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 白馬岳山頂からザックをデポした三国境へ折り返す。向かう雪倉方面のルートを確認しながら下るのであるが、登山道沿いに咲く花も気になる、シコタンソウを往路で見逃していた。15分ほど下ったところで、先ほど会った女性にまた行きあった。山頂往復してくる間にあまり進んでない。ペースが遅いが、足元はしっかりしているし、日暮れまでには大池山荘に着く予定と言っていた、心配することはないだろう。

   雪倉方面に続く尾根を眺めながら分岐点、三国境を目指す


  稜線下に湖あり、長池


 【イブキジャコウソウ、チシマギキョウ】


 【シコタンソウ】


 【イワツメクサ】




  三国境に近づいた、ルートには点々と山頂に向かう人

  
                      三国境着、いよいよ雪倉岳のコースに入る

 10:45三国境着、20分休憩したが、その人は来なかった。雪倉避難小屋目指して、礫岩の道を下る。濃霧等で道から外れたら迷う込んでしまいそうな道だ、そこは、小間隔で赤ペンキの塗られた石、要所に建てられた道標があるので安心して歩ける。三国境出発時間からして、16:00までに旭小屋に着くのは容易でないと考え、本日は避難小屋泊とする。避難小屋までのルートは、まず、三国境の北西方向にある鉢ケ岳へ通じる尾根を下り、P2504で鉱山道と合流し鞍部まで下る。鞍部から鉢ケ岳を巻き鉢ケ岳-雪倉岳の稜線に出て、雪倉岳方向に進めば雪倉岳の鞍部に避難小屋がある、コースタイムで1時間半ほど。タカネマツムシソウ(別名ミヤママツムシソウ)が点々と咲き出している。花はマツムシソウより大きいし、色鮮やかで豪華な花だ。清水岳を2011年に歩いているが、近いことでもあり植生が似通っているようだ、11:38鉱山道の分岐点に出る。
  
                        大粒小粒の礫の道、赤丸と道標が頼りの道

  
 一段下った所から振り返る、白馬岳方面             三国境方面

  
     小蓮華山方面                         赤○を拾いながら下降する

 【アオノツガザクラ】




 【ミネズオウ】


 【タカネマツムシソウ】




 【チシマギキョウ】




  下り斜面が緩やかになった所で白馬山頂を振り返る  画像クリック拡大



 同、小蓮華山方向を振り返る   画像クリック拡大

  
 鉢ケ岳の右側を巻く                           白馬岳山頂方面

  
   旭岳、小旭岳                               清水岳

  
  残り花、コマクサの小群落を過ぎると              間もなく鉱山道の分岐点

 【タカネマツムシソウ、タカネシオガマ】


 【イワオウギ】


 【ミヤマムラサキ】




 【コバイケイソウ】





 巻き道に入り、4ヶ所ほど雪渓を通過し、笹尾根をよじ登れば鉢ケ岳と雪倉山を結ぶ稜線に出る。雪渓付近ではシナノキンバイ、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、コバイケイソウ、ミヤマキンポウゲの群落が花盛りだった。ここまで、ウルップソウはことごとく終わっていたが、雪渓脇で3本、残り花を見つけた。稜線を辿りながら、礫の間に根づいた花々を撮る、群落はないが種類が多いこと。
  
   雪渓はベンガラがまいてあった、最初の雪渓         小蓮華山、乗鞍岳方面

 【ミヤマキンバイ】


  【ミヤマキンポウゲ、コバイケイソウ】


 【ミヤマキンポウゲ】


 【ハクサンイチゲ】


 【シナノキンバイ】






  
                    
2番目の雪渓を斜め上方向に渡る

 【ハクサンコザクラ】


 【ウルップソウ】



  
   白馬岳方向を振り返る                最後の雪渓、水を容器満杯にした

  
                   稜線を辿り、小ピークを越えると鞍部に避難小屋が見えた

 【クルマユリ】






 【イワショウブ】




 【ウメバチソウ】


 【タテヤマウツボグサ】




 【ミヤマアケボノソウ】


 【タカネナデシコ】


 【ヨツバシオガマ】


 【カライトソウ】


 【タカネツメクサ】


 【イワシモツケ】


 【シモツケソウ】




 【ハクサンフウロ】


 【イワオウギ】


 【タカネマツムシソウ】






 【ハクサンシャジン】


 【イブキジャコウソウ】




 【クモマミミナグサ】



  
    雪倉避難小屋から小蓮華山方面               同、道なり正面が雪倉岳山頂方向


 12:35、雪倉避難小屋着、ザックを小屋に入れたところで、ガスって強風が吹き出す。一時視界が30mほどになった。でも後続の7,8人がその中を朝日小屋方面に向かった。


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