山行日
2013年1月8日 晴れ 2名
コース
歌ケ浜駐車場→狸窪→阿世潟→阿世潟峠→雨量観測所→P1567→社山→P1567→雨量観測所→阿世潟峠
→阿世潟→狸窪→歌ケ浜駐車場
先日熊鷹山の展望ヤグラから社山を眺めたら、そろそろ雪遊びには丁度良いのでは? 東松山市在住のMさんを誘って、出かける。単独行だと暗いうちに歌ケ浜を出発するのだが、本日は11:08、いつもの引き上げてくる時間だ。見渡した道の状況は、舗装も若干露出しているが、アイゼンを装着してしまった方が無難とみた。道は良く踏まれ、アイスバーン状、バリバリと森に響かせながら、11:48狸窪のシャダンキ着。除雪はここまでで、ここから雪の道に変る11:49半月峠分岐点、12:12阿世潟着。歌ケ浜駐車場からここまで3.4km、約1時間を要す。
歌ケ浜駐車場から日光白根山
同、社山
同、男体山 ツララの重みと強風から桜が無残
桟橋(?)に出来たツララと社山、道沿いで
同、日光白根山
同、男体山
アイスバーン状の道 狸窪のつり宿がなくなっていた
つり宿跡から男体山
狸窪のシャダンキ 半月峠入口
男体山を樹間に見ながら 林道を進む
阿世潟付近から男体山&中禅寺湖 画像クリック拡大
阿世潟付近から男体山&中禅寺湖
阿世潟 阿世潟峠入口
ここから落葉樹の森を、踏み跡を辿り、緩やかに進む。踏み跡を外すと30-40cm入り込む。徐々に勾配を増し、橋を渡って急斜面を少し進むと阿世潟峠に出る、12:33。峠から南に進めば足尾方面に、左は半月山方面、右方向が社山である。最初の小ピークの南側を巻き、次の雨量観測所のあるピークも左に巻いてヤセオネの付け根に出る、12:56。雨量観測所の西側の展望は素晴しい、急ぐことなかれ、眺望を満喫しよう、山頂を見上げて、勝手にビューポイント5ヶ所選定。
ゆったりした森の中を進み 橋を渡ってしばし急登して
阿世潟峠に出る 阿世潟峠から社山山頂を左前方に
最初の小ピークの南側を巻き、鞍部から男体山
雨量観測所のあるピークの左へ ここも結構急坂である
展望が大きく開ける、半月山方面 社山方向
社山〜男体山の展望 画像クリック拡大
日光白根山〜太郎山の展望 画像クリック拡大
ヤセオネを渡り尾根伝いに進むと、手前の小ピークP1567、コブ状のビューポイント3ヶ所を通過する
20mほどのヤセオネを慎重に渡り、P1567、小ピークに上る、13:06。折角のチャンス、ゆっくり眺望を楽しむことにする。雪はもう少し多い方が青空に映えるが、少な目だけに歩くピッチが早くなる。
ヤセオネを辿る、凍結箇所あり、要注意
小ピークからの眺望、茶ノ木平、半月山方面
半月山と先ほど通ってきた雨量観測所のあるピーク(アンテナ)
同、日光白根山〜半月山 画像クリック拡大
同、日光白根山
同、温泉ケ岳
同、太郎山
同、男体山
次のコブを目指して雪の笹尾根を急登する。13:18次のビューポイント着。高度とともに変化していく、中禅寺湖と取巻く山々の形が飽きない、新鮮だ。
男体山〜半月山 画像クリック拡大
茶ノ木平、半月山方面
男体山、太郎山
4つ目のビューポイントヘ向かう
13:25、4つ目のビューポイント、日光白根山が白桧岳、前白根山と一座に見え、迫力を増す。男体山も太郎山以下が間隔をおいて連なり、どこかに向かって行くようだ。
日光白根山
男体山
尾根に沿ってダケカンバの小木の間を抜けると、右に曲って山頂へ向かう。
13:32、第5のビューポイント着、主稜線の屈曲するところ、東からの枝尾根の合流点。
男体山〜半月山 画像クリック拡大
半月山方面 山頂方向
日光白根山
男体山と中禅寺湖
社山山頂近し、もう一息
社山山頂到着
山頂付近は大きな吹き溜まりの出来るところであるが、まだない。尾根筋をゆったり進んで山頂着、13:48-14:12。山頂の標識から西側に少し進むと展望が開ける、山頂からぐるっと前日光の山、足尾の街、袈裟丸山、皇海山、日光白根山、温泉ケ岳と大展望を楽しめる。2時間遅れの昼食、Mさんに半月山を経由するか、来た道を戻るか、どちらにするか。経由すると日が暮れてしまうので、後者に決まり。
山頂から半月山方向
同、足尾の街を眼下に
袈裟丸山〜前白根山 画像クリック拡大
袈裟丸山
皇海山、黒檜岳
皇海山
錫ケ岳
日光白根山
眼下に真っ青な中禅寺湖を見ながら雪の尾根を下る。午後は曇る予報が出ていたが、取巻く山々はくっきりと見え、 歌ケ浜駐車場に戻る頃には夕日も見えるかもしれない。早朝歩くスタイルとは違って別の楽しみが生まれるものだ。阿世潟峠14:59、阿世潟15:13、狸窪のシャダンキ15:44、阿世潟峠に沈む夕日を見て、歌ケ浜駐車場16:30着。
中禅寺湖を眺めながらスイスイ下る 画像クリック拡大
男体山と中禅寺湖、汗だくで歩いた往路とは比較にならない、汗かくこともなく、冷気を顔に感じながら・・・
男体山の山頂部
あっという間に雨量観測所の上まで
中禅寺湖と
周辺の山々を一望し 画像クリック拡大
立ち止まっては振り向いて 阿世潟峠に下る
峠からあっという間に阿世潟へ
波も小さくなって、逆さ男体山を水面に映す
半月峠のコースを合せ シャダンキの脇を抜ければ
男体山が夕日に輝く
社山の落日に見入り、ほどなく本日の山行を終える
総所要時間は、5時間22分、Mさんとは一昨年11月、川苔山を歩いて以来、しばらくぶりの山行だった。夫婦して深田久弥の日本百名山を目指し、旦那は一足先に終わり、奥さんが昨秋剱岳で100座完歩し、時間的に雪山で遊ぶゆとりが出来てきたようだ、歓迎だ。
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