★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-865 ニペソツ山 |
山行日 2016年7月8日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 杉沢出合登山口→天狗のコル→前天狗→ニペソツ山→前天狗→天狗のコル→杉沢出合登山口 年初から、今年こそ、北海道へ行くぞ、と意気込んでみたが、なかなか思うようには事は進まない。2月に奥州街道を歩き、1週間連続7,8時間の山行に耐えられそうな気がしてきた。5月に入り、フェリーを予約、やっと目的の山が浮かぶようになった。6月に入り、持久力の確認のため、谷川連峰主脈&馬蹄形縦走、合せてイメージトレーニングをして、高齢者ハイクに備えた。自宅から仙台港まで車で、苫小牧港までフェリー、苫小牧港から登山口まで車を走らせ、21時間かけて登山口にやってきた。 R4を、仙台港へまっしぐら 乗船手続き 乗船 6年ぶりに北海道へ 日高町通過 十勝清水通過 少々上がって、十勝平野を見降ろす、 美蔓パノラマパークへ 画像クリック拡大 十勝平野&日高山脈展望 沿道には、大雪山系を背景に、緩い起伏の畑が広がる 背景の大雪山系の山々 画像クリック拡大 広大な畑の中を北方向に走り抜ける、背景は然別湖の南側の山 トウモロコシ畑かな 画像クリック拡大 防風林と然別方面の山並が絵になっている 糠平湖を過ぎ国道から林道へ、 左がニペソツ山、右が石狩岳登山口へ通じる 車中泊をして、4:27登山口を出発、浜松から2ヶ月計画でやってきたHa氏と今日、明日一緒に歩くことになった。氏は言っていたが、雨が降らなければ連日登っている、昨日はカムエクを歩いてきたそうだ。しかし、霧で見えず、山頂直下で戻ったそうだ。歳は私より4,5歳若そうだ、樹林帯の中の道は徐々に勾配を増す、5:20山頂まであと5.5kmの道標を通過したところでTOPに。 仮眠して、 いよいよ出発、ニペソツ山まで7km 丸太の橋を渡って 樹林帯へ しばらくは緩やか道、倒木もあり ニペソツ山まで5.5km、徐々に勾配を増す 道沿いにはミゾホウズキ、 オオバタケシマラン ゴゼンタチバナが・・・・ 道標から15分ほど歩くと灌木の間から朝日に輝く山並が顔を出す、振り向けば東方向にピリベツ岳&クマネシリ岳(通称オッパイ山)が雲海の上に、南方向にウペペサンケ山、5:52岩場に出る。岩をつかんで、横に這いながら渡るのだが、クサリがほしいところ。緩やかに下って、6:01、山頂まであと4kmの道標のある湿地を抜ける、エゾコザクラ、キバナシャクナゲが点々と咲いていた。この先、雑木の間を少々急登し、ハイマツを抜け、6:24道標のある岩岩の場所に出る。 トドマツ&雑木の樹林帯、道は明瞭 どこが見えているのかな? 振り向けばオッパイ山(通称)、左がピリベツ岳1602m、右がクマネシリ岳1635m 南にウペペサンケ山 しばらく進むと、大きな岩場に、ホールドをしっかりと 岩場を越えると、緩やかに下降、正面に前天狗、ニペソツ山は奥、左奥にウペペサンケ山 笹を分け少々進むと、 あと、ニペソツ山まで4kmの道標 鞍部にはエゾコザクラが咲きだしていた 色はハクサンコザクラより鮮やか キバナシャクナゲ、すでに散った花もあった キバナシャクナゲ 樹林帯から抜けた感じだ、西に大雪の山、北西方向に石狩岳&音更山がドンと構える。足元には満開のエゾイソツツジ、一休みしたいところだが、通過してしまった。ちょっと南に回り込み、天狗のコルと言われる岩を渡り歩く道となる。ちょっと風が出てきたが、高山植物を見ながら、遠望を楽しみながら進む。 ピークを右から回り込むと道標のあるコーナーへ 東にオッパイ山 西〜北に大雪の山と石狩岳展望 画像クリック拡大 足元にエゾイソツツジ この株は満開のようだ 大雪の山と石狩岳展望 天狗のコルと言われる岩岩な道、高山植物を見ながら、遠望を楽しみながら イワヒゲ イワヒゲ イワヒゲ イワウメ イワウメ イワウメ、ピンク色が混じっている ピンク色が点々と咲いている これが一番綺麗に咲いていたかな エゾミヤマキンバイ 高山植物を観ながら、遠望を楽しみながら トムラウシ山&大雪山 画像クリック山並拡大(山名入り) 石狩岳 7:06、天狗のコルから一段上がり、平坦な岩場に出る、ここが天狗平かな、ニペソツ山まであと2.5kmの道標あり。近くには東方向へ通じるような踏み跡もあった。また、携帯トイレ用ブースが備わっている。岩を積みあがたような小高い場所が前天狗だろう。天狗平を進むと、やっとニペソツ山の山頂部が頭を出す、やれやれ。岩の間を縫って南方向に進み、天狗岳を西側に巻くと、圧巻、ニペソツ山がドンと現れる。 一旦降下して、7:48あと1kmの道標のある鞍部へ、青空の下、花々と眺望にカメラを向けながら、8:28ニペソツ山山頂に立つ。 岩の間を縫って南側に出ると 平坦な、天狗平へ、ニペソツ山まであと2.5km 前天狗 天狗平、ニペソツ山山頂部が見えてくる 山頂上空をヘリが・・・・、 天狗平から十勝連峰 画像クリック山並拡大(山名入り) ニペソツ山〜オプタテシケ山 画像クリック拡大 天狗平を進む ウペペサンケ山 ニペソツ山 エゾツガザクラ キバナシャクナゲ キバナシャクナゲ この辺が天狗岳? 画像クリック拡大 登山道から天狗岳&ニペソツ山 鞍部から十勝連峰 エゾノハクサンイチゲ エゾノハクサンイチゲ コマクサ コマクサ 天狗岳からニペソツ山 天狗岳からニペソツ山 下って鞍部へ、あと1.0km 鞍部からニペソツ山頂を撮る 鞍部からニペソツ山頂、 同、天狗岳 鞍部から大雪山 同、石狩岳 同、トムラウシ山 同、天狗岳 同、ニペソツ山 同、岩場の高山植物 同、岩場の高山植物、イワウメが多いかな 同、ウコンウツギ もう少しで、山頂だ 花々に囲まれた、切り立った山頂から眺める360度の展望に感動し、しばし金縛り状態、深田久弥の日本100名山から外れた名山、後述に後悔の弁があるとか、ないとか。ああ、来てよかった、見入る大雪山系の山、富良野岳から黒岳まで縦走した日々が懐かしい。キュウリを丸かじりしながら、首はまわる、十勝連峰、トムラウシ山、大雪山、そして明日予定の石狩岳・・・・・、そして遠く霞む日高の山々、途中で抜いてきた札幌のご夫婦、Pのテントの御人も到着、賑わってきた、9:15山頂を後にする。 到着、ニペソツ山山頂 ニペソツ山山頂から十勝連峰〜大雪山 画像クリック拡大 石狩岳周辺 大雪山 トムラウシ山 十勝連峰 ウペペサンケ山 糠平湖周辺 左がピリベツ岳、右がクマネシリ岳 天狗岳 ニペソツ山山頂から東〜西方向の山並 画像クリック拡大 ニペソツ山山頂から十勝連峰〜石狩岳 画像クリック拡大 ニペソツ山山頂の花々 ミヤマアズマギク ミヤマアズマギク ミヤマアズマギク ミヤマオダマキ ミヤマオダマキ エゾルリソウ 9:44登山口まであと6kmの道標、10:34あと4.5km、11:11-11:23樹林帯を抜け道標、11:39あと3km、11:48岩場、12:09あと1.5km、12:44登山口に戻る。 山頂を後に、 天狗岳方向に 鞍部から石狩岳 ニペソツ山を振り返る 鞍部からトムラウシ山、大雪山 登山口まであと6km 山頂を振り返る 登り返して、天狗平へ 鞍部のお花畑とトムラウシ山 チングルマ チングルマ チングルマ キバナシャクナゲ エゾコザクラ ミヤマヤチヤナギ、このヤマギは珍しいようですよ エゾノハクサンイチゲ&チングルマ エゾノハクサンイチゲ エゾノハクサンイチゲ&チングルマ 出てこい、出てこいナキウサギ、声はすれども姿は見えず 前天狗直下へ、あと4.5km ニペソツ山を振り返る 前天狗直下の展望 画像クリック拡大 天狗のコルへ下る ホソバイワベンケイ&エゾミヤマキンバイ ホソバイワベンケイ ホソバイワベンケイ エゾミヤマキンバイ メアカンキンバイ イワウメ イワヒゲ シマリス、動くのが早くてコンデジが追いつけず シマリス、ナキウサギかな、と思ったのですが・・・ シマリス、なかなか愛嬌があるね シマリス、いつまでも付き合ってられないよ、これが最後だ 北東方向に回り込んでトムラウシ山&大雪山 画像クリック拡大 道標のある岩場で小休止 下山方向 オッパイ山 阿寒の山遠望 また撮っちゃったかな、エゾイソツツジ 下って、エゾコザクラ あと登山口まで3km ニペソツ山方向を振り返る ウペペサンケ山&ニペソツ山 画像クリック拡大 緩やかに進んで岩場を通過 草払い中の道を 緩やかに下ると、 登山口まであと1.5km いました、いました作業中のみなさん、ご苦労様です ほどなく、丸太橋を渡って 登山口到着 総所要時間は、8時間17分、11年ぶりのニペソツ山だった。前回より花が少なかったがこれからのようだ、仕方ないこと、エゾツツジを見たかったが。地元のご苦労も多いことでしょうが、山はきれいに保たれ、素晴らしかった。遠望した山々の山名は後日追加する予定です。 |
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