気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-681
巻機山
山行日
    2013年5月14日   晴れ   単独

コース
    桜坂駐車場→前巻機→巻機山→牛ケ岳→巻機山→前巻機→桜坂駐車場

 3/30に予定していた巻機山山行を平標山に変更した、その後様子を見ていたが好機がなかった。雪はこの暖かさで急速に解けているに違いない、と思いつつ巻機山に向かった。平日だが5,6台は入っているだろう、と思ったが1台もない。独りか、ピッケルにカウベルをつけて4:51出発、4:54尾根コースに入る。夏道がすっかり現れ、もう全然コースの心配をすることないと読んだ。咲く花に惑わされ奥へ奥へと入り込んだのがとんだ失敗、根曲り竹と雑木の急斜面を直登し、5合目に出る、6:21。
  
   桜坂駐車場                              沢コース分岐点

  
  尾根コース登り口                         入口付近はすっかり夏道が出ていた

  
   少し進むと雪が現れ                        マンサク

  
   タムシバの花に夢中になり、とんでもない場所に迷い込んでしまった。

  
                 5合目付近が見えていたので、藪を漕ぎ、

  
                        大きな露岩を避けながら直登する

  
  勾配の緩んだ濃い藪にはマイッタが               雪庇の残がいを抜けると

  
                               5合目に飛び出た

 大分腕の筋肉を使ったが、時間的には、夏道のCTと等しく、この大源太山の光景で、すっかり気を取戻した。振り返っては展望を楽しみながら進むと、間もなく美しいブナ林に入る。林内はまだ1mほど積雪がありそうだ、時々小枝にかかった赤いテープを見るが、2,3m上の方についている。林を抜け急斜面を上ると西側の展望が開ける、素晴しい。少し進むと割引沢沿いに天狗岩、その先に割引岳がズッシリと構える、6合目7:12(?) ここから高木はなくなり、雪原を徐々に勾配を上げながら進む。左に割引岳、正面に前巻機、右手に谷川の山並、後に苗場山を展望する、7合目7:39(?) 斜度が上り、軽アイゼンでは慎重を要した、茂みに沿って安全を確保しながら登り上げ、夏道の7合5勺に出る、8:09。

  ここから眺める急峻な大源太山、素晴しい


  米子沢を見下ろし、幾筋の沢を追っていくとこれから向かう前巻機が見える

  
                          ここでもマンサク、タムシバが咲き出していた

  
                    雪庇の残がいを乗り越え、


            高度とともに競い合い存在感の薄らぐ大源太山ではあるが、・・・・・

  
    積雪がまだ1mほどありそうだ、美しいブナ林を入る


   林間から大源太山


    林間から大源太山


    林間から大源太山、6合目近し


  窪地から西側の山並  画像クリック拡大


 6合目付近から天狗岩、割引岳


 6合目付近から天狗岩、割引岳


 6,7合目間から前巻機


  同、谷川岳〜苗場山展望  画像クリック拡大


 同、割引岳、前巻機


 同、割引岳


 同、前巻機


 同、谷川岳〜苗場山   画像クリック拡大


 同、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳、七ツ小屋山、大源太山

  
                          七合目付近から振り返る


  同、谷川岳〜苗場山  画像クリック拡大

  
                   雪渓を7合5勺まで上ったが、夏道の方が簡単と思う

 7合5勺からは歩きやすくはないが、木段を断続的に歩く、9合目(前巻機まで)は夏道、傾斜も緩み、眺望が素晴しいのでゆっくり歩きたい、8合目8:27通過、隠れていた割引岳が見えてくるとそろそろ前巻機の山頂である、8:47。
  
                    7合5勺から9合目(前巻機まで)は夏道、8合目  


  8,9合間から谷川岳方面展望  画像クリック拡大

  
                                前巻機直下

  
                                 前巻機山頂


  前巻機山頂から割引岳、巻機山  画像クリック拡大


  前巻機山頂から割引岳


  前巻機山頂から巻機山

 北側に少々下って、赤いテープの下がったこんもりした場所に出る、避難小屋の上だ、北側に回ると掘り起こし始めたあとがあった、8:54。ここからもバカっ広い雪原を下り、急斜面を登り返す、9:24御機屋着。ここまで這い上がると越後三山が顔を出す、加えて天気が良ければ、牛ケ岳まで歩くと、福島、新潟、群馬、栃木の県境の山々がずらっと展望できる。少し北側に移動して、割引岳へのルートを覗いた、まだ雪庇も危なそうだし、軽アイゼンでは不安である、うまくいったら、と思っていたが、今日は牛ケ岳往復までとする。
  
 前巻機から少し下って避難小屋、南側は赤いテープあり      北側は少し掘り起こされている


  避難小屋前から割引岳&巻機山   画像クリック拡大


  避難小屋から少し進んで振り返る、避難小屋と背景は万太郎山


  同、前巻機を振り返る


   鞍部から割引岳


 鞍部から割引岳と巻機山   画像クリック拡大


  登り帰して御機屋から巻機山最高地点を望む


   同、牛ケ岳と巻機山最高地点


 同、割引岳


 同、割引岳、雪庇はまだまだ危険?


  同、越後三山展望


   同、八海山


  同、越後駒ケ岳


  同、中ノ岳


 同、谷川岳方面展望   画像クリック拡大


 同、谷川岳方面

 御機屋からしばらく南方向に進むと、最高峰(標高点1967m)に出る、9:41。ここを山頂とする人もいれば、御機屋を山頂にする人もいる。緩い起伏をもつ広い山頂なので、明確を求める人には・・・・・。

  巻機山最高点付近、この辺が一番高そうだ、背景は牛ケ岳と越後三山


   同、谷川岳方面

 最高点から少々東方向に回り込むと、朝日岳方面へ通じる分岐点がある。朝日岳方面から残雪時期に歩く人がいる、私も歩いてみたいと思ったが、願望だけで終わった(多分)、登山道がないが故に志す人が多いのもわかるなあ。

  朝日岳分岐点付近から朝日岳方面


 同、燧ケ岳〜苗場山   画像クリック拡大


 同、燧ケ岳


  同、至仏山


  同、武尊山 


  同、朝日岳方面


   同、谷川岳方面


  同、万太郎山、仙ノ倉山方面


   同、苗場山方面


  牛ケ岳手前の鞍部から巻機山方面展望  画像クリック拡大


  同、朝日岳方面


   牛ケ岳の西直下から山頂を撮る

  
   牛ケ岳山頂                            東の小高ピーク


  牛ケ岳山頂から巻機山、割引岳  画像クリック拡大


  牛ケ岳山頂から越後三山〜至仏山  画像クリック拡大


  八海山


  越後駒ケ岳、中ノ岳


  荒沢岳、兎岳周辺


   平ケ岳、小沢岳周辺


  燧ケ岳


  至仏山、日光白根山周辺

 朝日岳の分岐点から北東方向に回り込み、小さいダウン&アップで牛ケ岳山頂、10:13-10:26。山頂東南にはでっかい残雪がある、貸切の大展望を満喫し、ゆっくり帰ることにする。、見渡せる範囲では、時々確認したが、人影はなかった。10:42巻機山、11:08避難小屋、11:22前巻機、11:35八合目、11:37二人に会う、11:44七合五勺、雪原を下って、ブナ林を抜け5合目12:25着小休止。

  巻機山最高点付近から朝日岳への峰、可能性は無いのだが、気になるなあ


  同、谷川岳周辺展望


  同、万太郎山、仙ノ倉山周辺展望


  御機屋から割引岳

  
 前巻機を正面に御機屋から下る                  避難小屋を右手に


 避難小屋付近から割引岳、巻機山 画像クリック拡大


  登り帰して前巻機山頂から、咲き始めたマンサクと割引岳

  
  前巻機を下る                               8合目

  
 山頂に向かう2名に会う                       安全をみて夏道を下る

  
  ショウジョウバカマが咲き出した                    7合5勺

  
  雪原を下る                              ブナ林が近づいた

  
 ブナ林を下る                               3mほど上にテープ

  
  もう少しで起き上がれるかな、マンサク               5合目着


  前巻機を振り返る

 往路は藪を漕いで登ったが、迷い込まないように夏道を下る、12:51四合目、12:57三合五勺、時々残雪を踏みながら尾根コース登り口へ13:16、13:19駐車場着。
  
                        帰路は迷い込まないように夏道を下る


  花が点々と、 タムシバ


  ショウジョウバカマ


   マンサク


  スミレ

  
  雪の消えた夏道                            4合目

  
  3号5勺、若葉が目立ってきた                    雪から はじけたばっかりのマンサク


   イワウチワ


   イワウチワ


  緑の中にタムシバ

  
  尾根コース登り口へ                      桜坂駐車場、私と8合目で会った人の車、合計2台

 総所要時間は、8時間28分、時期的には中途半端なのか、出会った人は平日でもあり2名だけ、静かな巻機山だった。夏道が完全に出るまでには、まだしばらくかかるでしょう、目印等が少ないので迷い込まないようにね。



気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”