★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-765 子持山 |
山行日 2014年10月19日 晴れ 2名 コース 概略図はこちら 7号橋駐車場→子持山登山口→屏風岩→(岩脈を辿るコース)→獅子岩→柳木ケ峯→子持山→柳木ケ峯→ 大タルミ→浅間山→5号橋・子持神社分岐点→5号橋・8号橋分岐→8号橋→子持山登山口→7号橋駐車場 相互リンクしている奥利根山歩きのtomoさんに誘われて、子持山を歩くことになった。子持山は近場にあって、魅力ある山だ、ルートは一般コースから上級コースまであるが、私は一般コースしか歩いてない。屏風岩、獅子岩は上っているが、下から往復しているだけだ。今回は屏風岩から獅子岩まで難易度の高いコースを、獅子岩からも尾根伝いに、歩いたこと無い大タルミから先も入れて、案内してくれるとか、天気も良さそうだし期待して待つ。予定時刻より早く、6:53、7号橋駐車場を出発、6:56登山口。 7号橋脇の駐車場に停め 7号橋を渡って登山口へ 駐車場から屏風岩を見上げる 子持山登山口 木道を上がって、太鼓橋を渡ると、先ほど駐車場で眺めた屏風岩の真下、7:01。少し沢筋を進み、7:06斜面に取り付き、短いヤセ尾根の鞍部にでる。暑い、ここで、脱げるものはザックにつめ、屏風岩の天辺に立つ、7:20。青空の下、素晴しい光景が飛び込んできた、獅子岩だ、どでかい岩峰(岩脈)、車道から子持山を見たとき、まず飛び込んでくるのが獅子岩だ。子持山≒獅子岩なのだ。 木道をちょっと進み 太鼓橋を渡ると屏風岩の真下に出る 垂直に近い屏風岩を見上げる 沢筋を少し進むと 屏風岩への道標がある、左へ 取り付いて、左上方向に進むと 間もなく尾根に出る ハシゴを上ると狭い岩上に出る、先端に石碑 北側には向かうどでかい岩峰、獅子岩が、・・・ちょっと岩の上に座ってみましょうか(tomoさん提供、含む6枚) 手招きしているような・・・ 独りなら、下の沢に戻って、杉林の中を歩いて獅子岩を目指すのだが、今日はここから尾根伝いに獅子岩まで行く。tomoさんは、私の技量は見通し済みで、全ておまかせで、うまいこといっている。多分、内心は気を使っていることでしょうが。潅木を握り締めながら、岩脈の尾根を進む。地形図では獅子岩を正面に眺めながら歩けそうだが、現実には、大小木々が行く手を塞ぐ、難儀もするがこれがあって、価値あるコースなのかも知れない、でも、幾つかビューポイントがあって、樹海から首を出して眺めているようだった、8:18獅子岩の直下。 ハシゴ降り、上がってきた尾根位置まで戻る 案内板の示す方向に岩脈を辿る モミジを眺め、厳しそうなルートを前に深呼吸 リボン、岩に書かれた矢印を見失わないように辿る この上は、小さいピークだった 赤松の樹海の中にポツンと抜き出た獅子岩が立っている 歩いている岩脈の先は全く見えない tomoさんは、一つ一つ確認しながら先を行く どこかで、ビューポイントを期待するが、小さく上がったり、下がったり 突然岩の壁が目の前に、小枝と岩の狭い空間を抜ける 今度は溝の間を抜ける おっ、見えた、若干右にルートが寄ったようだ 逆光の赤城山、霞んでいる 岩脈の上を歩く、ヤセオネってところ、浮いた岩もあり、踏み外せば大事に やっと眼前に獅子岩が、人声が・・・ 5,6人がロック クライミング中 見ているだけで恐ろしや 8年生の女性もいるとか、スゴイの一言 獅子岩直下で岸壁に取り付く、クライマーを眺め、技量と魅力に溜め息をつく。岩峰の下をトラバースして、8:32正規の一般コースと合流、紅葉を眺めながら、ハシゴ&クサリを掴み、8:51獅子岩の岩上に立つ。。 【獅子岩周辺の紅葉】 岩の根っ子をトラバースして一般コースに合流 雑木の中を上がって行く 獅子岩分岐 獅子岩、あと天辺まで30m? 岩の間のハシゴを上り 最後は短いクサリで 岩上へ、御嶽山神社の碑 サスガ獅子岩、高度感サイコー、面積があるので怖くはないが、槍の先だったら、立てないだろう。晴れているといっても、霞がかかっていて遠望はきかない、残念、お生憎様。クライミング中の先頭の若い女性が到着、下部に上がってくる人声、場所を譲って山頂へ向かう。 獅子岩から武尊山〜赤城山 画像クリック拡大 子持山(左) 南西側に浅間、奥に榛名山 ガサゴソしたかと思ったら、クライミング中の先頭の若い女性が上がってきた、スゲエ、脱帽 天辺は怖い、お次の方が上がってきているようなので、 クサリ、ハシゴで獅子岩を降りる 入れ替わりに4名 ちょっと下り、岩峰の北側へ登り返す モミジ&ツツジかな、まだ、霜がきいてないようだ 再び小道から獅子岩の岩脈延長線上に上がる、ここもはじめてだ。これは素晴しい、欲を言えば、紅のモミジが欲しいなあ。間もなく一般コースと合流し、大タルミからのコースを合わせる、9:44柳木ケ峯。 獅子岩を振り返る 岩上には4,5人見えた 潅木の間を進む 【鮮やかな紅葉が点々と】 大タルミからのコースと合流 柳木ケ峯 この辺の紅葉は比較的良いかな、一部霜がかかり黒ずんでしまったリョウブ等みられたが、カエデ&モミジがきれいだった。岩場を小ロープで上がり、間もなく、子持山山頂到着、10:05-11:07。 獅子岩がちょっと遠のく、獅子の背中ってふたこぶ? この辺の紅葉は霜がきいていた 【子持山山頂直下の紅葉】 岩場の短いロープにつかまった・・・ 子持山山頂 子持山、1296m 奥は小野子山ですね 一人、二人と増え続け、15-20人位に膨らんだかな。先日の御嶽山の話を思い出す、こんな時に、噴火したんだ。そうなると気になる、浅間山の煙だ、断続的ながら、白煙の量がちょっと多いかな。天文台からやって来た夫婦、tomoさんに、間違いた道を聞いていたっけ、無茶苦茶歩いて、本日我々が歩いてきた難度の高い尾根を下ったようだ、遭難しなかったから良いものの、危険なジジババ様だ。 山頂から谷川方面 山頂から谷川方面 浅間山遠望 同時間、10:30のライブカメラから 東側の展望、霞んじゃって・・・ 画像クリック拡大 山頂が賑わってきました 山頂を後に、11:23柳木ケ峯、急坂をジグザグ下って、11:38大タルミへ、獅子岩の見えるポイントを探しながら進む。時々藪を漕いで、入ったり出たり、4,5ケ所で見えただろうか、12:26浅間着。 太陽が移動して紅葉が映えてきた また、獅子岩を・・・ 柳木ケ峯、右に曲って大タルミ目指して急降下 南面のせいか、まだ、全体として青々している ジグザグしながら分岐点まで急降下 獅子岩を西側から 大タルミ 若い紅葉を眺めながら 獅子岩狙う “人面祠”って言うんだって、そう言われて見れば・・・ あれっ、何だこれ! 杭が散乱してる 咲き残りの花が点々と、アザミ トリカブト 西側から獅子岩を撮る 何に見えるかな、羽を広げた鷲、真ん中の岩は人面のようだ また、残り花、 アザミ リンドウ 浅間到着 両肩を広げ覆い被さるようなような獅子岩、何に似てるかな。12:45、5号橋・子持神社分岐、左に曲り急坂を下る。この尾根も岩脈らしい、アチコチに露岩が顔を出している、中が空洞になっているような安山岩? どうしてこんな形になったのだろう、想像もつかない。 南に回りこむように尾根を進む、今度は何に、右側が枝で隠れてしまった 緩やかに祠を過ぎ、黄ばんだ紅葉が連続する 踏み跡も薄くなり、補助的にか? リボンが目立ってきた 5号橋・子持神社分岐、左へ 結構の急坂を下る、トンネル状の岩脈、生い立ちは? 枝間から獅子岩、右肩が重なってしまった 子持神社への分岐点から20分ほど下り、8号橋への分岐点に出る、13:05。tomoさんはこの分岐点を浅間から気にしつつ、下ってきた。道なりに行ったら5号橋に出て、7号橋まで戻れば良いのだが、探すのを諦めないところが、私とちょっと違う、サスガtomoさん、安心したことでしょう。ここから急斜面を下って、小尾根を下り、先端から獅子岩&屏風岩が同時に見える岩の上、本日の見納めとなるか、森の奥深くに抜きん出た二つの岩峰、緑の森という感じだったが、素晴しかった。13:22、8号橋、ちょっと先、13:30、7号橋駐車場着。 一本道の尾根を進むと 8号橋へのショートカットの表示 左斜面のテープを辿ると 枝尾根から獅子岩、右下に屏風岩 本山行、見納めの獅子岩 小尾根を隣に移し降下 間もなく、林道が見えた 8号橋の脇に無事下山 登山口を左手に、7号橋駐車場到着 総所要時間は、6時間37分、時間を気にせず、ゆっくり歩けた楽しいコースだった。単独では入れないコースを案内してもらって、危険は感じなかったし、大満足しています。ロッククライミングはオヨビデナイです。紅葉は時の運でしょう、また来年があります。 |
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