気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”


sub3-766
大源太山・七ツ小屋山
山行日
    2014年10月24日   晴れ   2名  

コース 概略図はこちら
    旭原駐車場→渡渉1→謙信ゆかりの道分岐点→渡渉2→大源太山→七ツ小屋山→分岐点1544m→シシゴヤノ頭
    →合流点→旭原駐車場


 府中在住の友、恒例の山歩き、今回は大源太山と白砂山を提案したが、両方歩こう、となって時を待つが、両者の都合、天気を考えていたら、紅葉の時期を逸してしまった。そして、今日、天気は良さそうだ、紅葉が見られれば、この上ない。林道を走ると、沿線の紅葉が、素晴しい。ちょっと30分ほど早めに着いて、6:23旭原の駐車場を出発する。杉林を抜けると、紅葉が見頃、残念ながら陽が差していないので鮮やかさはない。6:37、一つ目の渡渉点、以前はパイプの橋がかかっていたが、今はない。トラロープを伝って石をまたぎ、左岸に渡る。今回は水嵩が少なく、石が露出している。滑らないように、濡れた石の表面に注意して渡った。6:40謙信ゆかりの道を右に分け、6:562つ目の渡渉、岩が乾いていて、問題なかった。いよいよ、ここから急斜面を上っていく。
  
 旭原駐車場脇の大源太山登山口                    杉林を抜け広葉樹の間を少々進む

  
                     枝間から眺める周辺の山並は紅葉真っ盛り

  
                最初の渡渉、石の表面は出ていた、ポンポンポン

  
 左岸をちょっと進むと、帰路下る“謙信ゆかりの道”を分ける   徐々に色濃くなっていく

  
                徐々に急坂になって、アルミのハシゴを上がって、少々進む

  
                      ブナの混生する斜面、重量感のある紅葉

  
                  2つ目の渡渉、ここの石は乾いていて、全く問題なかった

 距離にしたら駐車場から山頂まで約3.5kmと書いてあった、残りは2.5kmほどだろう。まず第一段階、U字の道をつめ、尾根筋に、紅葉を眺めながら、1歩1歩足を移せば、冬枯れの道に、展望が開け岩場に到達する。私があと30分ほどかな、と言えば、1時間かかると友は言う。
  
           もう、汗びっしょり、脱いでザックに、ここから急登の連続、各所にトラロープあり

【紅葉を眺めながら・・・】










  
                           ミズナラ、ブナが多い


   真っ赤なモミジの間から大源太山の山頂部が目に入る

      
       友は、諦めていた紅葉に出逢えて大満足、運ぶ山靴も軽そうだ

      


    後続の夫婦、力量は半端じゃないよ




  「お先にどうぞ!」、あっという間に茂みの中へ




  高度とともに、紅葉も晩期に


   茶系が色濃く、先端の枯れ枝が目立つ


      枯れ枝が白っぽく、


   この辺までくると、高木は葉を落としてしまった


   冬枯れの森、ダケカンバ&ブナ


   巻機山が頭を出す


 帰路下る、シシゴヤノ頭付近、日差しを浴びて、紅葉が輝く


    雲が切れ、谷川岳主稜線が点々と姿を現す


  シシゴヤノ頭付近、谷の紅葉に目を奪われる


  谷川岳〜平標山、苗場山 画像クリック拡大


   雲が徐々に払われて、谷川岳〜平標山、苗場山  画像クリック拡大


  巻機山も青空にくっきりと


   大源太山の南に位置する七ツ小屋山、もう少しで雲が払われるぞ


   谷川岳も雲間から山体を覗かせる


   万太郎山、鋭さに惹かれる


   万太郎山、谷川連峰の最高峰、仙ノ倉山に惹かれる


  眼下に湯沢の街、手前右は大源太湖

  
                               友、感動の1歩

 結局のところ45分ほどで山頂を踏む、休憩9:05-9:26。山頂に居合わせた5,6人、どの方もいい足をしている、70爺とは、・・・・?。時間でなく、中味の濃い山行をしよう、これが合言葉。雲を心配したが、ほとんど払われ360度の絶景が広がる。日本海が見えたら最高だけど、たなびく雲は海上かな。岩場を南方向に下り、登り返して谷川連峰馬蹄形縦走路にでる。友は思い出し、懐かしそうにルート&道標に見入っていた。緩やかに進んで、七ツ小屋山着、10:49-11:09。
  
   大源太山山頂                            上がってきた尾根を振り返る


 大源太山山頂の眺望  画像クリック拡大


  大源太山山頂の眺望  画像クリック拡大


  大源太山山頂の眺望  画像クリック拡大


 山頂の眺望、七ツ小屋山


 山頂の眺望、一ノ倉岳〜平標山


   山頂の眺望、仙ノ倉山〜苗場山


    山頂の眺望、巻機山周辺


   山頂の眺望、柄沢山


 山頂の眺望、平ケ岳


    山頂の眺望、至仏山


  山頂の眺望、朝日連峰


    山頂の眺望、東方向の谷

  
  南方向に下山開始                            岩岩の尾根、些か緊張してしまいます

  
                             こんな斜度を降りていきます

  
  1本目、クサリ場                            西側はこんな斜度

  
  2本目、クサリ場                          下りは足元が見えず往生、ブッシュを掴んで

  
   岩場を下って安全圏                       前方に、七ツ小屋山


  大源太山を振り返る、徐々に様相を変えていく


   小ピークが重なって、急峻な大源太山に


  鞍部から一望 画像クリック拡大

    
     急峻な大源太山

  
                               先方、七ツ小屋山


   登り返して大源太山を一望 画像クリック拡大


   左の尾根を上るハイカー、米粒のようだ


   少し残ったツツジの紅葉、背景は巻機山


  谷川連峰馬蹄形縦走路付近から大源太山  画像クリック拡大


   谷川連峰馬蹄形縦走路付近から大源太山   画像クリック拡大

  
    朝日連峰と縦走路                    友は、馬蹄形縦走を思い出したよう


  左が縦走路、清水峠へ 画像クリック拡大

 ここに居合わせた7,8人、地図を広げて山座同定に談義していた。特徴的な山容は簡単に見分けがつくが、間にチョコっと見える山を断定するのはやっかいだ。ここ間違えても、旅の恥、ゴメンネ。緩やかにアップダウンし、遠のく七ツ小屋山のずっしりした山容に驚きつつ、謙信ゆかりの道に入る、11:46。
  
                      緩やかな笹道を辿れば、間もなく七ツ小屋山


 七ツ小屋山から谷川連峰主稜線  画像クリック拡大


   七ツ小屋山から大源太山


   七ツ小屋山から朝日岳方面

  
  緩やかな笹道を蓬峠方向に進む                七ツ小屋山のずっしりした山容が徐々に現れる

  
    枯れた湿原を横切る                     向かうシシゴヤノ頭方向


 シシゴヤノ頭分岐付近から大源太山〜武能岳  画像クリック拡大

  
             蓬峠の少し手前mシシゴヤノ頭分岐、ここで馬蹄形縦走路と分れる

 濡れた笹を避けながら、急坂を下る、根っ子、刈取った笹に気を使う。歳のせいか、柔軟性に欠けるからだ、お互いこんな話をしながら、アップダウンを繰り返し、シシゴヤノ頭へ、12:35-12:53。大源太山もここまでくると、周辺の山が大きく、高く、存在感がイマイチとなる。ここからジグザグした急斜面を下るが、友は着予定を15:00とした、当るかなあ。
  
  朝露の乾かぬ笹を漕いで進む、濡れた根っ子、笹に要注意      尾根筋は歩き易い

  
  小さいピークを三つ、四つ                    シシゴヤノ頭到着


  シシゴヤノ頭からの眺望、大源太山、七ツ小屋山、奥に巻機山〜笠ケ岳  画像クリック拡大

  
  ここからジグザグした道を急降下、障害物に要注意     枝間からコマノカミノ頭、高度が下がり、紅葉を楽しむ

【紅葉っを楽しみながら、足元に注意して下る】

















  
 登山道沿いは陽が差し、素晴しい紅葉       コマノカミノ頭の東面の岩場、紅葉は素晴しいが陽が当たらない














  
                   結構長い下り坂、紅葉に歓迎され疲れ知らず
















  
                            緑が増えて、緩やかになると

  
    沢の音が聞こえ                          謙信ゆかりの道、出口

  
   渡渉、帰りはラクチン                       飛び石

  
       杉林を抜ければ 、旭原駐車場到着、川越の2台、まだ帰ってないや、ゆっくり休憩かな

 滑る1歩手前で、ブレーキをきかせ、どうにか何事も無く、14:34謙信ゆかりの道の出口へ、14:36渡渉、14:51旭原の駐車場着、シシゴヤノ頭から、予測の2分前だった、コイツはマイッタ、マイッタね。総所要時間は、8時間28分、残った紅葉を楽しみながらの、ゆっくり辿った大源太山行だった。友の喜びが私の土産、湯沢駅で別れ、家路に。


気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”