次々に追い抜き、白馬尻を抜ける。颯爽と歩く後姿、何の疲れた様子もなかった、猿倉駐車場、14:00着。 続々向かってくる登山者、背景は杓子岳と鑓ケ岳 続々向かってくる登山者 避難小屋付近で行交う登山者達 小雪渓、シャーペット状の足元、要注意 葱平、まだまだ続く山頂へ向かう人 葱平から杓子岳北面 沢山いるなあ、葱平アイゼン着脱場 大雪渓下山、下方が視界に 白馬尻、ケルン到着 大雪渓から落ちる急流 大雪渓と急流、見納め 林道を颯爽と 猿倉駐車場、平日でも満車の看板 総所要時間は、10時間15分で、ほぼCTで歩いた。雪渓の上りは必ずしも良好ではなかったようだが、あそこを歩くほとんどの人が言うこと。腿の筋肉痛は、山行を重ねつつ、経過を診て下さい。筋力は、白馬級を2,3度繰り返せば、私と五分に歩けるでしょう、楽しみが増えた。 この山行で出逢った花 |
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