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赤城山
山行日
    2014年8月12日  曇りのち雨   単独

コース  概略図はこちら
    水沼駅前→下田沢交差点→一の鳥居→二の鳥居→利平茶屋森林公園→鳥居峠登山口→鳥居峠→覚満淵→
    駒ケ岳・黒檜山登山口→駒ケ岳→花見ケ原コース合流点→黒檜山→花見ケ原コース分岐点→花見ケ原森林公園
    →県道62号線合流点→一の鳥居→下田沢交差点→水沼駅前

 台風一過の晴天を期待したが、予報がコロコロと変る、11日は駄目そうだ、11日夕になり明日の午後は雨、そんな馬鹿な? 13日から18日は野暮用続き、遠出を止め、雨を覚悟でロードウオークを考える。渡良瀬渓谷鉄道の水沼駅を基点に利平茶屋森林公園まで路上を10kmほど歩き、黒檜山を越えて花見ケ原森林公園に下って、路上18kmを歩き出発点に戻る。総距離数は38km強、標高差1600m強となる、雨がどうなるか、珍山行もまた楽し。3:00水沼駅前出発、3:08田沢交差点を右折して県道62号線に入る。ロードとは言え結構急坂が連続する。350m上って、3:58利平茶屋森林公園分岐点、一の鳥居着。
  
   水沼駅標高220m、 3:00出発                 R122右折県道62号線へ

  
  一の鳥居で左折、県道70号線へ                  角の豆腐屋さんは煌煌と照明つけて・・・

 県道70号線に入り、坂道は続く、150m上ると水源の森入口に出る。ここから道幅は狭くなり、しばらく緩い坂道が続く、ラクチンだ、4:53二の鳥居。小さな橋を渡り、また勾配を増す、真冬はコチコチに凍る坂道だが、汗を拭きながら奮闘する、5:16利平茶屋森林公園着、ここの標高は約1000m。日の出時刻は過ぎているが、明るくならない、泣き出しそうな空模様。
  
   水源の森入口を過ぎると                     道幅は狭くなり曲りくねる

  
     二の鳥居を過ぎると                      間もな利平茶屋森林公園キャンプ場

 ひっそりしたキャンプ場内を抜ける、と思ったら奥のバンガローには車と人気(ひとけ)、5:29鳥居峠登山口通過。先日の雨で出水したのだろうか、登山道は荒れ、水が流れ、倒木で道が塞がれていた。6:00ケーブルカー跡の階段下、半分ほど上ると茶店の建物が見えてくる、ポツポツと雨があたる。もう、降り始まった、足早に進み。階段を登りきった所で激しくなった、茶店の軒下にまわって、雨支度をする、6:14-6:26。
  
   静まり返った炊事場、バンガローはいっぱいのようだった      広場の手前で鳥居峠への道へ

  
                           登山道は大分荒れていた

  
  ケーブルカー跡の階段、途中から雨がポツポツ          シシウドの花もポツンポツンと

  
  鳥居峠、茶店の軒で雨具を着用                  アザミ、ワレモコウが点々と咲く覚満淵を抜け

 人影は見えず、覚満淵を抜け、6:49駒ケ岳・黒檜山登山口から山間へ。間もなく、朝一番の定期バスが西方向に向かった、うっそうと茂る森の中、カッパで蒸暑いこと、降りも徐々に量を増す、7:09下の鉄階段、7:25上の鉄階段を越え、泥濘んだ道に出ると早くも浸水警報、雨具の防水性低下と軽登山靴の泣きどころだ、7:42駒ケ岳山頂に立つ。
  
   駒ケ岳・黒檜山登山口                      キバナノホトトギスに足を止めて

  
  鉄階段を上る足重く                         二つ目の階段、上ると強まる風雨

  
  視界は50mほど                          木段を上って

  
                               駒ケ岳山頂

 こんな天気の山歩き、ただモクモクと先を目指すのみ、7:54大タルミ、小ピークを越え、登り返すと間もなく、男性1名下ってくるではないか、まさか会うとは思わなかった。どうもはじめての赤城山のようだ、「駒ケ岳はコッチでOKか、沢山登るか・・・」、と聞かれる、8:20花見ケ原コースと合流、8:28黒檜山山頂着。
  
   下る斜面にキオン                         オタカラコウ

  
   

  
  花見ケ原直前でハイカー一人、誰もいないと思ったのに         赤城大神の前を通り

  
   黒檜山山頂着                           “展望台2分”の案内板

 休憩しようにも、この雨の中ではどうしようもない、早々に引き返す、8:34花見ケ原コースに入る。笹道を進み、少々急坂を下ると樹林帯に入る。勾配は緩やかだけに登山道に水溜りができる。本日はこれに泣かされる。幸いここの木段、木道の危険箇所は桟が打ってあり歩き易い、8:58ベンチ。
  
   分岐点まで戻って、花見ケ原へと下る             休憩したいのだが、これでは・・・

  
                             所々に木段、木道

  
   霧のカラマツ、チョッピリ幻想的                  露岩の道を緩やかに下れば

 ただ足元を見ながらの下り、道標の残りの距離をカウントしながら、キツイのアマイのと足の運びを促す、林道への分岐点を左に入る、キャンプ場から回り込んで管理棟へ、中から「お入り・・・」の合図、雨具の上をとって入室、水500ccをイッキに飲んだ、腰を降ろしたいところだが、泥んこのズボンでは・・・、9:56-10:09。
  
   花見ケ原森林公園のキャンプ場へ          泥まみれの雨具をとって管理棟へ、給水500cc、再び強雨の道へ

 外に出ると、叩きつけるような雨に変った、これはスゴイぞ、傘を併用しているのでこれ以上濡れることは無いだろう。川と化した道路を歩き、10:58県道62号線に出る。強雨は続く、対向車が降りが強く良く見えないのか、私の方に寄ってきては、センター寄りにかわしていく、大型車は怖い。楡高トンネル入口まで来ると、小降りとなった、12:01。抜けるとさらに降雨は少なく、傘とストックをザックに戻す、13:13今朝ほど右折した交差点に出る。。
  
  川と化した林道を出て県道62号線へ               楡高トンネル付近で小雨に

  
   1280m楡高トンネルを抜け小休止                   高い橋を3つ、4つ進み

  
 今朝通った利平茶屋森林公園への分岐点、ゴールまであと標高差350m     下田沢でR122、間もなくゴールイン

 ここから少し下って、自販機の並ぶエリアでカッパもザックのなかに、足どりの軽く、坂道を下る、13:51下田沢交差点、13:59水沼駅前終着。総所要時間は、10時間59分腰を降ろすことなく歩きぬいたウオーキングだった。浸水した靴で左右に大きなマメ2つ、本日の土産ってところ。普通に歩いたらあと2,3時間はほしいところ。車で走っていたら、歩こうなどと全く思わないが、その気になったら歩けてしまうものですね。



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