xxx ★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-685 平標山・仙ノ倉山・大源太山 |
山行日 2013年6月5日 晴れ 単独 コース 平標登山口駐車場(元橋駐車場)→松手山→平標山→仙ノ倉山→平標山→平標山の家→大源太山分岐→ 大源太山→大源太山分岐→三角山→浅貝→元橋駐車場 【前 編】元橋駐車場〜仙ノ倉山 【後 編】へ 【花編はこちら】 相互リンクしているtomoさんが、2日に中芝新道を歩き谷川岳の花情報を掲示板に。そろそろ平標山も咲き出す頃だ、野暮用に晴天を2日使い、5日の天気も良さそうなので早立ちする。駐車場には2台目、間もなく3台目着、明るくなるのを待って4:11出発する。4:14登山道に入る、いきなりの急坂、薄暗い森をコツコツと上って行く、露岩を乗り越えると、ヤマツツジの咲き出した低木の道となり、間もなく鉄塔4:58着。鉄塔の前後から少し勾配が緩くなるが、また樹林帯の中、ブナ、ダケカンバ、シナノキが目立つ、大分明るくなってきた、露岩と丸太の階段を繰り返し、木道に出れば松手山はその先、5:24着。 平標登山口駐車場脇のポスト 平標山松手山コース登山口 ネズコ(別名クロベ)、葉の形が桧とアスナロの中間に近い 鉄塔、間から苗場山を見る、一旦勾配が緩やかになるが・・・ ブナなど高木が点々と シナノキ、シナノキ科の落葉高木 露岩と丸太の階段を繰り返す 木道を進むと 右手に目指す平標山のシルエット 間もなく松手山山頂 松手山山頂から苗場山 同、平標山は右のピーク、ここから逆Z、ゆるやか⇒急坂(木段)⇒ゆるやか、と道を辿る ここから緩やかに少々下る、鞍部から松手山、苗場山を振り返ると松手山に陽がさしていた。軽く登り返してP1677付近へ、この先から一ノ肩まで急坂の木段が待っている。早くもアズマシャクナゲが現れる、もう終盤に近い、この先はわからないので、良さそうな花を見つけてカメラに収める。木段の真ん中付近まで歩いただろうか、左手にハクサンイチゲとアズマシャクナゲの小群落、「おお、当りだ」、陽がさしてないが贅沢は言えない。じっくり眺め、木段を上りつめ、山頂寄りに大山祇碑のある一ノ肩へ、6:37。その先にハクサンイチゲの第二弾、ここからは点々と咲くアズマシャクナゲ、ミネザクラ、振り返っては苗場山を眺めながら、緩やかに山頂へと進む、7:01平標山着。 松手山を少々下って、鞍部から松手山、苗場山を振り返る P1677付近から一ノ肩 急坂、木段をジグザグ上って行く アズマシャクナゲの小群落の横を通過する 今年は蕾のつきが悪いというが、ここはまとまって咲いていた 花アップ シャクナゲの下の斜面にハクサンイチゲが群落を作っている まだ丈が伸びきらず地に這う様な白い福寿草を見ているようだ 木段から山頂部を、 振り返って苗場山を、 一ノ肩、木段が終わり緩やかに山頂へと進む、 山頂寄りに大山祇碑 2つ目のハクサンイチゲ小群落、苗場山を背景に撮る、下が一ノ肩、 ここは一斉に咲き始めているが下より遅い感じ 一斉に咲き出しているが、万一の場合に備え微妙に変えている 少々泥濘んだ笹道からアズマシャクナゲと苗場山 平標山山頂手前の小ピークから平標山、仙ノ倉山 同、平標山 同、仙ノ倉山 先ほどのピークを振り返る 上空の天気は良いのだが、モヤかな、遠望がきかない。今日の目的は“花”、下見に近いかな。仙ノ倉山に向かって、木段を下る、ミネザクラ、ミヤマキンバイ、ミネズオウ、コメバツガザクラが現れ、最初のベンチ付近でハクサンコザクラが現れる。咲きながら茎を伸ばしていくのだが、根元から咲いているような咲きかただ、これが見ていてたまらない。ハクサンイチゲも、ミヤマキンバイも、同様だ。下りきった付近で、チングルマを一輪発見、このあと見渡しながら歩いたが見つからなかった。緩やかに登山道は上がっていく、アズマシャクナゲ、ミネザクラが咲き競っていた。先日の那須の茶臼岳日の出平のミネザクラは見事だったが、ここの地に這うような樹形、これも綺麗だ、素晴しい、一番乗りの男性と会って間もなく仙ノ倉山到着、8:04-8:28。 平標山山頂 山頂から仙ノ倉山、とお花畑 同、仙ノ倉山と大源太山 画像クリック拡大 咲き出したお花畑、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ・・・・ ハクサンコザクラ ハクサンイチゲ 東側に多いアズマシャクナゲ アズマシャクナゲと平標山 ミネザクラと平標山 ミネザクラも東側に多い 平標山とお花畑 東の登山道が屈曲した場所 エビス大黒ノ頭が現れる ミネザクラの間を通り ミネザクラ、背景に平標山、苗場山 少し下って、屈曲したポイントと平標山、苗場山 軽く登り返せば 本日の最高点、仙ノ倉山2026m着 眺望は諦めて、花でも探そうかと思いエビス大黒ノ頭方面に下る、逢ったのはミツバオウレン、ハクサンコザクラ、コメバツガザクラ、ハクサンイチゲ。本山行の予定がまだあるので、避難小屋の見えた所で引き返して小休止。 上空は真っ青なのだが、・・・、 東側の眺望 西〜北側 画像クリック拡大 今年の残雪期、初めて歩いた毛渡橋〜日白山、ここから近いんだなあ 東側に少し下り、仙ノ倉山山頂を見上げる 急坂がはじまる所で 避難小屋を下に見て引き返す 【後 編】仙ノ倉山〜大源太山〜浅貝〜元橋駐車場 【花編はこちら】 ページTOPへ 仙ノ倉山山頂を後に、ひと気のないお花畑を平標山に戻る、9:12。2時間の経過は、燦々と降り注ぐ日差しが、花々にとっては成長を促すエネルギーなのだろう、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイは花が開いたようだ。平標山から南方向に下る、平標山の家までの標高差が320m、そのほとんどが木段である。時々振り返り、歩いてきた山頂部を眺め、垂直320mの変化を楽しむ。落葉低木が芽吹き、シャクナゲが開き、オオシラビソ(?)が道際に現れる。道に沿った湿地に、ショウジョウバカマ、イワカガミ、イワナシ、タテヤマリンドウが咲く、多分間違いないと思うが、コシジオウレンが一花だけ咲いていた、平標山の家9:43-9:55。 仙ノ倉山山頂を後に、お花畑から平標山に戻り 南方向に下る、下山口 長い階段を下る、正面に、これから進む、平標山の家、大源太山、三角山 平標山を振り返る 左手、仙ノ倉山方面 木段を抜け シャクナゲの間を抜ける 見頃のアズマシャクナゲ アズマシャクナゲ、まだ見られます、ってところかな 平標山の家、大源太山を正面に下る、下る 左手に仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭とオオカメノキ、緑が濃くなってきた 急峻なエビス大黒ノ頭 先客が一人、バーナーで炊いていた。持って来た500cc入りの茶を飲み干し、小屋のおいしい水を入れる。山を見上げて中間食を頬張り、おかずとする。もう、出発して約6時間経過、適度な疲労感もあり最高の気分だ。ここから大源太山までは小さなアップダウンが連続する、方向もあちらこちらを向き、山並の変化も楽しめる。ムラサキヤシオが見頃を迎え、緑の中で目を奪う、足元にはイワカガミが登山道に沿って咲いている。白い花びらに見上げればタムシバの花、隣には蕾を沢山つけた木、その差は3mの距離が雪解けに影響したのだろう。軽い茂みに入り、終わりかけ色あせたシャクナゲ、根元にはミツバオウレン、ツバメオモトが咲く、そしてユキザサが後に控えている、今は季節がめぐる一瞬なのである、10:28大源太山分岐点着。 平標山の家から平標山、仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭 南に少々進んでムラサキヤシオと平標山 シャクナゲ、この辺は終盤 ムラサキヤシオは満開に近い 気になる雲が苗場山 大源太山 終わりかけたシラネアオイ、道沿いの笹の斜面に 鞍部から仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭、右に大源太山 エビス大黒ノ頭 平標山、仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭 オオカメノキ&アズマシャクナゲ、平標山 平標山、仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭 画像クリック拡大 エビス大黒ノ頭、万太郎山 緩やかにアップダウンを繰り返し 大源太山の分岐点へ 敷き詰めたように咲くマイヅルソウ、少し今年は早かったようだ。美しい樹皮をしたダケカンバの中を、ちょっと力を入れてひと踏ん張り、下って小さな雪渓を渡ってもうひと踏ん張り、大源太山の山頂部に着いた、あとは緩やかに最奥まで進むとパッと開け、谷川連峰が深い谷を介して現れる、11:08-11:18。雲が時々絶景を邪魔する、待っていると日差しが戻る、ゆっくり目に焼き付けていけ、ってことなのだろう。ここは縦走路からちょっと引っ込んでいて静かだ、平標山、仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭、万太郎山を南から眺められる絶景ポイントだ。幾度となく足を運んでいるが、山頂で人に会ったことがない、山頂の踏み固められた感じからすると、大勢詰め掛けているな、たまたまってことか、11:27分岐点に戻る。 アップダウンして登り返し緩やかに進めば 大源太山山頂へ 時々陰る大源太山山頂の眺望 画像クリック拡大 同、平標山、仙ノ倉山 同、エビス大黒ノ頭、万太郎山 ここから南方向に軽く上ると三角山に出る、11:36。尖った狭い山頂、標高は1685m、と立派な道標には書いてあるが、国土地理院の地図には認知されて無い、標高点でもない山なのだ。大源太山の南西のコブにされちゃってるのかな。ここから西方向にダケカンバの間を急降下する、落葉もあり滑るから要注意。下り始めて10分ほどたつと、かなり大きい雷鳴がした、南西方向には真っ黒い雲、上空は薄曇、予報では午後の可能性を示していたがまだ昼前なのに。全体的には明るいので、様子を見ながらこのまま下る。ダケカンバからブナ、雑木へと変る、12:10鉄塔を通る頃には晴れ上がり雷鳴も聞こえなくなっていた。 分岐点に戻って三角山へと進む 直下から三角山 三角山山頂、奥が三国山 三角山から大源太山 雷鳴を時々聞きながら、ダケカンバの間を急降下する ブナの美しい緑の間を ブナの林 ブナの林を抜けるとしばらく緩やかに下り 軽く登り返して鉄塔の下へ 日差しが戻ったようだ、雷も聞こえなくなった 鉄塔のちょい先、毛無山 鉄塔から少し上って、12:14毛無山、ここを過ぎるとまたまた急坂、雑木の間を下って“三角山登山道”と書かれたプレートに出る、12:36。ここからスキー場のコンクリートの作業道を歩き一般道に出て、R17を横断すると浅貝バス停である、12:54。次のバスは14:01、またしても歩くことになる。いつも乗ろうとするのだが、歩くことになってしまうこの路線バス。 またまた、急坂が続く、下る、下る やっとここで抜け、スキー場を抜け R17、浅貝バス停、1時間強待つよりは歩け! 3.5km 長いスノーシェッドを抜ければ火打峠、元橋駐車場はその直ぐ先、数台の車があった 浅貝の街を出外れると火打峠までずっと上り、おまけにスノーシェッドなるコンクリートの造作の中である。ホコリ、排気ガスなど、どう見ても早朝から歩き続けの私にとって優しい道ではない。1時間バスを待つより、良いかな、13:41元橋駐車場着。総所要時間は、9時間30分、天気はもったし、花は咲き始めていたし、谷川連峰もまあまあ見えたし、良い日和だった。次は、お花畑で高山植物が花の競演中、かな。 ページTOPへ 【花編はこちら】 防虫対策:季節的、時間的、気温の上昇など影響していると思いますが、防虫用のメガネ、ネット、スプレー等いずれかを 準備された方が良いと思います。 平標山の家から三国峠寄り、10:00近かったですが、ブヨに悩まされました。 停まると目&耳、露出した肌を集中攻撃してきます。 |
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