【後編:黒斑山〜蛇骨岳〜車坂峠P】     前編】へ戻る  

 黒斑山山頂からオオシラビソの樹林帯に入る。2mほどの吹き溜まりが点々と樹林帯に出たり入ったり、5,6回繰返して、湯ノ平を眼下に見ながら、急斜面をトラバースする、ちょっと慎重を要す。最後は露岩に這い上がり、本日の最奥のピーク、蛇骨岳山頂着、9:43。
  
                       黒斑山からオオシラビソの樹林帯の中を少々進む


  時々眺望が開け、周辺の景色を楽しませてくれる、樹々の間から観る浅間山も格別


  薄っすら付いた霧氷が良いのだが、気温が上がってきたので・・・


   剣ケ峰を樹間に、ここへ踏み込むのは危険?


  樹々の間を縫って進む、霧氷をかぶってしまうが、良い感じ


  ちょっと樹林帯をかすめては、斜面に沿って軽くアップダウン、東方向にに浅間山


   黒斑山を振り返る、雪は適度にしまり順調に進む


   蛇骨岳に大分近づいた、東側をトラバース、樹林帯の先が山頂、右のピークは仙人岳


  眼下に湯ノ平を介して浅間山


 風雪に打ち勝って枝葉を伸ばすオオシラビソ、浅間山に似合うかな


  黒斑山を振り返る、左は剣ケ峰と牙山、奥に秩父連峰


  同、黒斑山、踏み抜いた跡が点々と、避けて深みに入ったのかなあ

  
    山側に避けてますねえ                    樹林帯の中に出来た大きな吹き溜まり


  時々はく煙、


  はいたり、


   やすんだり、


   火口の周り、雪がとけてしまって、黒くなってしまった、地温に影響しているのだろうか


   外輪山に沿って直下をトラバース、ゆっくり落ち着いて渡りましょう


   黒斑山を振り返る

  
                     なかなか見えていて着かないものだ


   仙人岳、鋸岳、浅間山、剣ケ峰、黒斑山展望 画像クリック拡大

  
   また樹林帯へ                       あちこちに巻きつけたような薄っぺらい雪、自然だね

  
                    この樹林帯の向こうは、山頂だろう

  
                     落ちたような穴っぽ、気温が上昇してくると歩きにくいなあ


      仙人ケ岳と浅間山、あとちょっと

  
                     この岩を乗り越えれば蛇骨岳の山頂です

  
     蛇骨岳の山頂到着です                      山名板の後ろは四阿山、左奥は頚城山塊


   蛇骨岳の山頂から浅間山展望、山名板近く


  岩間のスキマに気をつけて東方向に進む


   先端から浅間山


 仙人岳、浅間山、剣ケ峰展望 画像クリック拡大


   同、山頂から黒斑山


   同、山頂から黒斑山


 同、西側の展望 画像クリック拡大


 同、西〜北東の展望 画像クリック拡大


   四阿山と頚城山塊    画像クリック拡大


   横手山、岩菅山付近   画像クリック拡大


  苗場〜白砂山付近   画像クリック拡大


   谷川岳付近展望、左が平標山&仙ノ倉山   画像クリック拡大


   左から至仏山、燧ケ岳、武尊山   画像クリック拡大


    日光連山遠望   画像クリック拡大

 浅間山を右手に、変化にとんだ周辺景色を取り込んで楽しませてくれる。稀に見る展望コース、季節が変れば趣もがらっと変るでしょう。過去の記憶もすっかり薄れ、新鮮そのものだった。一休みして浅間山の写真を撮って山頂を後にする、10:43黒斑山、11:09トーミの頭、11:17中コース分岐。
 
  蛇骨岳最後の浅間山


 上越方面がクッキリしてきたので一枚  画像クリック拡大

  
   登山道の雪は若干軟らかくなってきたが、           つぼ足状態になるほどではない、黒斑山を正面に

  
  樹林帯を出たり入ったり、                     霧氷は消えていた


  眩しいほどの樹林帯


  モノトーンだった復路は総天然色に、黒斑山から浅間山


  黒斑山から浅間山&湯ノ平

  
  黒斑山山頂                             黒斑山山頂から火山監視所


 黒斑山山頂付近から谷川岳方面を遠望  画像クリック拡大


  往路より2,3歩前に出て浅間山


 トーミの頭から外輪山&浅間山  画像クリック拡大

  
  本日始めて会った男性2人、黒斑山へ向かった        私は槍ケ鞘方向に下る

  
 少し下って、右手、中コースに入る               トレースはバッチリ、赤いリボンが沢山下がっている

  
  夏道のU字の道はそのまま                     視界が開ける


  水ノ登山、籠ノ登山、高峰山 画像クリック拡大

  
  樹林帯の中にスノーシューのコース?                こちらは登山道

  
  勾配が緩やかになり                          散策跡が沢山出てくる

  
   カラマツ林を横切って                         駐車場に出る、専用駐車場みたいだ

 12:04ビジターセンター駐車場に戻って、予定のコースを終了する、総所要時間は5時間48分だった。出発時曇っていて、霧が漂ったりして心配したが、眺望を楽しむ頃にはすっかり晴れ上がり、素晴しい眺望を満喫できた。積雪は、解けてしまったのか、意外に少なく、コースはしっかり固まって、アイゼンを使用したが、往路&復路、歩きやすかった。それにしても、平日の人の少なさ、帰路トーミの頭で2人会っただけだった。駐車場はビジターセンターの玄関前に1台増えただけだった。6年ぶりの黒斑山、次は蛇骨岳の西側を回る裏コースがあるとか、花の季節、のんびり散策したいものだ。

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