【後編:平標山〜松手山〜二居集落】 【前編:二居集落〜日白山】へ 【中編:日白山〜一ノ肩〜平標山】へ 平標山をあとに泥濘んだ登山道を下って、14:13大山祇碑通過、一ノ肩付近から長い木段脇に残る雪渓を下る。木段の下部付近の崩落ヶ所でヤブを漕ぎ、雪庇上を緩やかに下って、14:39“高山植物・・・”の看板(多分標高点1677m)を通過する。松手山&苗場山を正面に、もう少々下って、松手山へちょっぴり登り返す、14:58-15:03松手山。山頂部の雪庇は無残、季節の変化をまざまざと見る、これも自然現象、草木の活動はもう始まっているのだ。 往路を戻り下山、遠のく平標山 松手山方面 一ノ肩付近から山頂を振り返る 画像クリック拡大 長い木段の脇を快適に下る 同じ場所でしょうね、快適でした(tomoさん提供) オットット、右を巻いて 崩落場所を下から撮る、長い木段の下部 緩やかに進むと “高山植物・・・”の看板 松手山、苗場山を正面に緩やかに雪庇の上を下る 松手山へ登り返す 松手山山頂直下 直下から東谷山を北方向に、 平標山を東方向に 松手山南斜面の雪庇崩落は末期 進むクラック、松手山山頂部の雪庇 松手山山頂から午前中歩いた東谷山〜日白山 同、平標山 ここから、いつもは元橋を目指して下るのだが、今日は車を停めてある二居集落を目指す。何十年か前、一度だけ下ったことはあるが、今となっては全くの記憶外、tomoさんの後を。ルートは、松手山から二居方面に派生する尾根に沿って下るようだ。ここのブナの森もなかなか美しい、春秋は楽しめるだろう。樹間から北方向に眺める、今朝歩いた東谷山&日白山の尾根、これも新鮮でチョコチョコ立ち止まった。高度の低下とともに、雪解けは進み、夏道が露出していた、15:49鉄塔。 松手山から二居方面に派生する尾根に沿って下る 雪庇 進む雪解け 日白山と一ノ肩へ辿った尾根 同、枝間から東谷山、日白山 同、枝間から東谷山、日白山 ここのブナの森もいいな、緩んだ雪上を緩やかに下る 風雪に耐えているクロベ、感動しちゃうね 夏道が現れているようです 大分下ってきましたが、雪庇はまだまだ この手前が正規ルートだったようですが、ちょっと道から外れたようです 鉄塔の西側に周り、15:59送電線工事用林道に出て、この林道伝いに歩いた、16:36林道分岐点でtomoさんが道標を掘り起こす、間もなく地王堂川を渡り、16:53林道分岐点に、ここにも道標あり、ここから舗装されているようだが、まだ雪の下。この先にシャダンキ、もう、里に出たのだ、16:55。道は別荘地に入ると除雪してあった、最初の家を過ぎた所で、親切なお方、軽トラで送ってくれるとか、17:01。700-800m駐車点まであったろうか、心なしか、荷台を吹く風はさわやかだった。 ショートカットして正規ルートに、鉄塔に出る 鉄塔脇の送電線工事用林道に出ました この林道、山の斜面と同じ角度で雪が残り、おまけに軟弱でアイゼンがきかないんですよ(tomoさん提供) 林道分岐点にある道標、tomoさんが掘り起こしました ここから杉林を抜け 地王堂川を渡ると ここにも林道分岐点に道標あり 間もなくシャダンキに出て 別荘地に入ります ここから除雪してあります、ちょっと先の車に二居集落の駐車点まで乗せてもらいました、ラッキーラッキー 総所要時間は、11時間52分(車上時間は含まず)、フル半日コースの雪庇歩きが終わった。良く歩いたものだ、我ながら感心する、tomoさんもかな。しかし、このコースの発想が面白い、確かに断片的に歩いたり、眺めたりしているが、繋げて歩こうとする勇気、度胸、私もきらいでないから同行をお願いした。終わってみれば、問題視していたヶ所も雪質と天気に恵まれ無事通過、上越の山深さを五感で感じ、貴重な体験をさせてもらった素晴しい一日だった。tomoさん、有難う、またね、山頂の肉まん、美味しかったよ。 【前編:二居集落〜日白山】へ 【中編:日白山〜一ノ肩〜平標山】へ |