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大菩薩嶺〜黒岳
山行日
    2016年11月29日   晴れ   2名  

コース
    上日川峠(ロッヂ長兵衛)→唐松尾根分岐(福ちゃん荘)→雷岩(主稜線出合)→大菩薩嶺→雷岩→賽ノ河原(避難小屋)→親不知ノ頭→大菩薩峠(介山荘)→石丸峠→狼平→小金沢山→牛奥ノ雁ケ腹摺山→黒岳→湯ノ沢峠→県営林道ゲート付近

 毎年歩いている、富士見山行、相互リンクしている奥武蔵のTさんと、大菩薩連嶺(大菩薩嶺〜黒岳)を歩いた。二人の都合と天気が決め手だ、風の心配があったが、林道歩きは予想外だった。前日規制を確認したら、県道はOK、県営林道はストップだった、仕方ない林道歩きが予定より30分長くなるだけ、予定通り決行とした。Tさんの車を、遮断機手前にデポし、上日川峠へ、-1℃、時間調整をして4:51スタートする。上空は曇ってしまったようだ、風もある、真っ暗闇の登山道、ヘッドランプが頼りだ、5:16福ちゃん荘、徐々に勾配を増し汗ばんでくる、6:09雷岩で稜線に出る。寒い、曇っている、写真だろうか、2名準備をしていた、そのまま進んで、6:17大菩薩嶺、若干時間調整をして6:28雷岩に戻る、富士山が見える、南アルプスも。
  
 上日川峠出発、山間を福ちゃん荘まで林道と並行して進む    福ちゃん荘から唐松尾根を上がって行く

  
   前を行く奥武蔵のTさん                     左下に甲州市の灯

  
  稜線手前で暗雲立ち込める                  富士山が不気味な雲のサンドイッチ、つぶされそう

  
   稜線、縦走路に出る、雷岩道標、サムーイ!               雷岩、撮影待ち2名、

  
   でも、東の空は赤く、                    緩やかに進んで、大菩薩連嶺最高峰、大菩薩嶺着

  
   大分明るくなった、雷岩まで戻る                おやっ、すっかり晴れあがって、霊峰富士はご機嫌

 早速、カメラ出して、・・・・・・・、ゆっくり進みながら刻々と変化する情景にカメラから手が離せない。陽が昇り、冷たさを堪えながらの山下り、寒さに弱い私、でも良い景色にも弱い、気が揺らぎそこそこで出してしまう、笑ってください、7:06避難小屋、ここから若干登り返して、親不知ノ頭を越え、7:25大菩薩峠着、朝焼けは薄れ、すっかり昼光になっていた。。

 西方向には南アルプスがながーく  画像クリック拡大  聖岳〜甲斐駒ケ岳


   太陽が昇ったようです、山頂部が薄っすらピンクに


    同時に、南アルプス白根三山(農鳥岳、間ノ岳、北岳)も赤く


   徐々に色濃く、富士山頂を染める


    南アルプス、白い山肌を赤く


    南アルプス、農鳥岳、間ノ岳、北岳


  富士山〜南アルプス甲斐駒ケ岳 画像クリック拡大   


   大菩薩の斜面も一拍遅れて真っ赤に


  向かう黒岳方面と富士山 画像クリック拡大   


  向かう黒岳方面と富士山


   仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳


  農鳥岳、間ノ岳、北岳


   聖岳、赤石岳、悪沢岳(荒川岳)


   大分白っぽくなってきました、妙見ノ頭で一望して前進する

  
   下って、賽ノ河原、大菩薩峠避難小屋             大菩薩嶺を振り返る


 北西〜北方向の展望  画像クリック拡大   


 軽く登り返して親不知ノ頭、  すっかり昼光に変わった富士山、


  南アルプスと甲府盆地

    
             ちょっと下って、大菩薩峠(介山荘)、     後ろ奥に大菩薩嶺

  
    北東方向に、雲取山〜鷹ノ巣山               多摩川の右岸、御前山、大岳山、三頭山、大沢山

 誰もいない大菩薩峠、時々抜ける風にガラスが泣いていた、熊沢山を南西に巻き、東斜面を下る。山頂部の雲が上がってきているような感じ、同行のTさんは気にしている。見渡す山並の雲も増えているようだ、気のせいではない、7:57石丸峠、8:22狼平、ついに南アルプス上部に雲がかかった。狼平から登り返して、このコースにしては難所にかかる、若干凍っているので要注意、慎重に歩くこと30-40分、9:07小金沢山着。雲のかかった南アルプスはクッキリ、富士山の雲も下がったようだ、小休止。

  大菩薩峠から熊沢山の東側斜面へ回り込んで、富士山


 同、南下する縦走路  画像クリック拡大   

  
  東京都の防火帯に沿って下り、                 石丸峠へ、出発点の上日川峠へのルートあり


  登り返して小ピーク1957mから   画像クリック拡大   左が小金沢山方面、右が辿ってきた大保佐嶺方面

    
                           小ピークを下って、狼平、小金沢山方面へ

  
                           下って、広々とした笹の原、狼平

  
    狼平から八ヶ岳、秩父連峰西側                 八ヶ岳アップ、右が赤岳


   狼平から南アルプス〜秩父連峰国師ケ岳  画像クリック拡大   


  狼平から南方向 画像クリック拡大   

  
     狼平の東西を撮って、                     小金沢の上りにかかる

  
                   登り返して、しばらく要注意、所々で凍結した斜面を行く、

   
                       樹林帯を抜けると小金沢山山頂


  小金沢山山頂から富士山と主稜線 画像クリック拡大   


   山頂は絶景ポイントです


   御坂山塊を挟んで南北、素晴らしい光景


   南アルプスがクッキリしてきました、聖岳、赤石岳、悪沢岳(荒川岳)


    同、農鳥岳、間ノ岳、北岳


   同、八ヶ岳


    北東方向に、バカ尾根(雲取山〜鷹ノ巣山)    


    山頂周辺の富士山5枚
   









 同、南アルプス3枚

   画像クリック拡大   



 ここから観る富士山はいいなあ、昼寝でもしたら最高だよ、9:25小金沢の山頂を後に、ほとんど真南に30分ほど、10:00牛奥ノ雁ケ腹摺山、ここの富士山もいいねえ、雁ケ腹摺山が3つあるが、甲乙つけ難いかなあ、個人的な好みとなる、小休止して黒岳に向かう。
  
                      下って小樹林帯を抜けると

  
                    少し登り返して、牛奥ノ雁ケ腹摺山山頂   山頂は一面の霜柱


   山頂の富士山


     山頂到着一番、撮ってる姿を撮られてました


   山頂の富士山


   南アルプス4枚

   仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳


    白根三山、農鳥岳、間ノ岳、北岳


    北岳


   間ノ岳


    農鳥岳


    悪沢岳と農鳥岳の間に塩見岳


     聖岳、赤石岳、悪沢岳(荒川岳)


 山頂の展望、南アルプス、八ヶ岳、秩父連峰  画像クリック拡大   


  同、南アルプス 画像クリック拡大   

 小さなアップダウンがあって、10:49川胡桃沢ノ頭、ちょっと大きめな上りが続き、樹林帯の中に、11:14大峠分岐点、11:17黒岳着。ここは森の中、眺望は全くない、通過。
  
                    緩やかに下って、 樹々の間を抜けると


          富士もクッキリ、上がっていた雲が下がっている


    アップでもう一枚


  ここの展望も素晴らしい 画像クリック拡大   富士山〜南アルプス


  同、南アルプス 画像クリック拡大   

  
                              また樹林帯へ、登り返して


   小枝の間に富士山を見る感じ


    冬枯れの小枝は綺麗だ、塞いでしまわないから

  
                   登り返すと、川胡桃沢ノ頭、1940m


     ここの富士山を撮って、

  
                目印を見落とさないように、樹林帯を上がって行くと

  
                        大峠分岐点(雁ケ腹摺山)に出る


         分岐点ちょっと先に、一等三角点のある黒岳山頂、眺望はない

 南に下ると広葉樹の森に変わる、ここは山梨県の森林100選のようだ、新緑と紅葉かな、適度に間隔が保たれていてスッキリした感じのする森だ、ちょっと上って、11:34白谷ノ丸着。ここの展望は素晴らしい、湯ノ沢峠が低く、ワイドな光景を楽しめるポイントだ。東のビューポイント、ここも素晴らしい、東南に雲がなかったら、伊豆の方まで見えそうだ。12:02林間の急坂を下る、この付近はトラロープがあちこちに張られ、直登する旧道(花崗岩の風化)を付け替えたようだ、12:18湯ノ沢峠着。
  
                   ここから南へ、広葉樹林を下って、軽く登り返すと

  
           白谷ノ丸                     南が湯ノ沢峠で低く、


     白谷ノ丸山頂で、南アルプスを見入る私


   富士山展望良好


   遮っていた雲がほとんどとれ、クッキリ、雪面が陽を浴びて輝く


  白谷ノ丸の展望 画像クリック拡大   


 白谷ノ丸の展望  画像クリック拡大   


 白谷ノ丸の展望 画像クリック拡大   

  
    富士山を右手に、                    草原を下って東のビューポイントへ


 大菩薩連嶺、御坂山塊の奥に裾野を伸ばし、均整の取れた美しい富士、雲と風になびく枯野の草が動きを感じさせる


   目と鼻の先のビューポイントが遠い

  
                            鞍部から白谷ノ丸

  
                       白谷ノ丸からビューポイントを往復する


       ビューポイントは大きな黒っぽいた花崗岩が点々と、


     絶景に見入る奥武蔵のTさん、無言・・・・・、静寂な時間が過ぎていく、頬を渡る冷気にそろそろ・・・・







    ビューポイント北東方向に、バカ尾根


   戻って北西方向に秩父連峰、金峰山〜国師ケ岳


   この一枚を見納めに、

  
                         南方向に、ジグザグ、急坂を下る

  
                        鞍部、湯ノ沢峠と奥の避難小屋

 ここまで通じている県営林道には車が1台、ということは今日遮断機を開けたようだ。林道避難小屋で昼食をとって、避難小屋を後に、12:41焼山沢沿いを下る。13:12県営林道へ、重い足をズタズタ、13:44デポした駐車点着。
  
                     焼山沢に沿って下る、グシャグシャ道


   丸太が凍っていた

    
             沢沿いの道から作業道に入り         登山口、県営林道焼山沢真木線に出て

  
    意外に長く感じた県道、疲れていたのかなあ        やっと、ゲートへ、お疲れ様でした

 総所要時間は、8時間53分、ちょっと寒かったが、好天に恵まれ、富士山を眺めながらの大菩薩連嶺の稜線歩きができた。Tさんもカメラケースを開けたり絞めたり、楽しんでいたようだ、いい写真がいっぱい撮れていればいいねえ。そんなわけで、まあまあ、満足できる山行だったと思う、Tさん、お疲れ様でした。(私の写っている写真は、奥武蔵のTさんからの頂きものです)



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