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荒山(赤城山)
山行日
    2015年1月4日   晴れ   単独  

コース 概略図はこちら
    赤城神社(三夜沢)→櫃石→赤城温泉分岐→赤城山大洞バス停8.5km道標→(尾根を直進)→登山道A点
    →上休憩所→荒山→荒山高原→棚上休憩所→赤城温泉分岐→櫃石分岐→赤城神社

 本年初の山歩き、近場でちょっと一回りと荒山にした。あまり歩く機会のない三夜沢の赤城神社から長い尾根を歩くのもまた楽し、山頂部は多分ラッセルだろう。今日は4日、まだ参拝者で賑わうお社、時間が早いせいか静まり返っている、駐車場には1台も車がなかった、7:15赤城神社出発。参拝して杉林を抜け東方向に進むと、櫃石に向かう壊れた歩きにくい作業道に出る、7:25。 倒木を避けながら進むと櫃石500mの道標が右手にある、7:54。ここで着込んだすべてを脱ぎ、坂道に備える。帰路はこの右手篠藪から出てくる予定。距離は短いが、浅いV字、粘土質、落ち葉が薄ら、倒木もあり、真っ直ぐ上り、右に折れると間もなく櫃石に着く、8:12。
  
   駐車場から赤城神社(三夜沢)の大きな鳥居をくぐり      拝殿に進む

  
  裏手の杉森を東方向に進んで突当り                櫃石への道標あり、1300mとある

  
  壊れた林道を進むと櫃石は左500m(?)とある            急坂を少々、右へかーぶして

 櫃石は、6世紀中頃の祭祀遺産で天津神地津神(あまつかみくにつかみ)を祭った盤座(いわくら)で、周辺から土器など見つかったらしい。この石は高さ2.5m、周囲12mあるそうだ、火成岩で他にも山中に点々としている。藪を漕いで尾根筋を進むと、8:15三角点へ。更に、雑木林を進むと、先ほどの櫃石分岐点から右に入ったルートに出合う、8:23。ここからはテープや境界のアングルがあり、分りやすくなる、8:36赤城温泉1.6kmの道標、8:44赤城温泉1.9kmの道標通貨。。
  
  草が刈りこまれた広いスペースに出る                 櫃石(横後ろから撮った)

  
   篠竹を漕いで尾根伝いに少々進むと                  三角点あり、標高878m

  
        雑木林を尾根伝い、北方向に進むと        櫃石500mを右に入る山道に合流する

  
  テープ、境界の目印あり                  間もなく赤城温泉からの道に合流し、ルートは明瞭となる

 ここからは道幅もあり、道標も点々と設置されているので悩みは解消される。高度とともに、雪が増え、地面は凍り、1130m付近でアイゼンを装着する、9:08。ここから10分ほど進むと、登山道が直角に曲がり尾根の西を巻くようになる、9:19。登山道を外して、尾根伝いに上がり、勾配が緩やかになったところから左に若干向きを変えて進むと、9:49登山道に出合う。
    
 300mほど進むと、赤城温泉1.9kmの道標             別荘からの山道がここで合流する、

  
  1130m付近から雪が連続、歩きにくいのでアイゼン装着   正面左手に見えるのはおの尾根の延長線上


   1150m付近で登山道は左に尾根を巻くが、尾根を直進する

  
   積雪は20cm前後だが結構な急登、左右の斜度はこんな感じ

  
                       勾配が徐々に緩くなると、若干左寄りに進むと

  20-30cmの雪をラッセルしながらツツジの低木の間をジグザグ上がり、上休憩所に出る、10:18-10:29休憩。山頂めざし最後のアルバイト、すると男性が下山、これでラッセルしなくて済む、「有難うございました」っていうところ、10:43ひさし岩、岩の間を縫って荒山山頂着、11:01-11:17。
  
 休憩所への正規ルートに合流する、丸太段は雪の下だった    つつじの間をジグザグする、目印あり

  
   深い場所で30cmほど、ラッセルがきつかった          休憩所が目に入ると

  
   荒山のトラバースルートに出る                  休憩所前の道標

  
    ここからトレースあり                        ひさし岩から長七郎山


  ひさし岩からの眺望

  
  常緑のシャクナゲの横を通って                    大賑わいの荒山山頂に出る

 山頂は、団体さんでいっぱい、他に単独行が二人いた。山頂は樹林帯の中、北西の岩場から眺めると、上越国境の山並みがまあまあ見えていた。今年も素晴らしい眺望を見せて頂きたいものだ。山頂の積雪は20-30cm、すっかり踏み固められている。団体さんは南方向に下山、山談義に花が咲く。さて、どちらを回って帰ろうかな、荒山高原から棚上休憩所へ出て、右に曲がって森林公園から林道歩いて帰る、これは長いぞ。途中から赤城温泉に出て、下から回り込んでもあまり意味ないなあ。踏み跡を外して、雪深い斜面を一気に下る、気持ちいいなあ。急斜面が終わったところから荒山高原までトレースを、11:41箕輪分岐、11:49荒山高原着。
  
    山頂の祠                               同、三角点


  山頂北西の岩場からの眺望 、苗場山〜七ツ小屋山  画像クリック拡大

 
 山頂北西の岩場からの眺望 、万太郎山〜七ツ小屋山  画像クリック拡大


 山頂北西の岩場からの眺望 、平標山〜武能岳    画像クリック拡大


  山頂北西の岩場からの眺望 、苗場山〜仙ノ倉山   画像クリック拡大

  
             山頂北西の岩場からの眺望 、草津白根山方面&四阿山

  
                         荒山から荒山高原方向に下山、快適

  
         山頂部の急斜面を下ると正面に鍋割山、荒山を振り返る

  
                       まだ小さいが吹き溜まりが美しい


    浅間山遠望

  
 箕輪分岐点を過ぎれば                        間もなく荒山高原

 棚上休憩所(十字路)へ向かうと、山頂で会ったおっちゃん、「また、会いましょう」、と振り向いてシャッター、11:59団体さんのお休みしている十字路、「どちらへ・・・」、「道なり、赤城温泉方向に進んで、・・・」、ということで、長い巻道に入る。今朝登山道から外した地点まで、沢を6回渡る、標高差は僅かだ、100mほどの下りだろう。12:23、6本目の沢着、正規のルートを辿ればここで荒山方面に入ったのだ、12:30往路の分岐点に出る。
  
    回り込んで棚上休憩所への道                 山頂であったカッコイイおっちゃんとすれ違う

  
  棚上休憩所、また山頂で会った団体さんに          ここは真っ直ぐ、赤城温泉方向へ進む

  
        往路の尾根に出るまでに同じような光景、沢6本を越える

  
   ここが6本目、上休憩所へ出る正規ルート入口        右岸をちょっと上って、左岸を尾根方向に進む

  
           南から回り込んで、往路取り付いた尾根に出る、登山道はここで右に曲がる

あとは道なりに下るだけだ、12:57赤城温泉分岐点、その先は藪が生い茂って踏み跡の薄い登山道、13:17櫃石分岐点に出て、13:44赤城神社本殿付近、賑わう境内を通り、愛犬にお守りを受けて、13:49駐車場着。
  
   赤城温泉1.9km、ここは道標⇒方向                赤城温泉1.6km、ここは直進

  
  ?場所も点々と                          往路の櫃石分岐点に出る

  
   歩きにくい作業道を下って                   赤城神社へ、拝殿の奥に中門と本殿

 総所要時間は、6時間34分、天気は上々ではなかったが、静かで暖かく、今年初の山歩きにまあまあだった。今年一年、いい山歩きができるように、参拝してきました。本年もよろしく、お願いします。



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