★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-678 鳴神山 |
山行日 2013年4月25日 晴れ 6名 コース 駒形登山口→肩の広場→鳴神山→椚田峠→赤柴登山口→駒形登山口 花編はこちら 相互リンクしているドンピシャ登山の葱さんとお知り合いの方々と昨年同時期に赤城の利平茶屋周辺を散策した。今年は、「鳴神山を歩きたい」、とのこと。現地集合とし、山間の県道を終点まで走る、道路沿い緑の様子からして、アカヤシオには遅れた感じもするが、ミツバツツジ、ヤマツツジ、沢筋の花もあることだし、7:48駒形登山口を出発。ヤマブキ、マムシグサ、ウラシマソウ、ジュウニヒトエが咲く、ウラシマソウに引っかかり、最初から厳しいコースタイム、間もなく林道終点へ、小橋を渡って杉林の道に変る。相変わらずウラシマソウが次々に登場する、その成長の過程が見られるから面白い、芽が出て、葉が出て、糸状に飛び出てくるようだ、8:08下から1000歩上から3500歩の表示、8:34下から2000歩上から2500歩の表示通過。 鳴神山駒形登山口 作業道終点から小橋を渡って山間へ 沢に沿って杉林を進む 下から1000歩、上から3500歩の表示 岩々の道をしばらく進むと また杉林へ 下から2000歩、上から2500歩の表示 両岸から岩が迫り、喉状のところを通過すると広々とした緩い斜面をしばらく進む、新緑も高度とともに淡く変化する、同種の木であっても、同木であっても枝により一様ではない。更に進むと、芽吹き状態となる、垂れ下がったハウチワカエデを見たSさん、色々と味付けして説明してくれる、木段をジグザグに上って肩の広場着、9:28。 両岸から岩が迫り 喉状のところを通過すると 広々とした緩い斜面をしばらく進む、新緑も淡く変る 振り向けば枝間に赤城山 勾配を増し 見上げればアカヤシオの残り花 階段状の道をジグザグ進む 立ち止まれば、目の前にハウチワカエデの芽吹き&花 芽吹き、下方を見る 吐く息も荒く やっと、肩の広場へ カッコウソウの保護地を覘く、まだ蕾 周辺の状況からすると、カッコウソウが咲き出しているのでは? 木品側に杉林を少々下り偵察する、しかし、花茎が3cmほど、1週間先でどうかな。ここから山頂まで40-50m、足元の不安定な道を半分ほど上ると、アカヤシオが迎えてくれた、雪のあと開いたのだろうか、ほとんど傷んでなかった。これは期待できそうだ、鳴神山山頂9:45-10:10。祠の前の株、ここは何度かやられているようだ、大分痛々しい花をつけていた、しかし、西峰の東斜面は例年には及ばないが、結構赤く染まっているではないか。取巻く山々も、まあまあクッキリ、男体山、日光白根山、袈裟丸山&皇海山、武尊山、谷川連峰、浅間山といい顔をしていた。記念写真を撮って、仁田山岳へ移動。 肩の広場から鳴神山(桐生岳)へ 足元の不安定な道を少々、アカヤシオがお出迎えのようだ 鳴神山山頂、祠&雪で少々傷んだアカヤシオ 仁田山岳(西峰)の東斜面、アカヤシオが点々と 蕾も多少残っている 遅いかと思ったが、まだまだ見られる感じ 南側、桐生方面を展望 松とアカヤシオ、映える組み合わせ 北側の山並展望、左から太郎山、男体山、女峰山 同、日光白根山 同、武尊山 同、谷川連峰方面 同、浅間山 岩場を下って 仁田山岳へ 仁田山岳の小道に入ると、木々の間は花盛り、見上げても、眼前までも花、花、花のオンパレード、諦めていただけに感動が大きい。良く見ると傷んだ花もあるが、全体を見れば、十二分に楽しめる。南側にまわると、材木を持った男性に会う、木段の補修をやっているとか、ボランティアだという、ご苦労様のことです。 仁田山岳の西の展望台から赤城山とアカヤシオ 仁田山岳のアカヤシオ 仁田山岳のアカヤシオ 仁田山岳のアカヤシオ 仁田山岳のアカヤシオ さあ、ここから予定では北へ下り椚田峠に向かう予定だが、葱隊長は中間の尾根でヤシオを楽しみたい様子、しかし、今回は一番歩き易い予定のコースとした。ヤシオを右に左に、頭上を仰ぎながら下り、冬枯れに近い雑木林になったところで、先ほどの方たちが作業をしていた。見守る真っ黒いワンコ、手伝っているような自慢顔、そばに咲くカタクリを撮って椚田峠、10:29。 アカヤシオを眺めながら急坂を下る この辺まで下っても芽吹きはこれから 突然、熊だ! 木段整備のボランティアの方の愛犬 整備中の脇にはカタクリの花が残っていた 落葉樹林、勾配が緩やかになって 十字の分岐点、椚田峠着 コアジサイの路を緩やかに下っていくと、「腹、へったなあ」の声、杉林の手前でまだ早いけれど、「食べたい時が食事時」と座りこんで昼食、Sさんの植物談義を聞きながら、周辺を散策、ネコノメソウの仲間の多いこと、ここだけでも4種あったかな、30分ほど休んで、杉林へ。エイザンスミレ、ヒトツバエゾスミレ、アカネスミレ、マルバスミレ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ・・・・、スミレだけでも大変な話、右から聞いて左へ即ぬけていきそう。また、面白い話を聞いた、マムシグサは雌雄異株で、成長具合で雌雄が決まるとか、この見分けが難しいようだ、現物で説明してもらったが、イマイチ理解できなかった、不足分はあとで調べよう、11:26作業道終点、11:35赤柴登山口、11:48赤柴林道出合、あと駒形登山口まで1700m。 コアジサイ群生地を緩やかに下って、杉林の手前で昼食 沢沿いの杉林を緩やかに下れば 作業道の終点へ 少し進むと赤柴登山口 しばらく進むと駒形登山口1700mの道標 路端の咲く花々を見つけては観察? 沢を覗き込んでは魚影を探す 水車つきの店の跡、繁盛した時代があったのか 付近には地蔵尊? 沢の水量を増し、緑も濃さを増し ほどなく出発点の駒形登山口着 長い林道歩きも、花が咲き、清流があって、右に左に楽しみがある。Aさんは沢をのぞいてヤマメを探す、Sさんは花を観察する、趣味もいろいろあるものよ、遊び遊び歩いたせいか、疲れ知らずに駒形登山口に戻った、12:37。総所要時間は、4時間49分、スピードと楽しみを反省させられた山行であった。皆さん、お疲れ様でした。 花編はこちら |
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