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社山
山行日
    2013年4月5日   晴れ   3名

コース 概略図はこちら
    歌ケ浜(立木観音)駐車場→狸窪→阿世潟→阿世潟峠→社山→黒檜岳分岐→(大日尾根)→P1557→阿世潟
    →狸窪→歌ケ浜

 「3月下旬になったら社山を歩きましょうか、そのころの大日尾根が・・・」、と相互リンクしているアクティブさんに男体山を歩いた時だったかな、話ついでに言ったことがあった。その後足の調子がイマイチと聞いていたが、4/3、メールが入りご夫妻同行の山行となった。天気は半日はもつ予報だったが足尾までは黒い雲がたれこめていた。日足トンネルを抜けると、一変して青空が広がり、クッキリした男体山の山頂部が目に入った。しかし、男体山以外はほとんど雪がない、一応軽アイゼンだけは持って、7:47歌ケ浜の駐車場を出発する。
  
                          歌ケ浜の駐車場から社山を望む

  
                             同、日光白根山

 中禅寺湖道路にはズラッと車が並んでいた、オヤッと思ったが、水辺に点々と釣り人の姿があり、すぐに分った。水面に映る、向かう社山、日光白根山、男体山を楽しみながら林道を進む、8:22狸窪、8:46阿世潟着。山間に入って、9:04阿世潟峠着。

 水面に映る、向かう社山


  日光白根山

  
                        雪のすっかり消えた狸窪付近の林道


   水面に映る、男体山

  
  狸窪から社山                               同、日光白根山

  
   狸窪のシャダンキ                               八丁出島付近の林道


  八丁出島付近から男体山


  八丁出島付近から男体山


  阿世潟付近から男体山

  
  阿世潟付近の林道にわずかに残る雪               阿世潟

  
  山間に入って橋を過ぎると                    峠まで軟弱な残雪あり

  
  阿世潟峠                              阿世潟峠から男体山

 稜線に出ると雪は周辺には見えず、見渡す山並にもなく、登山道に若干泥濘んだ場所あり、次の小ピークを南に巻き、無人の雨量観測所のあるピークも南側を巻く、9:20小休止。冬枯れの社山、右手に真っ白な日光白根山、今の時期標高差が一番はっきり現れる、日光白根山>男体山>社山、が明白だ。
  
  峠付近から雨量観測所のあるピーク               同、足尾方面

  
  小ピークを巻いて                          雨量観測所のあるピーク西側で休憩


 雨量観測所のあるピークから社山


  同、男体山


   同、山王帽子山、太郎山、男体山、手前は下る予定の大日尾根


   同、日光白根山、手前は下る予定の大日尾根


  同、日光白根山


 同、日光白根山〜男体山   画像クリック拡大

 一旦小さく下って、ヤセオネを通り、軽く登り返す、若干高度が上っただけで眺望が見事に変化する。ここからしばらく笹の斜面を急登する、雪が消えてしまったのでモロに急斜面である。西方向から南方向に変わり、東から小尾根を合せ、また西方向に向かう。若干勾配は緩やかになり、露岩の道を辿れば間もなく社山山頂である、10:05-10:26。山頂の西側へ少々移動する、アクティブさんは、このポイントに立つのは初めてだという、素晴しさに見入っていた。
  
   ヤセオネを通り、軽く登り返して男体山             半月山、茶ノ木平方向を望む

  
                               しばらく笹の斜面を急登する


  樹林から脱し、男体山、太郎山、山王帽子山、大日尾根


   日光白根山

  
  若干尾根の向きが西方向に変わり、山頂近し             半月山方向を振り返る


  日光白根山、稜線を境に南側に朽ちた根っ子が広がる


   男体山、北側も疎林となる


  露岩の道を少々辿ればほどなく山頂


   山頂東側から日光白根山


   同、男体山

  
   社山山頂                               山頂から男体山


  山頂西のビューポイントからの展望  画像クリック拡大


    袈裟丸山〜皇海山


    鋸山、皇海山


   鋸山、皇海山、大平山、黒檜岳


  錫ケ岳、日光白根山


  日光白根山

 ここで夫妻に大日尾根のコースと見所を話す、あっさりとイエスだった。コメツガの低木の間を下り始めると、凍結していた。ゆっくり、木につかまって下れば問題ないと思ったが、アイゼンを装着し樹林帯を抜けた。鞍部から見ると、右手にガレた深い沢、黒檜岳方向に伸びる笹の尾根、東側とは趣の異なる景観に感心していた、10:57、登り返すと真正面に道標があり、黒檜岳は左手に曲っている。大日尾根はここから右手に笹尾根を進む。左側に広がる笹原と朽ち残る木株、日光白根山、男体山、中禅寺湖の眺めは格別である。また、中禅寺湖から立ち上がっているように見える日光白根山、これもまた一見の楽しみあり。

  樹林帯を抜け荒涼とした鞍部へ


  点在するガレ場、


  登山道は、右側の笹の急斜面を一気に上がる


  鞍部からガレた沢を介して男体山

  
                       笹の急斜面は鹿の餌場、納豆(糞)が笹っ原一面に

  
   鞍部から社山                             稜線は黒檜岳へ通じる

  
  急斜面を上ると                          黒檜岳への道は左へ


  右に大日へ進むと笹原が広がる  画像クリック拡大


 笹原から男体山


   同、日光白根山


   ダケカンバの再生林(?)もキレイ


  広がる笹原と朽ち残る木株、日光白根山と中禅寺湖


  日光白根山と中禅寺湖


   男体山と中禅寺湖

 笹原の眺望を堪能し、尾根筋に戻る、間もなく北方向に笹の急斜面を下る、中間でちょっと緩み眺める余裕を与えてくれる、自然はうまくできているもんだ。そこには大きなブナの木があり、天地を見張っているようだ。また残り半分を急降下し、小さく登り返してP1557、11:33着、右に少し進んで次の小ピーク、ここには目印となる大きなシャクナゲの株がある。ここで、休憩を入れるところだが、必要ないとのこと、大日尾根と離れ東方向に急斜面を下り、平坦な湿地を通り中禅寺湖周回路へ、12:13。お二人のガンガン下ってくる様、素晴しい、若さかな、阿世潟12:17-12:45。ここからは往路をゆっくり、散策しながら歩く、カイツブリ、見つけた、13:04狸窪、13:32歌ケ浜駐車場着。
  
                       北方向に笹の急斜面を下る

          
               真っ直ぐのびた大きなブナ

          
           ここから下はブナが沢山分布している

  
    P1557へ緩やかに上る                     振り返れば左が社山

  
  P1557                                 東に曲って次の小ピーク、大きなシャクナゲあり


   大日尾根から外し、急斜面を一気に下る


   窪地をトラバース気味に下り


  小さな沢に出て、湧き水を見つけ潤していた

  
   間もなく平坦な地形に出て                      中禅寺湖周回路に出て

  
                                  阿世潟到着、休憩

  
  社山を振り返り、「良い眺めだった」                男体山に雲がかかってきた


   悠々と浮かぶカイツブリも楽しそう


 狸窪付近まで来ると男体山は、ついに山頂が雲に覆われ

  
  日光白根もくずれ模様                         旅する人もそろそろ帰路につく頃のよう

 総所要時間は、5時間45分、お天気に恵まれ、眺望を堪能できて良かった、残雪があれば趣は変ったと思うが、次回をお楽しみに。
      参考:最近の社山山行   半月山・社山 2013/3/12   社山 2013/1/8



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