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尾瀬沼&尾瀬ヶ原
山行日
    2014年7月20日   曇り時々晴れたり雨降ったり     2名

コース
    一ノ瀬(大清水より無料試験運行)→尾瀬沼→大江湿原→沼尻→白砂峠→見晴→山ノ鼻→研究見本園→山ノ鼻→鳩待峠
        【大江湿原の花】 【浅湖湿原〜見晴で出逢った花】 【尾瀬ヶ原の花】 【研究見本園の花】

 相互リンクしているtomoさんに誘われて、尾瀬沼&尾瀬ヶ原を歩いてきました。試験運行中の低公害車で一ノ瀬へ、今日はここが出発点になる、4:32出発。三平橋を渡って左へ、山間に入る。木段を上り、4:57岩清水、すっかり明るくなった樹林帯の道、勾配が緩やかになると間もなく三平峠着、5:26。ここから下り、三平下で尾瀬沼に出るが、梅雨時タップリ水を含んだ木段、良く滑ること、慎重に小股で歩き、5:41三平下。燧ケ岳を左手に、目覚めの悪い花々を見ながら長蔵小屋へ、小休止、6:07-6:17。
  
                         大清水の試験運行車乗り場

  
    ゲートを入り                           一ノ瀬休憩所まで、無料運行

  
  本日の出発点、一ノ瀬休憩所                   三平橋を渡り山間へ

  
  木段、石段の連続                           岩清水

  
  南方向が開け                            燕巣山を眺める

  
  緩やかに木道を進むと                          三平峠

  
  下って三平下で尾瀬沼に出る                    燧ケ岳を水面に映す


   ヒオウギアヤメ(晩期)と早朝の燧ケ岳

  
   ワタスゲも終わり、雨に打たれて見られない     何を狙っているのかな? 足元の咲き残ったレンゲツツジでした

  
                           ギョウジャニンニクの花

  
    メタカラコウ                               カラマツソウ

  
                                 オオレイジンソウ

  
     サワラン                            昨日咲いたニッコウキスゲ

  
                           湖畔を辿り東側に回って

  
            長蔵小屋着、小休止   ヒメサユリ&ヒオウギアヤメ

 沼山峠方向に進み、大江湿原に出る。ニッコウキスゲが見頃だった。日曜日とあって、時々団体さんが通る中、キスゲの密度の濃い場所、tomoさんが先日見たワタスゲの盛んだった場所を案内してもらう。鹿避けネットを林中に設置したとか、食害は発生してないようだ。この花も当り外れがあるようで、今年は中間だとか? ニッコウキスゲ、カラマツソウ、オゼヌマアザミなど見頃だった、6:20-6:58。

  【大江湿原散策】
  
                            撮りながら東へ、東へ

  
                             撮りつ撮られつ

  
                                        沼尻、沼山の分岐点



  
        終わってしまったワタスゲの原、tomoさんは無残な姿に溜め息をついていた。

  
                                 戻って、分岐点付近






   右に三本カラマツ




   家族連れかな?





  
   沼尻方面に入る、                          橋の上から、フナかな?


   団体さんが通る

 三本カラマツを見下ろして、オオシラビソの深い森を進み、7:06燧ケ岳への登山道を分けると、浅湖(アサミ)湿原、ここまで来るとワタスゲも水をタップリ含んでいるが、見られそうだった。「あの黄色い花、何の花?」、「タテヤマリンドウの実だよ」、真上を向いて花のように見える、その中に種が入っているとか、気づかなかった。再び山中、湿原を通り、ナデッ窪、見晴、沼をめぐる人達で賑わう沼尻平に出る、7:43-7:59。
  
  三本カラマツを見下ろし、オオシラビソの森を進むと        燧ケ岳への道を分ける


   浅湖湿原のワタスゲ


     陽が射せば、まだ、見られそう


   タテヤマリンドウの花のような実

  
                         根っ子、木段を乗り越えて

  
                               また、湿原へ


   ヒオウギアヤメの群落


    少しアップで、ヒオウギアヤメ


   沼尻平に出ました

  
                       ナデッ窪、見晴、沼をめぐる人で賑わう

  
    沼尻休憩所                           見晴方向に進む

 沼尻平から、整備された木道を進み、白砂湿原を通り、8:18白砂峠を通過する。峠越えの道は、相変わらず、悪路だった。私の靴底は耐荷重100kgの縦走用で硬質のせいか滑りやすい。慎重に、慎重に木道を進み、イヨドマリ沢を通過して緩い下りでスッテンコロリ、モモちゃん打って、跳ね上がった泥水がカメラにかかる。泥を拭き落として電源ON、液晶が不安定だった。見晴の休憩所で点検するも症状が進み、ダウン、代替の出番となった。太腿は痛いし、カメラは?、でも、休憩所の山菜うどん、温かくて、美味しかったよ、9:57小降りになったので再出発。
  
  山中を通り                               白砂湿原へ

  
                                 白砂湿原

  
    行交う人たちと道を譲りあい、悪路を進むと            白砂峠

  
   滑る木道、注意を払いつつも、イヨドマリ沢を通過して緩い下りで転倒、大腿を打って、カメラを壊す

  
  燧ケ岳登山道(閉鎖中)                        見晴の休憩所

  
   徐々に進むカメラの異常                     ついに、こんな画像になり、使用不能になった

 尾瀬ヶ原を西進、山並が現れ、日差しが戻る。しかし、竜宮を過ぎると、再び、来たぞ! 慌てて傘を広げ、参ったなあ。丁度、竜宮のいわれの場所だった。尾瀬を歩く人ならば、地名に疑問を感じる場所、木道を挟んで、入口&出口、大きく吸い込まれて、泥炭層の間を抜けて(?)湧き上がる不思議な場所なのだ、こんな場所があったなんて、勉強になりました。先方にシラカバの林、牛首が見えてくると、ニッコウキスゲの群落に入る。池塘にはヒツジグサが咲き始めていた、賑わう人・人・人の列、西の休憩所、12:04山ノ鼻に到着。
  
   代替カメラで雨中を撮る、これにしよう、でも電池が?    小降りになったようだ、出発!

   
                      燧ケ岳、景鶴山が姿を現す

           
                            尾瀬ヶ原を進み

  
   竜宮を過ぎると                            再び“雨だ”、カッパだ、笠だ


        ボッカさんは動ぜず、巨大な荷物を背負って、雨にも負けずだ

  
 竜宮のいわれと言われる木道を挟んだ流れのトンネル、伏流を教えてもらう、ここが入口で渦を巻いて吸い込まれていく
一帯は、ミズバショウのビューポイントでもあるそうだ、燧ケ岳、至仏山を背景に撮れるそうだ、tomoさんは詳しい。

  
   少し進むとシラカバの林立する、名勝だとか、周辺は春、秋が特に素晴しい、とか


                今はニッコウキスゲが見頃、


    鹿の食害が進んでいるようだ、花を食べられた茎が点々と

  
      この道はこの先で終わり                       戻ります


    大堀川、牛首、至仏山


       木道も時々込み合って


 また、変な爺さん登場、ザックカバーがゴミ袋にかわりました


    写真撮るのも遠慮がち


    大江湿原に比べたら花数は少ないが、山並、池塘と絵になるところ

  
                   、山並、池塘と絵になるところ

  
                              鳩待から入って

  
                           降ったり止んだり


   迷カメラマンは忙しい

   
           団体さんが来るなあ                傘、邪魔だなあ


               この辺でUターンする人が多いとか


         カキツバタの群生地


      カキツバタの群生地、尾瀬にはヒオウギアヤメとカキツバタが見られる、(参考)見分け方

  
                           山ノ鼻に近づくと人の波

  
          山ノ鼻に到着                      大変居りますね

 丁度昼時とあって、スゴイ人の数、奥の研究見本園に進む。ここでポッコリ膨れた打ち身にエアゾールを吹き付ける。そんな、こんなで、本山行の予定に入っていた至仏山山行は、口にすることは無かった。山ノ鼻の休憩所と至仏山登山口の間に挟まれた、研究見本園と称される高層湿原を初めて散策した。キンコウカ、ヒツジグサ、ニッコウキスゲ、ミズギボウシ、カキツバタなどなど、木道に沿って咲いていた。メインコースから入り込んでいるせいか、ここへ入り込む人は少ない、13:19山ノ鼻に戻る。
  
 研究見本園を散策して、1時間超たって戻る            奥のテン場

  
   川上川を渡り                           木道を上る

  
   大汗かいて                            鳩待峠着

 明日も休日のせいか来る人、帰る人が入り乱れて木道は時々渋滞する。この中を縫って、tomoさんはハイペースで進む、私も汗しながら足を運ぶ、14:03鳩待峠着。総所要時間は、9時間31分。予定した至仏山はパスしてしまったが、キスゲと賑わう尾瀬を充分楽しんだ。一ノ瀬まで入る交通手段は、通り抜けの人の流れをつくるだろうか。しかし、素人ながら言わせてもらうと、白砂湿原-見晴間の道整備、戸倉-大清水の輸送手段増が望まれるところ。目指す、入山者の分散、減少しつつある入山者を含めて、考えて欲しいものだ。 (tomoさん提供画像13枚、7/24追加)

     【大江湿原の花】 【浅湖湿原〜見晴で出逢った花】 【尾瀬ヶ原の花】 【研究見本園の花】



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