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谷川連峰馬蹄形縦走
山行日
    2016年6月11日    曇りのち晴れ時々曇り       単独

コース
    土合橋駐車場→白毛門→笠ケ岳→朝日岳→清水峠→七ツ小屋山→蓬峠→武能岳→茂倉岳→一ノ倉岳
    →谷川岳(オキの耳)→谷川岳(トマの耳)→ラクダのコル→西黒尾根登山口→土合橋駐車場


  【前編:土合橋駐車場〜朝日岳】  【中編:朝日岳〜茂倉岳】   【後編:茂倉岳〜土合橋】
 先週主稜線を縦走し、ついでに馬蹄形も、と思ったが、天気が??? 雨は降らない予報、2:20土合橋駐車場を出発する。何も夜中に・・・、と思われるかも。自己の記録では15時間前後、どうしても明るいうちに下山を考えると、早朝の出発となってしまう。ヘッドランプで足元を確かめながら、モクモクと上へ、上へと上がって行く。はっきりしない木板、2:51標高1000m、3:22標高1200mを過ぎ、あれっ、桧のウロを過ぎちゃった、足元ばかり気にし過ぎたかな、消灯して間もなく、3:54クサリ場を通過して松ノ木沢ノ頭着4:01-4:09小休止。あちらもこちらも雲が多いなあ、晴れろ! 後を追ってくる様子はいまのところない、手元、足元を確かめながら、上がって行く、順調に進み、直下で雲を被った笠ケ岳を見た、ちょっとペースを落とした方が良いのかな、4:49白毛門山頂、眺望はきかないし、行けるところまで行っちゃおう。
  
   谷川連峰馬蹄形縦走、本日の出発点は土合橋駐車場   橋を渡って沢と並行に少々進み

  
   ここから山間へ、急登のはじまり             標高1000m通過(字が消えちゃってます)

  
  しばらく桧の間を進む                   標高1200m通過(ここも字が見えません)、灌木の間を進むと

  
                        最初のクサリ場に出る

  
    至仏山方向の朝焼け、、                    下の方に、ロープウェイ駅の灯が見える

  
  間もなく、松ノ木沢ノ頭                      谷川岳には雲が。

  
     同所から、至仏山方向                  赤城山は雲の中、手前の山は尼ケ禿山かな?


   最初の通過ピーク白毛門


     谷川岳の雲が払われて・・・?   左がトマノ耳、縦走9番目、最後のピーク、右がオキノ耳(8番目)、


    手前が一ノ倉岳(縦走7番目のピーク)、奥が茂倉岳(6番目)


   登山道沿いにアカモノの花


   ベニサラサドウダン


    ナナカマドの花

  
   小休止している間に大分明るくなった               白毛門へ向かって・・・

  
   一段上がって、山頂を仰ぐ                   右斜面にはジジ岩、ババ岩

  
   ガレ場を抜け                           岩場を乗り越えると

  
        左に雲を被った笠ケ岳、                  山頂はこの先、チョイ

  
                      白毛門山頂、眺望なし、スルー


   東側に回り込むと、アカモノの花、これはきれいだ、


     撮っておこう


    ついでに、ミツバオウレン


    イワカガミ


    マイズルソウ

 白毛門から笠ケ岳方向に1/3ほど進んだところで、いいぞ、いいぞ、笠ケ岳の雲が払われた。直後、下ってくるお兄さんとすれ違う、避難小屋でテント泊をしたそうが、昨日、一昨日、上天気だったとか。谷川岳方向も薄いベールに変化していた。足は弾む、花が目に入れば花を、山並が見えればまた止まってカメラノシャッターを、そして前進、また前進、縦走2番目のピーク笠ヶ岳着、5:37-5:44。
  
    緩やかに下って行くと、笠ケ岳の雲が払われ、        谷川岳方面もとれてきた

  
      山頂に陽が差した、                 本日1番に会った人、避難小屋泊で下山中


    鞍部付近に、ムラサキヤシオ


     タムシバ


     ベニサラサドウダン

  
  中間のピークまで進み、白毛門を振り返る           同所から笠ケ岳


 同、笠ケ岳と続く峰々  画像クリック拡大   


   下り道はゴザンタチバナがいっぱい

 薄日がさし、青空も見えるようになった、ザックを降ろしたら、シャツがビッショリで冷やっこいこと、一旦脱いだメッシュのチョッキを着る。喉の渇き感(?)も今のところ感じない、後続がいれば、もう追いつく頃と思うが、その気配はない。花が少なく、遠望もなく、先へ進めってことだろう。ここから朝日岳まで、稜線は曲りくねり、小ピークのアップダウンを繰り返す、今日みたいな天気は、距離を稼ぐには好都合。
  
   登り返して山頂直下                         縦走2番目のピーク、笠ケ岳山頂着


 雲は少々あるが山頂の眺望  画像クリック拡大   


 同、谷川岳b方面  画像クリック拡大   


   辿ってきた南方向、白毛門からの道


   ここから東方向、朝日岳へと進む

   
     薄いベールに包まれた谷川岳方面、左から谷川岳トマノ」耳&オキノ耳、一ノ倉岳、茂倉岳

  
 西方向、縦走5番目のピーク武能岳、奥に苗場山    北方向、縦走4番目のピーク七ツ小屋山、右奥に大源太山


  北東方向に巻機山

  
  山頂から下って、笠ケ岳避難小屋                ちょっと先に進むと雪渓があるが・・・


   登り返して、笠ケ岳を振り返る


    同、笠ケ岳と背景に谷川岳方面


     P1934付近から朝日岳方面

  
                      小ピークがまだ、まだ連続する


 同所から笠ケ岳方面を振り返る  画像クリック拡大   


    同、目指す朝日岳、奥に巻機山

  
     朝日岳まで、まだ2つ、3つ小ピークがありそうだ    道の脇、雪が消え、これから芽が出て・・・

 朝日岳を目の前にして、岩場を小さく巻く、この辺から高山植物が賑わいを見せる。チングルマ、ホソバヒナウスユキソウ、キバナノコマノツメ、、ヒメイワカガミ、タテヤマリンドウとまだ種類は少ないが、あと1週間かな。間もなく、朝日岳直下の岩場にさしかかる、葉に露をたっぷり含んだホソバヒナウスユキソウ、姿勢を落として横から見ると、朝日を浴びてキラキラと光る。花も葉もきれいだが、+αの輝きだ、早朝の贈り物でしょうか、是非、どなた様も見てほしい、感動ものです。
  
                             また、登り返して


 笠ケ岳方面を振り返る  画像クリック拡大   


    足元にホソバヒナウスユキソウ、この辺から出番です


    朝露はまだ消えず、ホソバヒナウスユキソウ


   道端、岩の上、茂みの中、ホソバヒナウスユキソウがいっぱい


    登山道が崩れたところにも、


      これは低木の間に、根を降ろしたホソバヒナウスユキソウ


  岩場の裏に回ると、チングルマ


   



   チングルマも低木が寄り添って・・・


  岩場から下方を眺めると、池塘が点々と、奥に


    七ツ小屋山と大源太山


    群生を好む、キバナノコマノツメ


   苔むした岩場に自生、ヒメイワカガミ


    朝日岳、最後の上りにかかる


    チングルマ


    ホソバヒナウスユキソウが小群落をつくる


   花穂はこれからまだまだ・・・


    ホソバヒナウスユキソウの花は、まだ20-30%ほどかな?


    山頂の岩場で、アマナ?


  イワハタザオ?


   ヒメシャクナゲ

 直下で花を眺めていると、男性に追い越されて、6:49朝日岳到着、山頂にはその人の姿はなく、宝川の分岐点を真っすぐ上って行った。入れ違いに、清水峠で避難小屋泊をした若い男性が到着、この方は花目的のようだ、道具も腕も自信たっぷり、私のコンデジ、どうみても・・・・・。
  
                        縦走3番目のピーク、朝日岳に到着です


     ザックを降ろし、眺めるとしよう、辿ってきた笠ヶ岳方面と、これから向かう谷川岳方向


      笠ヶ岳、谷川岳方向


    北方向、


  ジャンクションピーク、巻機山方向の眺望です 画像クリック拡大   

  
  祠の周りにホソバヒナウスユキソウが沢山ついてます、     あの方何を撮っているのだろう


    これかな?   ムシトリスミレの蕾

  
   木道を下って、宝川方面の分岐点へ                ここから山頂を見る


   木道に沿って、チングルマが連続している




     ちょっと、梅の花に似ているかな

  
     分岐点から                 宝川方向に木段を下る


  雪の解けた所から、 ショウジョウバカマ


    ハクサンコザクラが咲きだしていた


   ちょっと雪解けの進んだ場所では、ハクサンコザクラが点々と花を・・・


 軽く北方向に登り、山頂方向を振り返る  画像クリック拡大   



  同、南方向を撮る 画像クリック拡大   

 山頂から木道を進み、朝日ケ原を散策する。残雪は少なく、チングルマは登山道沿いで沢山咲き、湿原のあちらこちらで活動中、ってところ。点々と覘かせる花、花、競うのは近いだろう、7:11朝日ケ原を後にする。

      【中編:朝日岳〜茂倉岳】   【後編:茂倉岳〜土合橋】 



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