気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”


sub3-791
守門大岳
山行日
    2015年3月30日   曇りのち晴れ   3名

コース  概略図はこちら
    入広瀬二分(除雪終奥)→猿倉橋→長峰→保久礼小屋→キビタキ避難小屋→大岳→
    キビタキ避難小屋→保久礼小屋→猿倉橋→二分駐車点

 相互リンクしているtomoさんまきまきさんと守門大岳に出かける。まきまきさんがガイド役、残雪のこのコースを7,8回歩いているというからついていくのは安心だ、私とtomoさんは、この季節は初めて。今日の天気は関東は良いが、新潟は曇りと出ていた。守門岳、小出俣山、日光l白根山も考えたとか。3人集まってみれば、守門大岳に決まり、長いトンネルを越えて、小出ICから入広瀬の二口登山口を目指す。二分の除雪最奥まで入り、準備、雪は軟質、シャーペット状に近い、まきまきさんはスノーシューでトップ、tomoさんと私はワカンで出発する。7:02二分駐車点、7:16猿倉橋、小尾根を越えて、8:42長峰通過、尾根上は木々はなく、左下に滝が見通せた。眺望は曇っていてきかないが、晴れていれば山頂が眺められるとか、残念。
  
  二分の除雪最奥                             雪を乗り越えて沢山のトレースに沿って進む

  
   猿倉橋を渡る                         西川の流れ

  
  斜面に取り付き                        杉林を通り尾根を越えて

  
  下って、沢を横断する、ぽっかり穴の開いた場所もあり、自力脱出は困難

  
    沢は越えたようで、                         反対側の尾根に向かう

  
  近くには林道、夏道があるというが、深い雪で???         この辺が長峰とか、

  
   「晴れていれば山頂が・・・」                    左下に滝

  
  広々した尾根をご覧あれ 画像クリック広範囲表示      連続する尾根は少々下がり、左手に保久礼小屋

  尾根はちょっと下り、左手に保久礼小屋、8:59-9:18休憩。尾根に戻って、尾根伝いに30分ほど緩やかに進む、キビタキ避難小屋があるそうだ。霧の立ち込めてきたブナの森、GPSとまきまきさんの勘どころで雪の下に発見、尖った三角屋根の部分が出てきた。霧に包まれたブナの森を抜け、直下の緩い斜面を進む。
  
    2階から出入り可、屋根の3mほどの雪、            小屋の状態を撮る

  
 周辺は大きなブナの林  画像クリック高木表示       再び尾根伝いに辿る

  
   立ち枯れた木を見ながら進むと                  デッカイ穴、崩落寸前? コワコワ

  
 雪面が緩やかになると、「キビタキ避難小屋がこの辺に・・・」          あったぞ

  
 周辺のブナにはヤドリギが沢山ついている、           ガスはブナの森を包む、

  
                            風もあり、兎に角寒い

  
                馬鹿っ広くて、「赤い旗に注意」がとぶ

  
            樹林帯を抜けて、前方5mにまきまきさ 、後方5mのtomoさん、


           着込んで山頂を目指す、サムイ、サムイヨー、手もチミテー

  
、       「あと15分ぐらい」                     太陽がボンヤリと

 寒い吹きさらしの中で、山頂を探していると風が霧を運んでくれた、東洋一の雪庇がチラッと顔を出す。守門大岳、11:10-12:46。とりあえず、腹ごしらえでも、と思ったら、ガスの間から守門岳、腹ごしらえを後回しにして、山頂を南北に行ったり来たり、中津又岳と守門岳に見入る。タカマタギから、平標山から遠望した越後の名峰、恐れ入りました、感動で胸がいっぱいです。
  
  「まきまきさん、そろそろ山頂だよ」           偶然強い風が霧を運んでくれた、東洋一の雪庇がチラッと


  「守門岳の巻き、開幕だ、晴れろ!」

  
        「この辺が山頂だよ」                  「この先は、落ちるよ」

  
              とりあえず、祠がこの辺として、「お疲れ様でした」、ってところ

  
   休憩の支度を始めると、                ガスが切れて、「守門岳が出たぞ」


       刻々と表情を変える守門岳、


     一瞬、一瞬が胸の奥にくるねぇ


    手前が青雲岳、2番目が守門岳


   周辺の安全が確認できて、少しずつ前に進んで姿を捉える


  また雲が流れてきた  画像クリック拡大


   また、迫力ある守門岳の雄姿を


   青空が広がって、安定の兆し


   tomoさん、やったね! バンザーイ  画像クリック拡大


  隣の峰まで見えてきた、 画像クリック拡大

       
      鋭い雪庇

       
      角度が少し変わると、・・・

  
                ハイカー&スキーヤーが広い山頂に点々と


  守門岳&中津又岳、あっち見て、こっち見て、行ったり来たりを繰り返す

  
              雲よ、飛んで行け、        出た!  中津又岳、素晴らしい


   中津又岳、この雪庇は東洋一と言われているそうな


 雪庇と奥の山並、素晴らしい  画像クリック拡大


 東側から見るとどういう形をしているのだろうか  画像クリック拡大


   前には出られないし、想像の世界にしておこう


   ギリギリ前に出て・・・・


 山頂部の展望  画像クリック拡大

     山頂部の展望        画像クリック拡大


  守門岳の左に見える烏帽子山

  
   眺めてよし、                            撮ってよし


    山頂の賑わい、こっちにも


     あっちにも


  守門岳を背景に、またの登頂を・・・


  大岳からの守門岳を見納めして帰路につく

 すっかり晴れ渡り、霧の中前の人の踏み跡を見ながら歩いてきたのは、うそのよう。頻繁に、後ろを振り返りながら下る。13:34キビタキ避難小屋、13:56保久礼小屋、14:21長峰付近通過、15:14猿倉橋、15:24駐車点到着。
  
  正面に守門の集落を眼下に山頂を後にする            いいねえ、こんな所で休憩


 振り返りながら下る  画像クリック拡大


   青雲岳かな?


   これも、青雲岳かな?


  振り返りながら  画像クリック拡大

  
            そろそろ樹林帯に入ります、往路は何も見えず


 ブナの森  画像クリック拡大

  
     キビタキ避難小屋をもう一度探しました、往路と帰路は目線が違い・・・

  
    保久礼小屋                            保久礼小屋から尾根に登り返すと・・・


 守門大岳を振り返る  画像クリック拡大


   今朝見た滝とは別の滝みたいだ、勢いはあるし・・・

  
                              長峰付近の下り


   山頂を振り返って  画像クリック拡大

  
                          下方の田畑(?)を眺めながら

  
                      長峰付近からショートカット

  
           雪深い越後の山間、見た目は守門の山のように静かで美しいが、

  
           厳しい季節を乗り越えないと、里に春が来る


 清き水が豊かな稲穂に変わるのだろう  画像クリック拡大   後方に守門岳

 総所要時間は、8時間22分、往路はどうなることか、心配したが、絶景に全てが吹っ飛び、巨大雪庇の迫力が脳裏に焼き付いた。来年でいい、もう1度、大岳、守門岳を回って歩きたいものだ、筋力を落とさないように頑張ろう。お二方、お世話になりました。

  使用した画像の中で、私の写っているものは、tomoさんのご提供です。


気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”