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筑波山
山行日
    2013年11月12日   晴れ   単独

コース  概略図はこちら
    雨引休憩所(つくばりんりんロード)→真壁休憩所→筑波休憩所→北条→筑波山神社→女体山→男体山
    →薬王院→つくしこ→真壁町椎尾(地図K点)→真壁休憩所

 今回は、3回目の路上30kmと筑波山を組み合せた。ヘッドランプをつけ、ワンコを散歩させ、MTBを真壁休憩所(つくばりんりんロード)に置き、出発点の雨引休憩所へ着いたら7時近い、11時間みると暗くなってしまうなあ、6:48雨引休憩所を出発。このつくばりんりんロード(正式名称は桜川土浦自転車道)は、筑波鉄道の跡で総延長が40.1km、自転車&歩行者優先で筑波山と田園風景を眺めながら歩けるところが気に入っている。今朝は大分冷え込んでいる、耕したばかりの畑は霜で真っ白、水溜りに薄氷ができている。進行方向の筑波山に陽がさしたようだ、間もなく加波山の右手から眩しい太陽が顔を出す。刈取った株から出た芽が20cmほど伸び、緑が輝いている、7:50真壁休憩所。
  
   雨引休憩所(つくばりんりんロード)出発              大きな桜と石積は筑波鉄道の跡らしい

  
    郊外に出ると霜で真っ白                    水溜りに薄氷も


    向かう筑波山に陽がさしたようだ


  ちょっと間をおいて眩しい光が大地を照らす

  
                      田園風景が素晴しい、人工の構築物が少ない

  
   一般道との交差点は道路標示とポールあり           草に覆われているが自然で良い感じ

  
                          道沿いにはコーヒー店や自販機があった

  
                         おっちゃんが走る、おばちゃんが歩く道

  
   真壁休憩所、MTBを左奥に置いてある            茨城県道501号線、自転車&歩行者専用

 通学の自転車が挨拶をしてすれ違う、学校が近くにあるようだ。犬とのんびり散歩しているお年寄り、のどかだなあ。列車の走る音が地底からゴットン、ゴットン聞こえてくるようだ。野に咲く花、植えられた花、ボランティアの活動で成り立っているとか、素晴しい活動だ。8:47、一段下にある神社を通過、しばらく先で県道41号線と兼用部分(1.7km)に入る、9:10。真壁町酒寄で道沿いにコスモス畑、この付近kら見る筑波山も、女体山は見えないけれど、なかなか格好が良い。9:28つくば市に入り、9:34兼用の区間を過ぎ、またりんりんロードに入る。
  
  ここは踏切の跡だろうか                     ボランティアで花壇を整備しているとか

  
                       野生の花も残ってました、スミレ、アザミ


                   ススキ、ガマノホがあちらこちらに、筑波山と合いますね

  
   一段下がった場所に神社が、帰路はここで合流しました   手前は“つくしこ”、薬王院は左後方かな

  
 所々にお休み所、パイプのイス座り心地抜群          左に山が接近し、この先1.7kmは41号線と兼用となる


  コスモス畑と筑波山、間が県道41号線

  
                           酒寄地区から筑波山です

  
   つくば市に入り                            りんりんロードは県道と分かれます

 空は高く、くっきりした筑波山の山頂、平坦地にあって、1000mに届かない高さなれど、取巻く人々とのかかわり、これは計り知れないことでしょう。変容する山並を楽しみながら歩く。この贅沢さ、健康あってのやれること、感謝、感謝である、10:06筑波休憩所着、小休止。

   真西から見る筑波山、女体山は見えませんが、徐々に姿を現してきます


  ちょっと南に進むと、家が見えません


  真っ白なススキの穂、見事ですね


  ズームアップしますと紅葉も山頂直下はきれいかな?


  狂い咲き? 寒桜? どちらでも、いい、合いますねえ

  
  これ何? ソフトクリーム屋さんがあるのかな、と思いましたら、何やら難しい代物のようです

  
  筑波休憩所到着です、一休み                ちょっと離れた田圃の角に一本真っ赤な木、

 ここを出ると、大きく山容が変えていく、右側に女体山が現れてくる、これが北条に入るまでの楽しみ、山とまわりの景色のバランスだろう。しかし、左手に小高い山が近づき見えなくなってしまう、10:44北条市街地へ左折。間もなく道路工事のため、迂回をさせられ、11:01には予定のルートに出る、ロスタイム10-15分ほどかな市街地を進み、11:12つくば道の大きな道標がある交差点に出る。。

 ここで筑波山の山並を一望しました  画像クリック拡大


   女体山が大分見えてきました

  
  小高い山に接近しました                    左に折れて北条の市街地に入ります(地図A点))が・・・

  
 工事中で迂回しまして予定ルートに戻りました(地図B点)    北条の市街地です

  
  竜巻災害復興の赤い旗                        のぞいて見たかったのですが・・・

  
   つくば道の大きな道標、左に曲ります            信号機から本通りを撮りました


    案内板を撮りました

 左折して、ゆるい坂道を進む、真っ直ぐではないが、道標は各所にあり迷うことはないだろう。小高い山の裾野を回り込んで緩やかに下って、道路を横切り、11:28郵便局の所から神郡地区に進む。地震で修復された跡は見えるが、前の印象に近く、家並みがこの道の見せ場だろう。下って、田圃を抜け、臼井地区に入り、下りのない登りにかかる。緩やかに上って、12:00一の鳥居、ここから勾配を増し、コンクリートにスリップ止めされた道を汗をかきながら進む、最後は石段を上がり、12:12道路を横切って、また階段を上って、神社前に、ここから参道を進み、12:18筑波山神社着。

   神郡地区の家並みと筑波山です


   神郡地区の家並みと筑波山です


  神郡地区から見上げるつくば道と筑波山です

  
 一の鳥居(?)、ここから急坂が筑波山神社まで続きます        側溝まだ活用して地面を・・・

  
  道路は行止まり石段を上ります                  つくば道の道標がありました

  
  県道42号線を横断し階段を上ると                筑波山神社前に出ます

  
 参道を進みます                            山門が見えてきました

  
   大きな山門をくぐります                       筑波山神社です

 東側に回り込んで橋を渡ると、12:21“これより女体山”の碑に出る、左折して女体山まで2.6kmの道標、ここで休憩して昼食。12:34鳥居をくぐり杉林の中の階段を進む。階段はまもなく露岩の急登の道に変る、でも道幅があるので体力調整(適当にジグザグって)をしながら上ればよい。時間的にかな、下る人が多い。追いつき追い越していく、強靭者もいる、ポスターがあったけれどトレランに参加するのかな? 13:23弁慶茶屋跡に出て一休さん。
  
 東側に回り込んで橋を渡ると“これより女体山”の碑があります   女体山山頂まで2.6km

  
  鳥居をくぐって                               階段を進みます

  
                            露岩の長い急坂で大汗をかきました

  
                              弁慶茶屋跡で小休止しました

 ここから大きな岩の間をくぐったり、越えたりする。交差するので譲り合いながらとなる。クサリ場があって、ここから先、しばらく緩やかに進む、平日であるが人での多いこと、噂には聞いていたが都会から来られる人が多いとか、最後の連続する岩場に接近すると黄色い声が伝わってくる、遠足かな、引率者も含めて大勢下ってくる。引率者が気を利かせてちょっとあけて頂いた、お陰でスムーズに山頂へ着けた、13:50。
  
                       いろいろ名づけられた、

  
                        奇岩の間を進みます


   一旦平坦地に出ます、紅葉がわずかに残ってました


   林立するブナの向こうに目指す筑波山の最高峰女体山が見えてます

  
                          登りは少数ですが、下りが混み合ってます


  ちょっと寄ってもらって山頂に着きましたが、下りは動いてません、渋滞です

  
                                筑波山山頂

  
   山頂からつつじケ丘、遠方に霞ヶ浦が霞んでます        西方向に男体山です

 山頂の岩場には10人ほどしかいない、どうも小中学生の団体さんは、狭い山頂は避けられたようだ、懸命な策かも知れない。雲多く遠望できない山頂に長居は無用、登山道を下に見ると、まだまだ大勢が牛歩状態、美幸ケ原方向に下ると、5分も繋がってなかった。団体さんがくっついてしまったので、渋滞していたのかな、美幸ケ原で小休止して、男体山に登り返して14:16。

  まだ、列が続いてます、小中学生の遠足かな

  
   アンテナ群を右手に                         美幸ケ原でコーラ\200を1本飲んで

  
                   男体山の神社を一回り、富士山、日光方面は雲厚く

  
                             男体山から女体山

 眺望は諦め、このまま最短距離で下山する、14:23下山口。美幸ケ原から山頂直下を巻いて薬王院に向かうルートを辿る。西方向に進むと紅葉の残りもの、結構素晴しい。間もなく休憩所を右に、薬王院の分岐点に出る、14:37。
  
                      来た道を少し戻って、山頂部の巻き道に入ります


   紅葉が残ってました、


   赤色に乏しいですが、まあまあですね

  
  大きく回り込んで休憩所、その先で                薬王院へのルートが分れます

 ここから緩やかに雑木林を下り、長い丸太の階段を下って、14:58林道を横切る。若干緩やかな下りとなり、スダジイの森に出る。“昼なお暗き・・・”の感じだが、原始の森もこんな感じだったとか。お墓の間を抜けて、薬王院へ15:17。スダジイに囲まれた静かな森の中の歴史ある佇まい、何かエネルギーが伝わってくるよう、紅葉には早かったのが残念。
  
   平坦な雑木林を少し進み                   丸太の階段で急降下します

  
   林道を横断します                          道標に標高420mと書いてあります


 雑木林はイノシシの生息地でしょうか、荒れてました、緩やかになりスダジイの森に変ります


    毎度同じように見上げてしまいます

  
   お墓の間を進み                            薬王院に出ました


   本堂と三重塔、見事です


  どの方向~見ても、バランスがいいですね、スダジイともピッタリの感じ


   今回は紅葉が早かったですね

 地震かな、荒れた石段を下って、狭い舗装道路を少し辿って道路へ出る、15:30。つくしこを右回りで県道41号線へ15:49、陽も大分傾いてしまった。頭にしまいこんだ地図に間違いを生じていた、県道41号線とりんりんロードが平行しているから、どこかで合流すればよい、と思っていた、予定では最短で出られるルートを設定していたのだが。ここでも10-15分ロスったかな、16:08地図上のK点でりんりんロードに合流した。
  
              地震で荒れた(?)石段を下り、狭い舗装道路を少し辿れば

  
  道路にでます                            つくしこの南から西に進み

  
 県道41号線に出ます                         もう陽が傾いてきました、月も上の方に


  ちょっと予定のコースと外れましたが、りんりんロードが見えました、筑波山を夕日が赤く染めてます

  
   間もなく日が沈みますね                      地図K点でりんりんロードに出ました

 間もなく日没、すっかり暗くなった真壁休憩所に着いたのは、17:03。早速、MTBにまたがって、夜道を突っ走る、時々向かってくる通学者あり、大分冷え込んできて首元が寒い、約15分で着いたようだ。

    落日です

  
  41号線の外灯が灯りました                    陸橋をくぐります、あと少し

  
        やっと真壁休憩所に着きました、ここからMTBで夜道を雨引休憩所までとばします

 総所要時間は、10時間15分(MTBの時間は含まず)、でも今日は疲れた、距離の計算を間違えたかな。女体山の渋滞に完全に巻き込まれていたら、あと1時間はオーバーしていたたろう。筑波山の眺めはどの角度から見ても素晴しい、この地で暮らす人々には、大きなシンボルであろう、私が赤城山を思うように。





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