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鷹ノ巣山・雲取山
山行日
    2017年1月4日   晴れ   2名 

コース  地図はこちら(Tさん提供GPXデータ)
    奧集落・登山口→浅間尾根→鷹ノ巣山避難小屋→鷹ノ巣山→鷹ノ巣山避難小屋日蔭名栗山→高丸山→
    千本ツツジ→
七ッ石山→ブナ坂→奥多摩小屋→小雲取山→雲取山・避難小屋→ヨモギノ頭→奥多摩小屋→
    ブナ坂→
七ッ石山→縦走路巻道→鷹ノ巣山避難小屋→浅間尾根→奧集落・登山口

 相互リンクしている奥武蔵のTさんの書き込みから鷹ノ巣山〜雲取山を目指すこととなった。雲取山は今年の西暦年数と標高が一致、正月は大勢の方が目指すようだ。それに距離が伸びるが、鷹ノ巣山を加えた計画である。全てお任せ、奥多摩湖畔で待合せ、奥集落の先の登山口からピストンする。

◆◆ Tさん提供の行程と結果は次のようです ◆◆
奧集落・登山口(4:35)⇒浅間尾根⇒鷹ノ巣山避難小屋(6:07-14)⇒鷹ノ巣山(6:38-7:07)⇒鷹ノ巣山避難小屋(7:23-24)⇒日蔭名栗山(7:54)⇒高丸山(8:23)⇒千本ツツジ(8:53)⇒七ッ石山(9:22-33⇒ブナ坂(9:41)⇒奥多摩小屋(10:14)⇒小雲取山(10:44)⇒雲取山・避難小屋(11:04-48)⇒ヨモギノ頭(12:13)⇒奥多摩小屋(12:18)⇒ブナ坂(12:39)⇒七ッ石山(12:52)⇒縦走路巻道⇒鷹ノ巣山避難小屋(14:04-08)⇒浅間尾根⇒奧集落・登山口(15:07

 真っ暗闇の登山道、ヘッドランプで踏み跡を拾いながら高度を上げて行く、私は2015年に歩いているが、真っ暗だったし、あまり記憶してない、Tさんの後につく。浅間神社までは山腹を巻き、ここからは尾根を直進したかと思うとジグザグしてみたり、いつの間にか人工林から落葉樹に変わっていた。急坂も所々にあるが、緩やかな上りもある、しかし、登る一方で、少し明るさを感じた頃、水場を通り、間もなく避難小屋へ到着した。
  
                      奥集落のちょっと先に奧集落・登山口

  
 登山口から浅間尾根をトラバースして、浅間神社に出る       道標に鷹ノ巣山まで3.8km、ほとんど上り

  
  闇夜の浅間尾根歩きも水場まで来るとほっとする       東の空が赤く染まり

  
   鷹ノ巣避難小屋到着、宿泊者1名、外にテント2張         ここは石尾根縦走路

 ここからは石尾根、Tさんとは日帰りで、2014年に奥多摩駅から雲取山まで歩き、鴨沢へ下っている。その後、2015年に単独で本日のコースを往復(帰路は別ルート)している。まず鷹ノ巣山に向かう、Tさんが「見て、見て」、ヘッドランプに反応して光る鹿の群れ発見、逃げる様子はない。明るさを増す中、富士山、雲取山を眺め寒い山頂に着く。しばらく待って日の出を迎える、赤く染まる山並に感動し、刻々変化していく天然色を目に焼き付ける。
  
  徐々に明るさを増す中、富士山は機嫌良さそう        日の出前、急激に気温が下がったかな、サムーイ

  
      振り向けば雲取山(左)                   あと一息で鷹ノ巣山

  
                        鷹ノ巣山到着、日の出を待つ


    日の出、正面左が大岳山、右が御前山


  手前に六ツ石山、右が大岳山


   美しい日の出でした


   私は富士山を撮ってます、以下私の写っている写真は奥武蔵のTさん提供です。


   富士山を撮る私、


    幾重に連なる山並の最奥に、富士山


        赤みを帯びた霊峰富士

     
       鷹ノ巣山も赤く、正面の陽ざしを受けた尾根が歩いてきた浅間尾根
    
    ちょっとモヤっぽい感じのする2017/1/4の富士山


   ちょっと右に目を移すと、南アルプス遠望

  
   その右に次のピーク日陰名栗山                  そろそろ山頂を後に鷹ノ巣避難小屋へ

 下って避難小屋の脇を通ると、2張のテントの2名、「どこから・・・」、力のこもった声だった。登り返しては下る4つのピーク、日陰名栗山、高丸山、千本ツツジ、そして七ツ石山、1700m級が連立する。富士山、南アルプスを遠望し、大菩薩連嶺、最終ピーク雲取山を目指す山行、天気も穏やか汗ばむ陽気、雪は全くないようだ。

    大きなブナの右に雲取山、中奥は和名倉山、右は芋ノ木ドッケ


   縦走路の主ピークを一望する

  
                 左手に富士山を眺めながら鷹ノ巣避難小屋を通過する


     富士山と辿ってきた浅間尾根


      富士山の右手に雁腹摺山


    その右手に大菩薩嶺(中央)

  
                         登り返す、結構の急坂です


    日陰名栗山への登り返し


      一段上がって緩やかに、鹿の食事時、何を食べているのかな、枯草?


    日陰名栗山東斜面にて


     富士山がダンダン白っぽくなっていく感じ、富士山の手前に雁腹摺山〜大菩薩嶺


       日陰名栗山山頂付近にて


   





  
               また、ちょっと踏ん張って、日陰名栗山1725m


 日陰名栗山付近の眺望  画像クリック拡大   富士山〜雲取山


    雲取山


    秩父の山並


    南アルプス遠望


   富士山、手前は雁腹摺山〜大菩薩嶺

  
   カラマツ林の奥に高丸山                      左前方に千本ツツジ


  少し下って 画像クリック拡大   富士山〜南アルプス


    荒川三山、塩見岳、白根三山

  
                           キツイ坂道、登り返して

  
                                  高丸山山頂到着


      高丸山山頂にて


  高丸山山頂付近から  奥に南アルプス、手前左に千本ツツジ、右が七ツ石山


   富士山と雁腹摺山〜大菩薩嶺


    富士山と雁腹摺山

  
                            下って鞍部で巻き道分岐

  
                               登り返して

  
    高丸山、日陰名栗山を振り返る                その奥右にに大岳山、御前山

  
  この辺が千本ツツジのピーク、右に曲がり緩やかに進む     左手に七ツ石山


    千本ツツジにて


    富士山と雁腹摺山〜大菩薩嶺


   富士山、大分薄くなっちゃって、雲取山までもってくれョ

  
    七ツ石小屋、鴨沢方面分岐                    少々登り返して壊れた祠

  
   直下の七ツ以上ある大きな岩                    七ツ石山山頂着


    七ツ石山にて

 鷹ノ巣山と3つのピークを越え、七ツ石山到着、モヤのかかったような富士山、何とかもっている。最終ピークもここまで来たら2時間とかかるまい。雲取山を眺めながらの休憩、Tさんは快調、シャッター押す手の動き、早いこと。

   七ツ石山から雲取山


 七ツ石山西側のの眺望  画像クリック拡大   右に雲取山


    同、南アルプス


    同、富士山

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 七ツ石山を下って鴨沢からのルートを合せ、奥多摩小屋へと進む、緩い起伏の道で景色は良いし、四季を通じて楽しめるコースだろう。奥多摩小屋を過ぎると、P1813の巻き道に入る、50mほど標高差が軽減される。すぐに石尾根と合流し、150mほどの急坂を上がり、小雲取山に出る。山頂は道標の後ろ、小高い茂みのダケカンバに小さい山名板が付いていた。

   ブナ坂にて

  
     ちょっと下ってブナ坂、鴨沢からのコースと合流       行き交う人増える


 防火帯を兼ねた周辺の登山道  画像クリック拡大  さすが東京都

  
    小ピークを越えて                         奥多摩小屋

  
  その先でP1813を巻く                        分岐点から甲武信ケ岳方面

  
 合流して小雲取山へ                        振り返ると、霞んだ富士山

  
  道標の後ろの小高い中に                       小雲取山の山名板

 若干角度が変わって、避難小屋が視界に入り、奥秩父の山並と大菩薩連嶺の後ろに南アルプスが見えるのだが、雲に邪魔された。富士山は辛うじて薄っすらと見える。石灰岩の脇を抜け、間もなく雲取山に到着する。

 小雲取山から秩父方面〜雲取山の展望   画像クリック拡大  

  
   雲取山避難小屋はもう少し                       富士山と大菩薩連嶺


      富士山〜雲取山展望  画像クリック拡大  

  
   露岩は石灰岩が多い                         避難小屋近し

  
     避難小屋                             休憩する登山者

  
  避難小屋の横を進むと                    雲取山山頂到着


   雲取山山頂にて、Tさんと私

 雲取山の標高は、正確には2017.1mであるが、どこからともなく、「西暦と一致する年」で伝わり、東京都、山梨県、埼玉県の山岳連盟が、『雲取山西暦二千十七年記念』なるポール立てた、そんな情報がネットで流れ、人を呼んでいる。面白い話じゃないですか。Tさんは、付け加えて、パワースポット云々の話まで。三元日も」過ぎて減ったのかな、ここまでに会った人は20-30人だろう。

    雲取山山頂から富士山


   手前に雁腹摺山と黒岳


 避難小屋から東方向の展望  画像クリック拡大  


  同、小雲取山方向

  
    岩上に点々と10人ほど                      気温は6℃

 眺望は薄い雲が多く富士山がやっと、風がなく気温は6-7℃で動いていると暑い。次々に脱いだ衣類等で、小さめのザックはパンパン、雨具、アイゼン、救急用品等々は出場所がない、11:48山頂を後にする。下りは早いものだ、七ツ石山を過ぎて、七ツ石小屋分岐点を過ぎると、鷹ノ巣避難小屋までほとんど水平の巻き道に入る、1時間ほどで避難小屋についてしまった。
  


  
                  下って先ほどの巻き道分岐点、奥多摩小屋                     


    奥多摩小屋から富士山

  
   下ってブナ坂                           少々登って七ツ石山

  
              下って巻き道、千本ツツジ、高丸山、日陰名栗山を巻く

  
     峰谷方面分岐、前回ここから下る                高丸山

  
          日陰名栗山を巻いて                鷹ノ巣避難小屋着

 ここからは往路を戻る、真っ暗闇の歩行と違って、下りのせいかエンジンブレーキで下るようなもの、人工林の中、ジグザグルートで「どっちだっけ?」、となりましたが、道は一本、ほどなく登山口について無事終了したってわけ。
  
   ここから登山口まで往路を下る                  水場を通過

  
                       落葉樹の森を延々と下る


   冬枯れの森

  
      ベンチを過ぎると                         人工林の森へ、ジグザグ下ると

  
                               浅間神社

  
                      下の鳥居から尾根の東側へ巻く

  
    登山口に到着、下に奥集落                    駐車点到着

 総所要時間は、10時間32分、予報に反して風がなく、暖かい一日だった。距離が長く標高差も2000m弱と日帰りにしてはキツイ方、Tさんは歩きっぷりからして余裕、私はヤットコ歩けたって感じ。薄い雲で富士展望はイマイチだったが、まあまあかな。冬の雲取山を何度か歩いているが、雪の全然ないのにはビックリ、まあ、お疲れ様でした!



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