山行日
2013年1月17日 晴れ 単独
コース
利平茶屋森林公園P→鳥居峠→覚満淵→ビジターセンターP→(車道)→小沼P→八丁峠→地蔵岳→八丁峠→
小沼P→長七郎山分岐→鳥居峠→利平茶屋森林公園P
一昨日赤城山頂方面を目指し、4駆スタッドレスで向かったら、ツルツルな路面と渋滞が著しく、新里の板橋で引き返した。一日おいて利平茶屋から鳥居峠経由で山頂を目指した、駐車場の気温は−5℃、風は今のところ穏やか、軽アイゼンを装着して7:38発。除雪してある管理棟前を過ぎると、吹き溜まりもあり20-40cm、意外に多い、踏み跡なし、7:49鳥居峠への登山口。雪質は表面は薄く凍っているが、中は少しザラザラしているが湿っぽくは無い。踏み込むと岩石に当り、グニャっといきそうで要注意。
利平茶屋森林公園 鳥居峠への登山口
30cmほどの軟質な雪を踏みながら進む、左は前方、右は後方
8:20、一つ目の橋を渡り、間もなく尾根コース(管理棟)を分ける。長七郎山、小地蔵岳、篭山を枝間に眺めながら緩やかに上がっていく。8:49、崩落した沢を渡ると積雪を増す、50-60cmありそうだ。9:00、ケーブルカーの軌条跡に出る、ここを右に曲り、きつい勾配で、階段の上に積もった雪を踏んで鳥居峠へ出る、9:52。最上部の吹き溜まりは70cmを超えていた。峠から靴跡の面白さに見入っていた男性あり、吹き溜まりから抜け出ると、「どこから・・・・、車に乗って行きませんか」、「山歩きに来たのですから、・・・・」、で別れ小沼方面の道に取り付いた。つつじに掴まりながら最初の吹き溜まりを抜けた所でドライバーは手を振って走り去って行った。風が出てきて雪を舞い上げる、もう少し上って、小地蔵岳に向かうか、小沼へ向かうかを見極めようとしたが、続く吹き溜まりは越えられず、このコースは断念した。
一つ目の橋を渡り 尾根コース分岐
長七郎山、小地蔵岳、篭山を枝間に眺めながら高度を稼ぐ
長七郎山
崩落した沢を渡る、左が前方、右は後方を撮る
沢を渡ると一段と積雪を増す、50-60cmありそうだ
ケーブルカーの軌条跡、ここで右に曲って鳥居峠までこの勾配で続く
時々振り向いて足を止める
法面の崩落ヶ所を過ぎると鳥居峠の建物が現れる 上部の吹き溜まりは60cm強
鳥居峠から覚満淵&大沼
同、駒ケ岳 同、地蔵岳
小沼方面の道に取り付き小地蔵岳、地蔵岳を目指した 階段の吹き溜まりは抜けたが・・・・断念
次に、覚満淵を抜けて、駒ケ岳&黒檜山を目指そうとした。ところが、ここも深くてなかなか進めない。木道が見えていたので、ショートカットして木道に上った。真ん中まで進むと西側からのトレースあり、これに沿って進むと、ビジターセンターに向いていた。一旦ビジターセンターへ出て10:26、駒ケ岳&黒檜山を目指しても日が暮れてしまう可能性がある、これもあきらめて車道から地蔵岳に再度変更する、八丁峠11:06。踏み込まれたトレースを辿って地蔵岳11:37-11:53。
覚満淵の遊歩道 覚満淵木道
覚満淵の風紋
覚満淵からビジターセンターのPへ 地蔵岳を目指して車道を歩く
小沼P付近 八丁峠付近
八丁峠から地蔵岳へ トレースを辿る
袈裟丸山 あきらめた小地蔵岳(左のピーク)
地蔵岳山頂
地蔵岳から黒檜山&大沼 画像クリック拡大
地蔵岳から黒檜山&大沼
同、黒檜山
同、大沼
同、大沼のワカサギ釣り
同、赤城神社
山頂には誰もいない、上越の山は霞み、静まり返った赤城のピーク黒檜山、駒ケ岳、小地蔵岳、長七郎山、大沼のワカサギ釣りも東西合わせて30張りほど、赤城神社にも人影なし、時々抜ける強い風に舞い上がる粉雪は頬を刺す。案内板の前の僅かなスペース、雪がなく石ころが一つ、風避けの休憩所のようだ。どっかりと腰を降ろして、昼食をとっていると、NHKの鉄塔から雪塊が飛んでくる、後続の赤い上着をつけた男性が到着、場所を譲って山頂をあとにする。
山頂をあとに少し木段の出た雪道を下る
12:13八丁峠、再び車道を歩きたくない、時間もたっぷりあるし、12:26小沼北西の鳥居峠、長七郎山分岐点、木段で急降下するヶ所は安全をみて笹の斜面を下り、大きな吹き溜まりにも往生したが、12:57鳥居峠着。
八丁峠でこれから向かうオッサン、何をつけるか迷っていた 小沼の北側登山道より、小地蔵岳
同、地蔵岳を振り返る
黒檜山、駒ケ岳
小沼の北西で鳥居峠、長七郎山に分かれる
ここからトレースなし 木段は笹の斜面を下る
枝間から黒檜山、駒ケ岳
沢状の窪地を過ぎ右に曲るヶ所、大きな吹き溜まりが出来る所、1m超あるだろう
左は急斜面、雪を崩して通り抜ける
小地蔵岳の北斜面から黒檜山、駒ケ岳
小地蔵岳の北斜面、60cmほどあった 往路、断念した場所を下って
閑散とした駐車場を抜け、往路で往生したケーブル跡をスイスイと下る、13:10、正味10分ほどで下ってしまった。雪に隠れた岩石に注意しながらスローペースで下ったが、やはり下りは早い。キャンプ場に出る手前で、ショートカットしたら、3mほどの法面の上に出てしまった、“急がば廻れ”か、13:56利平茶屋森林公園P着。
鳥居峠Pへ出る ケーブル跡の急階段へ再び
帰路、下りはラクチン 10分ほどで下方まで
若干解けた登山道を下り 利平茶屋森林公園へ、腹ついて立ち往生している車あり
総所要時間は、6時間18分、目的のはっきりしない赤城山山行でした。平地でも積もった先日の雪、大沼で平均50cmの積雪だったとか。ですから吹き溜まりは・・・・・・、乗り越えていくのも楽しいのですが?????
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