TOP

気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-670
タカマタギ・日白山
山行日
    2013年3月17日   晴れ   2名

コース  コース概略図はこちら
    毛渡橋南詰(新潟県湯沢町土樽)→尾根取り付き→鉄塔→棒立山→タカマタギ→日白(ニッパク)山→タカマタギ
    →棒立山→尾根取り付き→毛渡橋南詰

     【棒立山】へ  【タカマタギ】へ  【日白山】へ  【帰り道日白山⇒タカマタギ⇒棒立山⇒毛渡橋駐車点】


 朝7時頃だったかな、相互リンクしている奥利根山歩きのtomoさんから電話「明日、タカマタギへ行きましょう」、「お願いします」で念願の山行が決まった。関越トンネルを抜けると雪国だった、小説の引用みたいだが、谷川連峰の気象に与える影響は大きい、今さらながら感心する。湯沢ICで降りて県道へ、268,540,361,541号線と曲って、曲って、土樽方面に走る、道路は除雪してあり、案ずることはなかった。毛渡橋を渡って路肩の空きスペースに駐車して準備にかかると塩化カルシュウムの散布車が通っていった、6:01出発。見ると雪から流れ出した水が凍っているではないか、恐る恐る毛渡橋を渡り、薄い雲のかかった目指す棒立山を撮って、北詰から雪道(林道)に入った。関越道、上越線をくぐり、杉林の間を進み、尾根取り付きへ進む、6:25着。
  
  毛渡橋                                橋の上から棒立山を望む

  
 関越道をくぐり、上越線をくぐる                    杉森の間を進み、



【棒立山】へ     ページTOPへ    【タカマタギ】へ     【日白山】へ

 タカマタギ山を目指す人たち、アイゼン装着、その人の好みで、ワカン、スノーシューもいれば、スパイク長靴もいる、どれも完璧なものはない。山間に入るや急登続き、鉄塔6:42通か、杉森を抜け、雑木林からブナ林に変化していく。目指す第一目標棒立山を左手に眺めながら、汗をかく、1040m地点で尾根に出る、7:56。
  
              取り付き場所でアイゼン装着            急登ではじまり鉄塔通過

  
                         杉森を抜けて、雑木の尾根が続く、

  
                       棒立山を眺めながら高度を稼ぐ

  
                    昨日の雪が薄っすら積もり、霧氷っぽくなってきた


    棒立山の霧氷が輝いている


   気温は高いので到着までもつかな

  
                                  ブナ林の中は雪が深く、

  
    時々深みにはまる                        tomoさんはワカンに変える


   まだ遠い棒立山の霧氷

  
                         霧氷がボツボツ、気にしつつも上に、上に


    ワッ、きれい、


  まるで花が咲いたよう


  標高1040m小ピーク到着


   小ピークから棒立山

  
                     ここから少々下り、尾根伝いに山頂へ進む

   
     鞍部との標高差370m


   広がりの見えてきた山頂部  画像クリック拡大


   霧氷も現れ、いそがしや、いそがしや


  尾根道は勾配は急であるが、雪質がアイゼンと相性良く結構歩きやすかった

【ブナの道、霧氷を眺めながら棒立山山頂へ】






















   

   

   
















 霧氷を楽しんだ後は、雪の急斜面が待ち受ける、トレースを頼りに一歩一歩、足元を確認しながら上って行く。勾配も雪質も一様ではない、変化はつきものだ、滑ったら大怪我となろう、棒立山9:19-9:42。

  tomoさん、直下の急登


   ワカンは結構足にキクようです


   東側にルートをとってクッキリしてきた巻機山方面の山並を眺めながら直登しようとしたが・・・・


     危険を感じトレースへと進む


    棒立山北斜面から巻機山方面の山並  画像クリック拡大

 棒立山の最後の最後はきつかった、ここで、やれやれで気を抜くのは早い、ぽっかり穴のあいた山頂、足元に注意。巻機山、谷川連峰、苗場山と一回り、白いパノラマはダイナミックだ。この雪景色に大勢の人達が集まってくるのだろう、何故かこの景色が汗した体を緊張させる。

   棒立山山頂から トマノ耳〜苗場山  画像クリック拡大


  同、飯士山〜エビス大黒ノ頭   画像クリック拡大


    同、八海山方面


   同、巻機山方面


 同、大源太山方面


   同、武能岳方面


   同、茂倉岳方面


   同、万太郎山方面


   同、仙ノ倉山、平標山方面


   同、これから向かうタカマタギ


   同、苗場山方面

 次々と現れ、タカマタギへ向かって行く、もう先客はタカマタギに到着しているのでは。ここからタカマタギまでは、稜線散歩ってところでしょう、起伏も小さいし、雪も締まっているし、30mほど下って120mほど登返すだけ、雪庇を抜かない限り危険性はほとんどないだろう。



【タカマタギ】へ    ページTOPへ   【棒立山】へ    【日白山】へ

 稜線に点々としている人影を追って、いや、ついて行く。何と美しい雪景色なんだろう、つい立ち止まって、カメラを、そして脳裏に焼き付ける。
  
                     タカマタギ、苗場山を見ながら、まず少々下る


        真っ白なタカマタギの雄大さが広がってくる


   適当に間隔をおいて向かう登山者


  tomoさんは、霧氷とタカマタギを撮りながら


   振り向いて棒立山の南斜面


   雪庇の間から仙ノ倉山、平標山


     同、万太郎山


  棒立山とタカマタギの手前の小ピーク(肩?)の間から谷川岳   画像クリック拡大

  
                       霧氷も痩せてきたがまだまだ・・・


   山頂手前の小ピークを巻いて・・・

  
                            最後の登りにかかる


            振り向けば棒立山の背後に巻機山


     おお、素晴しい景色、南斜面には深いクラックが見える

  
                          あと標高差、50mはあるまい


  おお、もうちょいだ


   風紋がキレイ、つられてシャッター切った1枚、後に万太郎山


    「もう、帰っちゃうの、もっとゆっくりしていきなよ」、棒立山を眼下に笑っていたが、下りは真剣

 また振向いては、遠望する。北方向に薄っすら見えていた守門岳が、時間とともにクッキリ、あそこもここ以上に深い雪なんだろう。霞む遠望にしばし見入る。この稜線歩き、あっと言う間、でもないが、良い景色に時間をすっかり忘れていた。行き交う人との会話が弾む、楽し嬉しのタカマタギの山頂到着、10:20-10:26。

   守門岳が北方向にはっきり見えてきた


   狭い山頂に5,6人


     山名の語源は? “狭い”に関係しているかな

  
        あと5,6歩                         タカマタギに着いたぞ、山頂だ


   タカマタギ山頂の展望、守門岳〜日白山   画像クリック拡大


  同、茂倉岳〜苗場山   画像クリック拡大


  絶景を右回りで見て行こう、最奥に霞む守門岳、八海山方面


   巻機山方面、手前は棒立山


   最奥に平ケ岳、大源太山方面


   朝日岳方面


    谷川岳方面


    万太郎方面


    仙ノ倉山、平標山方面


   日白山方面

 一息入れて、「10:30だし、このあとどうしますか」とtomoさん、「先へ行きますか?」 天気も良いし、トレースはあるし、「奥のピークがそうでしょう、累積標高差で200mほど、行きましょうか」、となって日白山まで向かうことに。


【日白山】へ    ページTOPへ   【棒立山】へ     【タカマタギ】へ 

 仙ノ倉山、平標山を眺めながら、雪庇と平行して小さなアップダウンを繰り返し、爽快な気分を味わえる。タカマタギまで楽しめた霧氷は落ちて、黒っぽいた枝が風に揺らぐ。日白山との間に小ピークが二つあるが、両方とも直下をトラバース気味にトレースがあった。P1581を過ぎると、山頂部が視界に入り、大勢の人達のシルエットが舞っているようだ、喜びの表現か、その姿がいかにもユーモラスであった。山頂につくや、東谷山方向と平標山方向に散っていった、日白山11:26-12:00。

      仙ノ倉山、平標山、日白山を眺めながら、


   タカマタギを少々下る。


  次の小ピークほとんど雪庇状、


    直下をトラバース気味に進む


  茂倉岳〜平標山、雪庇と平行に   画像クリック拡大


  タカマタギを振り返る

  
                            しばらく雪庇と平行に

  
   稜線直下をトラバース、後はタカマタギ            右が山頂


  山頂には人影、20人ほどいそうだ


   振向けばタカマタギにも後から登ってきた人が


  雪庇の間から望む、日白山〜苗場山  画像クリック拡大


   雪庇の間から望む、棒立山〜仙ノ倉山  画像クリック拡大

  
                        あと、下って登り帰せば日白山山頂だ

  
                              日白山、最後の登り


    左が山頂部、右側を回り込んで進む


 ここから谷川岳〜平標山を望む  画像クリック拡大

  
                               間もなく山頂

  
                              日白山山頂到着


 日白山山頂の眺望、守門岳〜平標山  画像クリック拡大


  日白山山頂の眺望、仙ノ倉山〜苗場山  画像クリック拡大


 山頂の眺望、守門岳から右回りで、守門岳、八海山、巻機山、手前奥がタカマタギ


   巻機山方面


   平ケ岳方面


   谷川岳方面


   万太郎山方面


    仙ノ倉山、平標山方面


   苗場山方面


  柏崎市方面の山

 寒さは感じないが、風が少々うるさい、昼食をとって、後続の到着を待って復路につく。続きはこちら【帰り道】

   ページTOPへ   【棒立山】へ     【タカマタギ】へ     【日白山】へ



気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”