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 白馬大池のパラダイスを後に、白馬岳に向かう。すでに一帯は森林限界を越えており、眺望を遮るものはない。遮るとすれば、足元の斜面だけである。振り向いては白馬大池を眺め、目指す小蓮華山、白馬岳を稜線上に見て進む。2500m超の稜線歩きの醍醐味を味わえる。呼吸が乱れるようなら立ち止まって足元の花に、遠い雲に語りかける。決してラクではないが、山並と花々が力を与えてくれるだろう、7:43船越ノ頭。
  
   白馬大池を振り返り                           稜線上の小蓮華山を追う


 小蓮華山〜朝日岳  画像クリック拡大

 【ヒメコゴメグサ】

  背景は雪倉岳と朝日岳


  徐々に高度を上げ、緑に囲まれた白馬大池が神秘性を帯びてくる


 ふと、足元に餌を啄ばむ雷鳥(♂)の姿


 距離をおいて後につく、ハイマツの茂みに入りかけたりしながら15mほど歩く


   下って来た女性に静かにタッチしその場を離れる


  大分上ってきたぞ、雪倉岳、朝日岳


   白馬大池


   小さいアップダウンを繰り返す稜線、先端が小蓮華山


   点々と向かう人、下る人


   鹿島槍ヶ岳、唐松岳、鑓ケ岳が視界に入る


  鑓ケ岳と杓子岳、剱岳もチョコンと飛び出す




  
  船越ノ頭2612m                             足元にミヤマダイコンソウ


  船越ノ頭から小蓮華山、中間にもう一つピークがありそうだ


 小蓮華山へまた1歩近づいた

  
   鞍部から振り返る、船越ノ頭に5,6人             ガレ場を登る

 船越ノ頭を下って鞍部へ、丁度下りのラッシュかな、いっぱい、どの顔も満足そうに見えた。これが昼過ぎると、特に登りの人は力の入った様相に変る、まれには悲壮感に満ちてくる。一声かけてやりたいが、口を閉ざして首を下げるだけ、午前中の顔は皆良い顔だ。小蓮華山山頂を目前にして、横にちょっと寄って立ち止まっていたら、本日2度目の雷鳥の姿、隣に居合せた方が「カワイイ・・・」、見ると雷鳥の子、今年のヒナだ、チョコチョコ歩き回る、その姿は・・・・。親鳥は「グー、グー・・・」鳴いて躾けているようだった。次の瞬間、親鳥のとまっている岩の横にチョコンと上って並んだ。その親子の目線が生息圏の白馬三山を見入っているようで、当山行の印象に残る一コマであった、8:42小蓮華山着。
  
                              行き交う人大勢


   狭い道は譲り合い、総勢22人の団体さんのようです

 【タカネヤハズハハコ】




 【タカネナデシコ】




 【ヤハズヒゴタイ】


 【イブキジャコウソウ】






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 【ホソバツメクサ】


 【チシマギキョウ】


 【ミヤマアズマギク】


 【ミヤマタンポポ】


 【ウサギギク】


 【エゾシオガマ】


 【イワカガミ】


 【アオノツガザクラ】





  
 ガレた道も少々あり                        白馬三山、左が鑓ケ岳&杓子岳、右が白馬岳

 【チングルマ】

  背景は鑓ケ岳と白馬岳

 【ハクサンイチゲ】

  背景は鑓ケ岳と白馬岳

  
   「グーグー・・・、こっちへ来なさい」               「なーに、お母さん」


  「良ーく、見ておくんだよ、・・・・・」


  「わかったよ、私達の棲みかは美しくて雄大だね、・・・・」、といった感じかな

  【ハクサンフウロ】


 【ミヤマアキノキリンソウ】


  【コバイケイソウ】


 【コバイケイソウとオンタデ】


 【ミヤマダイモンジソウ】



  
  小蓮華山山頂直下                          賑わう小蓮華山山頂


 小蓮華山山頂からの眺望、白馬大池から小蓮華山の稜線、背景は頚城山塊  画像クリック拡大


 同、鹿島槍ヶ岳〜朝日岳  画像クリック拡大


  同、鹿島槍ヶ岳、白馬三山


  同、くつろぐハイカー


  同、白馬岳


  同、鑓ケ岳&杓子岳


   同、鉢ケ岳


  同、雪倉岳、朝日岳

 小蓮華山の山頂部は亀裂が入り、ロープが張られたままになっているが、進んでいるようには見えなかった。南側に面した急斜面はいつ崩落するかわからないとか。賑わう山頂を後にガレた斜面を下り、細かい砂礫の道に変る。見渡す山並を楽しみながら進むと間もなく雪倉岳方面の分岐点、三国境に出る、9:26。

   白馬岳に向かって@


   白馬岳に向かってA


   白馬岳に向かってB

 【ヨツバシオガマ】




  アップダウンを2度繰り返し、小蓮華山を振り返る

  
 白馬岳山頂部が見えてきた                      雪倉岳、朝日岳も近づいてきた様子

  
                         雪倉岳、朝日岳の分岐点、三国境

 分岐点にザックをデポして白馬岳に向かう。岩場は花盛り、チシマギキョウ、クモマミミナグサ、ミヤマクワガタ、ミヤマタンポポ、ミヤマアズマギクなどなど楽しませてくれる。山頂直下のピークを乗り越えると、いよいよクライマックス、当HPのTOPページの撮影点の到着する。夏のバージョンに張り替えようとしたが、どうも代えることに抵抗を感じ、開設以来の写真を使用している。また、この小蓮華山〜白馬岳の画像をNHKドラマ『坂の上の雲』で使用したとか、どこやらのジオ○○のHPの中でも北側から見た白馬岳山頂を載せていた。どうも、つまらないことを書いてしまいました、10:08着。

 【チシマギキョウ】


 【クモマミミナグサ】


 【ミヤマクワガタ】


 【ミヤマアズマギク】


 【ミヤマタンポポ】


 【タカネシオガマ】




 【シナノキンバイ】


 【ハクサンイチゲ】


 【イワカガミ】




  白馬岳直下から小蓮華山を振り返る


 白馬岳直下の展望  画像クリック拡大

 【タカネツメクサ?】




 【ミヤマダイコンソウ】


 【チシマギキョウ】




 【クモマミミナグサ】



  
                  白馬岳に向かって最後の小ピークを乗り越えると

  
                     当HPのTOPページ画面の撮影点に出る


  この画像が近いかな?


    こんな感じかな、季節は晩秋でした

  
                                 白馬岳山頂到着

  
  跳ぶ練習中です                         「跳びまーす」、ちょっと撮影角度がまずかったかな


  白馬岳山頂からの眺望、杓子岳、鑓ケ岳、鹿島槍ヶ岳


     同、立山、剱岳、毛勝山方面


     同、立山、剱岳


  同、旭岳、清水岳方面


  これから向かう雪倉岳、朝日岳方面


  小蓮華山方面

 それぞれの山頂を楽しむ方が入れ替わり、立ち代り、雲が出てきて眺望がイマイチだったけれど、久しぶりの白馬岳山頂、グーでした。


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