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鷹ノ巣山・雲取山
山行日
    2015年12月15日  曇りのち晴れ   単独

コース
    奥多摩町“奥”集落先の鷹ノ巣山登山口→(浅間尾根)→鷹ノ巣山避難小屋→鷹ノ巣山→日陰名栗山
    →高丸山→千本ツツジ→七ツ石山→雲取山→小雲取山→七ツ石山→七ツ石小屋分岐
    →(赤指尾根→)“下り”集落出合→“奥”集落先の鷹ノ巣山登山口

 16日、時々出てくる府中の友と東京の山を歩くことになった。どうせ行くなら、相互リンクしているサクラスミレさんが最近歩いた石尾根が面白そうだ、これを歩こう、となった。4:52、好天を期待したが、夜霧で視界が10m弱、これでは危険、30分ほど待っていると、奥集落の街灯が微かに見えてきた、ヨシ、スタートだ、4:52。霧はきわめて不安定、どうにかこうにか、濡れ落ち葉を踏みながら浅間神社に着いた、5:04。ここから杉林、時々出てくる目印を拾いながら急坂を無我夢中で上がって行く、落葉樹に変わり、霧もあがり、朝焼けの時間を迎えた。周辺の樹々がうっすら、6:26水場を通過するとヘッドランプを消灯、刻々と明けていく山並に、富士山があった、6:31鷹ノ巣避難小屋着。。
  
   前日の確認:奥集落を駐車点から見降ろす              その約20m先が登山口

  
   駐車点を出発、霧の中                            ここから斜め上へ

  
   トラバース気味に進めば浅間神社の鳥居が夜霧の中に     鷹ノ巣山3.8kmの道標あり

  
   祠が複数あり、                        奥に神殿がぼーっと見える

  
   杉森の中を30分ほど落葉を踏みしめ、目印を探しながら進むと落葉樹の尾根に出る

  
  そろそろ夜が明けて、前方に山影が、             水場のようだ

  
                          富士山も枝間に顔を出した

  
                          鷹ノ巣避難小屋到着

 東の空は雲が多く、陽の出る気配はない、急斜面を一気に上がり、一年ぶりに鷹ノ巣山へ、6:51-7:00。遠望する山々に雲多く、富士山の眺望もイマイチ、そのうち陽が差してくるだろう。下って、7:13避難小屋横通過、登り返して、7:43日陰名栗山、富士山周辺の雲の形が刻々変化する、クッキリした富士山も良いが、今日は雲が面白そうだ。西方向に下って、7:57鞍部、上って8:08高丸山、8:35千本ツツジ、ここで今日初めてのハイカーに会う。分岐、合流を繰り返し、9:08七ツ石山、山頂に4,5人、石鴨、奥多摩、どちらに向かうのかな。
  
  尾根を東方向に、標高差180mほど上がると進み鷹ノ巣山山頂へ、   曇っているが富士の姿はいいものだ


 鷹ノ巣山山頂の眺望   画像クリック拡大




     富士山を眺めながら下る


  重い雲の下に南アルプスを遠望する

  
                       広葉樹に挟まれた広い冬枯れの石尾根

  
                           避難小屋の横を通過

  
       避難小屋の先から150mほど登り返す           鷹ノ巣山を振り返る


   雲が多いなあ、山頂の帽子が邪魔だ

  
1                  日陰名栗山、山名板がミズナラの木に


 日陰名栗山山頂付近から富士山   画像クリック拡大

  
   100m下って鞍部へ                          巻き道の案内板が地面に


   富士山、山頂部の傘雲が大きくなった


   南アルプス遠望 画像クリック拡大

  
               100mほど登り返して高丸山山頂、山名板は木に立てかめてあった


  富士山と大菩薩連嶺一望


   富士山の右手前が雁腹摺山

  
   少し進むと                            飛竜山、雲取山が視界に入る


   富士山、山頂の雲が横になびいてきた、良くなるのか悪くなるのか

  
  鞍部に巻き道の案内板                        スギゴケがきれいな登り道

  
                        70mほどの上り、千本ツツジ


   本日初めてお会い、奥多摩駅に向うと言っていた


    雲は変わらない


   富士山の山頂部は雲はあるが、陽も差しているようだ

  
    下って七ツ小屋分岐点                  ちょっと進むと、また、七ツ小屋分岐点

  
    緩やかに上り                        祠が右手に

  
   大きな岩壁を右手に                       七ツ石山山頂


 七ツ石山山頂の眺望   画像クリック拡大


  同、富士山

 ここから向きを北方向に変える、下って、9:19ブナ坂、広々した登山道、防火帯を兼ねているようですが、いい感じ。9:41ヘリポート、9:45奥多摩小屋、主かな、忙しそうに動き回っていた。9:52雲取山荘への巻き道を分け、コメツガの樹林帯の中を抜ける、ここもいい感じ。今度はガレ場の急登だ、小さいジグザグが着いているので悩むことはない、10:20富田新道分岐。この辺が小雲取山と思うが、前回表示物がなかった、帰りにまた探してみよう。また方向が左に変わり、雲取山避難小屋が目に入る。
  
  今日は、気温が上昇し、汗ばむハイクだ              緩やかに下ってブナ坂へ

  
                     富士山を眺めながら徐々に高度を上げていく


   雲の形がカメラを向ける度に変化するのが面白い

  
    ヘリポートのようだ、                     この先に奥多摩小屋、布団干しをしてました


  富士山の山頂付近の雲、増えたかな

  
     登り返して山頂部の巻き道分岐、至る雲取山荘        コメツガの樹林帯、絵になりますよ

  
   ちょっとガレた南斜面                       富田新道分岐

  
                         雲取山避難小屋が視界に入る

 緩やかな上り、富士山、大菩薩連嶺、奥秩父の山々を展望しながら進む、行き交う人もポツポツ、10:35雲取山避難小屋、Grが食事中のようだった。東側を巻いて、雲取山山頂に立つ。上空は晴れ、気温は10℃ほどありそう、雪のひとかけら、霜の降りた様子もない。誰もいない、見渡す登山道にも人影はない。眺望は雲の多く、山座同定はなかなか難しい、見慣れた光景なら良いが、雲と山並の区別が??? 測量の歴史を物語る標柱が点々と、さすが東京都の最高峰、街中のイメージから想像もできない奥多摩の最深部、ひとり佇むのは惜しい・・・・・。11:01、山頂部をあとにする。
  
                      緩やかに進んで雲取山山頂部に到着

  
                      ちょっと進むと、雲取山山頂




   雲取山山頂から富士山

  
     東京都の山名表示                      埼玉県の山名表示


  雲取山山頂の眺望@  画像クリック拡大


   雲取山山頂の眺望A   画像クリック拡大

  
     見降ろす下界は雲多く、富士山も脱帽ならず、道中が長いのでこの辺で山頂を後にする

  山頂から緩やかに下って、昨秋、奥武蔵のTさんと石尾根を歩いた時、山名表示の見つからなかった小雲取山に入る。踏み跡は三方からあり、皆さんが同じことを考えるのだろう、小さいながらあった、どなたかご奉仕されたようだ、11:04。雲のかかった富士山を横目で見ながら、スイスイと下降、11:35ヘリポート、11:52ブナ坂、休憩中のGrあり、山頂を前にか、脱ぐでなし、着こんでいた。
  
   往路を戻り                            小雲取山を踏んで

  
                          ゆったりした美林を抜ける

  
    ヘリポートから                              ブナ坂へ

 ここから、少々登り返して、12:04七ツ石山、12:27下って巻き道に入る。千本ツツジ、高丸山、日陰名栗山を巻き、鷹ノ巣避難小屋に出る予定だ。道標には峰谷の表示、少し進むとまた道標あり、12:36。ここで、いつもの癖が出た、地図を開き一応確認する、赤指(あかざす)尾根を下って峰谷バス停に出るルートだ、折角の機会だ行ってみよう。と、展望の全くない単調な杉森を下って、13:26林道に出る、横断して伐採中の林中を抜け再び林道へ飛び出した。ところが、道標では方向が読めない、「林道を歩く」と、書き込みがあったが、方向が分からない。若干道標が右を向いているので右に歩いてみたらゲートと行き止まり、戻って左に歩いてみたが下るような道はその先にはなさそうだ。少し戻って作業小屋で聞いてみた、「ゲート先に道路が・・・」、14:17ゲートに戻り“峰”集落に入る、ロスタイム37分。
  
       登り返して                         七ツ石山


   富士山の雲が増えちゃって、この先写真にならないね

  
                          下って巻き道に入る

  
     ここで気づかず、赤指尾根コースに入った         間違いに気づいたが、ついでにこのコースも?

  
    杉林の中を行けども、行けども、緩やかに下っているが、距離が長い、案内板もほとんどない

  
     落葉樹の尾根に出ると                  私製分岐案内板、横に這うコースへ入ろう

  
    霧が立ち込めてきた                     きれいだけど不気味でもある

  
                       やっと、ここで林道を横断します

  
             間伐作業中です、通過を見てか手を休めてくれました

  
   また林道に出ました、道標の表示があいまいで右往左往、37分のロスタイム

 “峰”集落から駐車点の“奥”集落が見えた、遠いなあ、あそこまで・・・・。14:55道路出合、道路を延々、標高で350m上がったようだ、15:58駐車点に到着、一周を終えた。
  
                              “峰”集落に出て


  谷を介して眺めれば、遥か北東方向に、“奥”集落、車は山影で見えない

  
   下って、下って                峰谷バス停付近で奥集落に通じる道に出る

  
   この道は長かった                      奥集落を抜けダートに林道へ、やっと車が見えたぞ

 総所要時間は、10時間29分(ロスタイム37分を除く)、奥多摩は深いなあ。富士山眺望はイマイチ、最後の赤指尾根は頂けないコースですね。歩くなら、サクラスミラさんの奥集落⇔七ツ石山&鷹ノ巣山がオススメですね。



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