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女峰山
山行日
    2013年7月20日   曇り   単独

コース
    志津林道(シャダンキ)→馬立→唐沢避難小屋→女峰山→帝釈山→富士見峠→馬立→志津林道(シャダンキ)

                                             女峰山で出逢った花

 天気がイマイチのようだが、久しぶりに女峰山を一回りする。花の少ない時期であるが、ハクサンシャクナゲは見られるだろう。志津林道を4台繋がって路肩の車をチラチラ見ながら志津乗越へ、乗越周辺が昨年から駐車禁止となり、本日は土曜日でもあり、ごった返している。駐車禁止といっても、入れられそうなスペースに皆さんが突っ込んでいく。シャダンキまで進みたいのだが、前の3台が動きそうも無い。交通整理のおじさんがいるのだが、聞いてくれない。降りて運転手に事情を話し、避けてもらい10分ほどロスして通過、曇り空を仰ぎながら、6:47出発する。昨秋は乗越から歩いたが、林道の傷みがひどく歩きにくかった、今年は整備されている、6:56林道突き当たり、ここから左折して緩い坂道を上っていく、7:18馬立着。
  
   シャダンキ(志津林道)、駐車は3台目               林道から早朝の男体山、曇り空

  
    突き当たって左折、正面が女峰山              女峰山を眺めながら緩やかに上る


   林道のカーブから目指す女峰山

  
   馬立着                                ここから山道に入る

 馬立から山道に入り、笹の斜面をジグザグ下って、荒れた沢を渡り、対岸で裏見の滝からのコースと合流する、7:26。右手に涸れた沢を見ながらコメツガの樹林帯をもくもくと登っていく、粘土質の土、木の根、段差があり、脇見はできない。シャダンキ前に止まっていた2台、3人、また3人抜いて先頭(?)に出た。間もなく、沢に降り、ガレ場を渡って左岸の水場に出る、8:14。この水場付近に、ユキノシタ科の植物が林立する、チャルメラソウに近いかな。コメツガの樹林帯を一登りして、唐沢避難小屋にでる、8:26。小屋にはひと気がなかった。
  
  涸れ沢へ                                 ハシゴで降り

  
  大石、小石を乗り越え                       裏見滝コースと合流する

  
   向かう女峰山                          男体山を振り向く

  
  沢筋に沿って右岸を歩く                      コメツガの樹林帯をどこまでも・・・

  
  粘土質の土、木の根、段差を気にしつつ進む         3人、また3人の前に

  
   沢に降り                              ガレ場を渡って左岸へ

  
   南方向に富士山を望む                      山頂部まで続くガレ沢

  
  森の中に美味しい湧き水                      一登りすると展望が開け、山頂を望む


  振り返ればm富士山、男体山、大真名子山

  
 間もなく森を抜け唐沢避難小屋へ                  石神の脇から山頂を目指す

 避難小屋から広葉樹混じりの森の中を少し歩き、先ほど渡ったガレ場の上部を渡り帰す、8:39。マルバシモツケ、ハクサンシャクナゲ、ミヤマカラマツが点々と咲く登山道をつめていくと、本日の一番乗り男性に会う、早い下山だ、山頂にもう一人いるとか、結局私は3人目のようだ、9:02-9:24。
  
 広葉樹の間を抜け、またガレ場を横断する、スリップ注意        渡ってから振り返る

  
               コメツガの樹林帯の中に、ハクサンシャクナゲ、マルバシモツケが点々と咲く

  
  本日の一番乗りの男性、もう下山                      女峰山山頂着

 とうとう、太陽を見ないで山頂に着いてしまった。特に南から東方向に雲が多い、高原山、那須岳、吾妻連峰は見えないが、あとは曇り空ながらも山並は見える。2番目の方は霧降高原から入ったようだ、到着する入れ替わりに下って行った。しばし時間をおいて、一人、また一人上ってきた、水を一口飲んで、戻ってしまった、最近はこんな人が多いですね。狭い山頂の周りを見ると、ハナニガナが沢山咲いている。土の多い場所に咲いたのでは趣がないが、岩にへばりついて咲いていると、キレイなものだ。途中で抜いてきた6人はまだ着く様子はない、岩場の花を眺めながら帝釈山に進もう。

 浅間山〜高原山 画像クリック拡大


 富士山〜至仏山 画像クリック拡大


   富士山遠望、男体山、大真名子山周辺


   富士山、秩父連峰遠望、手前半月山


   男体山、大真名子山、小真名子山、日光白根山周辺


   大真名子山背景に皇海山、八ヶ岳


   男体山の裾野遠方に浅間山m北アルプス奥穂〜槍


  小真名子山、背景に日光白根山周辺


  日光白根山と右奥遠方に白馬岳


  小真名子山、右奥に日光白根山、太郎山、一番手前が帝釈山


   金精山と温泉ケ岳の後方遠望


     至仏山周辺遠望


   燧ケ岳周辺遠望


   会津駒ケ岳周辺


 飯豊連峰遠望 画像クリック拡大

 岩場には咲き残っているツガザクラ、イワヒゲ、果実をつけ一段落したようだ。少し進むとコメツツジが目に入った、どこでも見られるような花と異なる、環境が違うからかな。ミヤマダイコンソウ、コケモモ、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、ツマトリソウと結構花があるもんだ。ふと岩場に目を向けると、真っ赤なヨウラク、花が大きい、以前に湯元の三岳で見たものに近い。その時も調べたけれど、判らず“ツリガネツツジ?”と書いておいた、多分これも同じものだろう。

  山頂を後に、女峰山を振り返りながら帝釈山へ@


  帝釈山に向かう@


  女峰山を振り返りながら帝釈山へA


  帝釈山に向かう道A


  女峰山を振り返りながら帝釈山へB


  帝釈山に向かうB


  女峰山を振り返りながら帝釈山へC


  帝釈山に向かうC


   女峰山を振り返りながら帝釈山へD


    帝釈山に向かうD

 岩場で遊んでいたら、男性が抜いていった、帝釈に進む人もいるんだ。女峰山を時々振り返りながら、ハクサンシャクナゲと山並を撮りながら、ゆっくりした尾根歩きをして、専女山9:57、帝釈山10:15-10:23。

   女峰山を振り返りながら帝釈山へE

      
         女峰山を振り返りながら帝釈山へF
     


  帝釈山に向かうE

  
                              帝釈山山頂着

 まだ晴れそうもない、男性をここで抜き返して、富士見峠の道へと進む。この道、ハクサンシャクナゲの多いこと、蕾みも多くまだまだ見られる感じ、山並と一緒に撮れるのは山頂付近だけ。1/3ほど下ったところで、先に行く男性がいた、別人が追いついてきた。花も少なくなったので、後を追う、接近して二言三言、富士見峠に同時着、10:55。

 富士山〜会津駒ケ岳 画像クリック拡大


   帝釈山山頂から富士山、男体山、大真名子山、右奥に日光白根山


   小真名子山、日光白根山、太郎山周辺


   日光白根山、太郎山周辺


  至仏山周辺


   燧ケ岳周辺


   会津駒ケ岳周辺


   女峰山


   男体山、大真名子山周辺

  
  帝釈山から富士見峠の下山道                  ハクサンシャクナゲが見頃だった

  
   追いついてきた男性、このあと車まで一緒                   富士見峠

 この男性、小真名子、大真名子を越えていくか、林道を下るか迷っていた。「雲が多くなってきたし、林道を下ったら・・・」、「2時間ほど余計かかる・・・」、というから「林道を下るなら、ゆっくり考えて追いついてきな、シャダンキのそばに車があるから志津の駐車点まで乗せてってやるよ」、と言ったら一緒についてきた。会話が弾み、改良工事で歩きやすくなったこともあり、疲労感もなくシャダンキに戻った、11:44馬立、12:12シャダンキ着。
  
                       志津乗越から林道の大幅改良工事中

  
                             通行時お互い声を掛け合って

  
    馬立通過                             間もなくシャダンキに到着

 総所要時間は、5時間25分、季節外れとみた花が意外に多く、曇天下であったが、良い山行だった。それにしても、志津乗越の駐車、中型バスまで入っている状況、男体山を目指すピークハンター、しばらく減ることはないだろう。

   帝釈山の下りで出会い、同行したNikkoMonkeyさんのヤマレコ投稿ページです、御一見下さい。


      女峰山出逢った花



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