気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-660
水沢山
山行日
    2013年1月23日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら(現地の案内板に追記)
    伊香保温泉石段街駐車場→水沢観世音→水沢山登山口→水沢山→林道上野原林道横断→二ツ岳分岐→オンマ谷→オンマ谷駐車場→(林道五林班線)→ヤセオネ峠バス停

 昨年渋川駅から榛名山へ計画して、駅付近の駐車場が見つからず石段街駐車場に短縮してしまった。今年は公共交通機関を利用した計画にしたが、一番列車で向かって、帰宅は20時頃となってしまう。榛名山を一回りするだけで、何故? 、となって結局石段街駐車場から出発するコースとなってしまった、6:56発。先日の雪の残る温泉街を簡易スパイクをつけて歩き、7:20水沢観世音への分岐点、ここから少々上りとなる、歩道には雪がどっかりあり、カーブを注意しながら路側帯の白線の上を歩く。憩の森付近を通過すると、十二ケ岳、小野子山、子持山、赤城山が顔を出す、薄い雲に覆われイマイチくっきりしない。7:55水沢観世音駐車場角を右に曲って、道なりに進むと杉森に入り、間もなく水沢山登山口に出る、8:05-8:13。
  
 石段街駐車場を出発し関屋橋を渡る                凍結した歩道のスリップ止めに簡易スパイクを装着

  
  右折、水沢観世音への道                      橋の上から右手に向かう水沢山

  
  水沢観世音駐車場角を右に                    左にも小さい駐車場

  
    杉森の中を進むと                         間もなく水沢山登山口に出る

 凍りついた木段を進むと、雑木林に入る、温かいのだろうか周辺の雪は大分融けていた。一上りするとベンチのある尾根筋に出る、8:24。尾根を下方に少し辿ると、弘法太子他2ツ石碑がある。水沢観世音から歌碑を通って真っ直ぐ尾根を辿るとここにでるようだ。
  
                     登山口から少し上ると雑木林に出る

  
  ジグザグに少し進むと尾根に出る                   尾根右手に石碑がある

 ここから山頂まで1.35kmとある、尾根筋の雪はほぼ連続している。良く踏まれているせいか、凍結している。樹間に赤城山を見ながら徐々に斜面の勾配を増す、といっても登山道はジグザグになっていて良く整備されているので歩きやすい、8:37お休み石。ここから少し進むと露岩の急登部に出るが、頑丈な補助ロープに支えられる。少々緩やかになると雑木の向こうに小さいピークが目に入る、石仏群のある尾根先端、見晴らしの良い場所に出る、9:03。
  
   連続する雪の道                            お休み石

  
   赤城山を樹間に                           高度を上げていく

  
    露岩の急登部は頑丈なロープあり              多少緩やかになって

  
   雑木の先に小さいピークが見える                    見晴らしの良い先端部に石仏群
 

    石仏群、右の一体は最近増えたようだ


  赤城山を北東に見る、ここは尾根先端で見晴らしの良い場所

  ここから細い尾根をアップダウンする、右手に草津白根山から上越の山々、武尊山、日光白根山、小野子山、子持山、赤城山を眺めながら山頂へと進む、水沢山山頂、9:19-9:29。ここの眺望は素晴しい、西に榛名山のピークが数ヶ所、南に八ヶ岳、秩父の山々、東に筑波山、北方向に草津白根山〜赤城山まで、でも今日は残念だ、薄い雲に全体が覆われている。ここへ来るまでに下山者に12人会ったが、山頂には誰もいない。

  真ん前に水沢山山頂、左に相馬山を見ながら

  
                         細い尾根筋をアップダウンして進む

  
                                水沢山山頂


 草津白根山〜日光白根山  画像クリック拡大


   水沢山山頂から筑波山


  同、赤城山     画像クリック拡大


 同、日光白根山、皇海山


 同、武尊山


   本白根山


  同、 榛名山のピーク


  同、八ヶ岳遠望


  榛名山〜赤城山 画像クリック拡大

 山頂を後に、ヤセオネをアップダウンしながらアンテナまで進む。山頂の西側ルートを歩く人は少なく、雪も深い。幸いトレースがあったので、救われた感じ、アンテナから右斜面に入り、雑木の中を辿り、林道上野原線に出る、9:51-9:59。
  
                      ヤセオネをアップダウン、雪はたっぷり


   中央のアンテナまで尾根筋を進む

  
                  アンテナから右に入り雑木林をしばらく下る

  
   吹き溜まりは50-60cmありそうだ               林道上野原線に出る

  
  水沢山側                                向かうオンマ谷方面

 ここからトレースが無いかな、と思ったらアッタ、助かった。思ったより雪が深く、表面は多少凍っているが中は軟らかく踏み込んでしまうからだ。ここからつつじが峰を緩やかに上りながら二ツ岳分岐へと進む、まず伊香保温泉への道を分ける10:01、続いて管理棟への道を分ける10:17、ここから少し進むと平坦な開けた場所に出る、トレースはここまで、これから先は自分で道を確認しながら深い雪を越えて行くしかない。これも楽しいのだが、同じような景色の雑木林の中、うんざりもしてくる、10:26つつじが峰休憩所通過。時々見える相馬山と二ツ岳、近づいているのだろうか、引き返すつもりは無いがスローペースに気がめいる。
  
   つつじが峰を行く、トレースがあった                 伊香保方面分岐を通過

  
                          雪の上のドライフラワー、ちょっぴり気が休まる

  
                           こんな感じの林が・・・

  
   管理棟方面分岐を過ぎ                      平坦な開けた場所でトレースは終わった

  
        つつじが峰休憩所通過し                吹き溜まりの続き尾根を進む

  
   相馬山への旧分岐点を右に進むと                     またトレースあり

  
  管理棟からの道に出合った                    二ツ岳、オンマ谷の分岐点でトレースはまた切れた

 10:37、旧相馬山分岐点に出る、右に入って少し歩くとまたトレースがあった、10:39管理棟からの道に出合った。が、しかし、しばしの間、次の二ツ岳分岐点までだった、10:49。ここから先、オンマの谷を通り、オンマの谷駐車場に出て、林道五林班線をヤセオネ峠まで歩くのだがトレースは期待できないだろう。オンマの谷を歩くのははじめてだ、地形的には大体頭に入っているが、火山岩のスキマに不安あり、慎重に足を進めよう。目印となるものを見つめ、一歩一歩下る、テープあり、道標もあった、長い柵(安全)もあった、橋もあった、岩の隙間に一度右足を突っ込んだ、でも体重は左足にほとんど残っていた。大いに緊張もしたが、11:38オンマ谷駐車場に出る。
  
                            オンマ谷、目印を頼りに進む


    オンマ谷から相馬山

  
     長い柵もあった、前方                         後方

  
           岩の間を探りながら抜ける、前方             後方

  
            スキマだらけの大きな岩、突っついて足場を確かめながら、恐る恐る・・・・

  
   平坦なマユミの原に出た、これで安心              マユミのドライフラワー

 林道、ヤセオネ峠まで何mだろう、1km位なものだろう、もう前進あるのみだ。積雪は20-40cmほど、気温が上がって靴の上に載る雪の重いこと、帰路のことを考えコーナーからの伊香保へのルートを確認、ヤセオネに近い方のルートにトレースがあった、温泉まで2600m、このルートで帰りは下りよう、間もなくヤセオネ峠着、12:17。
  
   オンマ谷駐車場                           林道五林班線、積雪20-40cm

  
   林道の第1コーナー、伊香保温泉分岐              林道の第2コーナー、伊香保温泉分岐 

  
  伊香保温泉方面、トレースあり、帰路はここから・・・         まもなくヤセオネ峠に出る

 ここから湖畔の宿記念公園まで歩くのだが、歩道の雪が深く車道を歩くしかない。アイゼンを外し、腹ごしらえをする。そろそろ出発しようかとしていると、バスがやってきた、伊香保温泉行きだろう。その瞬間、バスで戻りここで頓挫しよう、これから掃部ケ岳を往復して伊香保温泉まで下ったら暗くなってしまうのでは? そう、瞬間思った。本日の総所要時間は、5時間21分、中途半端に終わった山行だった、そんなわけで疲労感も大きかった。



気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”