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鳴神山、栗生山
山行日
    2013年4月14日   晴れ   単独

鳴神山       栗生山へ
コース
    駒形登山口→肩ノ広場→鳴神山→仁田山岳→裏の肩手前のピーク→道標(駒形から1000歩?)→駒形登山口

 鳴神山もそろそろ花の季節に、と思うのだが、先日の西上州の山のこともあり、気になるところ、7:21駒形登山口出発。仮設の橋を渡り、直ぐに沢に沿った左尾根へ取り付く。しばらく来ない間に大掛かりな工事が進んでいた。低木の岩場を進むと、ミツバツツジ、ヤマツツジが咲いていた、周辺の芽吹き状態からして山頂付近のアカヤシオが咲き出しているだろう。高度を上げ、桧林から雑木に、再び桧林に変る。尾根伝いに桧林の枝打ち、間伐のあとを進むと、赤柴へ抜ける小さなプレートを通過する。
  
 駒形登山口の駐車スペース付近                   仮設の橋を渡って左尾根に取り付く

  
    露岩をよじ登り                          芽吹き出した尾根を進む


   ミツバツツジ


 ヤマツツジ

  
    桧林を抜け                              雑木林へ

  
  再び桧林を抜けて緩やかに進むと                  赤柴に至る小さなプレートあり

 尾根は幾分右に曲り、直ぐに左に曲るところ、そこを間伐の目印に沿って直進してしまった。若干下り始め、異様を感じたが、そのまま進む。ブッシュの向こうに小さな岩峰が見え、近づくと急斜面の上だった。赤柴のプレートから10分ほど進んでいた。戻るのは億劫だ、降下すれば正規の登山道に出るだろう、と考え急斜面を下った。ほんの5,6分で、“下2000歩、上2500歩”と書かれた道標に出た、8:18。登山口方向に戻ってしまったようだ、8:24中間点の道標通過。間もなく沢の音は消え、足元にハルトラノオ、カタクリが咲いていた。岩場に出て、真上を眺めるとアカヤシオが咲いていた、花のつきは良くないが、青空に映えていた、8:52肩の広場着。
  
  間伐の目印を間違えて進み、急斜面を下って         “下2000歩、上2500歩”道標に出る

  
 5,6分歩いてやっと中間点、大きなロスタイムだった            岩場を過ぎると


  アカヤシオが岩上に点々と咲く


   青空に映える花は傷んでなかった

  
   木段を上り                                肩の広場へ

 肩の広場から鳥居を抜け、直下を巻きながら進むと、足元に開花寸前のアカヤシオ、次の瞬間見上げると、茶色に変色していた、鳴神山山頂8:56-9:06。男体山を背景に撮る、鳴神山のシンボル的な山頂の株は、無残だった。山頂部のほとんどは硬い蕾、ピンクの花で美しく染まるのはこれから、9:10西峰の仁田山岳。北方向、裏の肩方面に進み、9:21小ピーク手前で林間に踏み入り、トラバースしながら下り、往路間違えた付近に辿り着く、9:39。少々進んで岩尾根でアカヤシオ発見、小休止。
  
    鳥居を抜け                            足元に開かんとするアカヤシオの蕾を見たが・・・

  
                            鳴神山山頂、北方向には薄い雲あり


   山頂のアカヤシオ、一見きれいに見えたのだが、


  茶色く変色、霜かな、雪かな、


   哀れヤシオ、頑張れ!


  山頂から男体山


 同、日光白根山


  同、袈裟丸山、皇海山


  同、武尊山


   同、谷川方面

  
                              西のぴーく、仁田山岳


  ここには元気な株が、


  祠の隣で


   西の展望台からアカギヤマ

  
   北方向に下り                             この付近から林中を横断

  
   往路間違った付近に出る                         岩尾根でアカヤシオ
















 ここから尾根筋をしばらく歩き、杉林の窪地を下る、いつも肩の広場へ向かう正規ルートを歩く時、林道終点から入って間もなく見る道標を気にしていた、多分これを下ればそこに出るはずだ。予想通り、下方1000歩、上まで3500歩の道標に出た、10:14。小橋を渡って、林道終点の広場(駐車場?)に出る、これから向かう10人ほどのGrに会う、10:20。「もう降りてきたのか」、と言われても、早くもないし、「ハイ」しか言いようがない、昼食を山頂に合わせると、この時間になるのだろう。
  
  尾根筋を離れ杉林の谷間を下る                  7,8分で正規ルートへ

  
                              小橋を渡って林道終点へ

  
    林道を下っていくと、駒形登山口奥の工事場に出た    登山口から100mほどの場所だった

 林道を下っていくと、駒形登山口奥の工事場に出た、新設林道が南に延びていた、ここから100mほどで登山口に戻る、10:27。総所要時間は、3時間06分、予定したコースから外したり、ヤシオの花、眺望いずれも中途半端な山行だった。山頂部のアカヤシオは1週間もすれば、見頃となるのでは。この足で、栗生山に向かう。



栗生山      鳴神山へ

コース
    栗生山神社→東の石祠→栗生山→西の展望台→下山口→南の展望台→下山口→栗生山神社

 鳴神山から直線距離で10kmほど北西に位置するこの山も、アカヤシオが沢山自生し、その季節には大勢人が登って来る。標高は、鳴神山より僅か12m低い。栗生山神社の鳥居前に7,8台の駐車スペースがあり、ここから歩く11:12。石段から山門、神社と神楽殿(?)の間を抜け、杉森の中のコンクリートの急坂を上り、山間に入る。急斜面であるが、登山道はジグザグしているので、比較的歩き易い。尾根出合(下山口)少し手前に、山頂まで300mの道標がある、ここから踏み跡を辿って、山頂をショートカットして東へ突き出ている尾根に取り付くと間もなく石の祠がある、11:46。この先にアカヤシオが沢山自生し、袈裟丸山の展望の良い場所だ。
  
  栗生山神社、この前に駐車                     神社と神楽殿(?)

  
   コンクリートの急坂                          杉森の中をジグザグして上る

  
  距離が少ないので軽装の方が多い              ここからショ-トカットして石の祠へ

  
   石祠                                 アカヤシオの蕾は順調


   袈裟丸山展望


     左後袈裟丸山、右前袈裟丸山

 戻って尾根を西方向に進むと栗生山968m山頂にでる、11:55。低木に囲まれ展望はない。そのまま西の突端へ進むと展望岩に出る、赤城山の展望が雄大である、11:57。大きな岩を回り込んで南に下ると下山口に出る、12:05。折角だから南側の尾根のアカヤシオの状況を調べてくる。蕾は若干傷んでいた開花には支障の無い程度、12:11。
  
 戻って尾根を西方向に進むと、                      栗生山968m山頂

  
   そのまま西の突端へ、展望岩                 ここの蕾は傷んでいた


   赤城山展望


   黒檜山アップ

  
  大きな岩を回り込んで南に下ると下山口          尾根伝いに南へ、比較的良い蕾をしていたが、

  
  ポッキリ折れた木が目立つ、5,6本                辛うじて水を吸い上げている木もあった

  
                      帰路は下山口まで戻って往路を返す

 戻って、下山口12:18、往路の杉森を下って、12:45駐車場着。総所要時間は、1時間33分。鳴神山のおかれた位置関係の差だろうか、こちらの方が成長が遅く、被害も少なかったようだ。1週間か10日たてば楽しめるだろう。残念なのは、折れてしまった木、自然の驚異にさらされてのこと。人災でなかったことを願うだけ。

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