★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-682 前袈裟丸山・後袈裟丸山 |
山行日 2013年5月23日 晴れ 2名 花編はこちら コース 折場登山口→賽ノ河原→小丸山→前袈裟丸山→後袈裟丸山→前袈裟丸山→前袈裟東南尾根→ 前袈裟丸山北側(登山道へ)→小丸山→賽ノ河原→折場登山口 昨年は赤城山、苗場山と2座歩いた東京在住の友、今回は袈裟丸山の花見山行を計画した。今年の寒さを繰り返す不安定な気候、花にとっては雪と霜の連続パンチ、いつに?、・・・・が続いた。寄せられる情報に、やっと日が絞られ、シャクナゲの期待薄から折場と前袈裟丸山往復となった、駐車場の混雑を避けるため早めに乗り込んだら一番だった、5:38折場登山口出発。すっかり新緑になった雑木林を抜け、6:02弓ノ手の笹っ原に出る。友は、赤城山、袈裟丸連峰を見渡し、笹っ原が気に入ったようだった。咲き始めたシロヤシオを覗きながら進み、雑木林に点在するトウゴクミツバツツジを撮りながら、つつじ平へ進むと元気の無いアカヤシオがやっと残っていた、6:31賽ノ河原。 袈裟丸山折場登山口 広葉落葉樹の林中を丸太の階段を上る ヤマツツジが開き始めていた 根っ子に足をとられないように 弓ノ手の笹っ原を袈裟丸山を目指し進む つつじ平から袈裟丸連峰、左から前袈裟丸山、後袈裟丸山、中袈裟丸山、奥袈裟丸山と袈裟丸山最高点 つつじ平付近からアカヤシオの残り花が現れる 賽ノ河原 芽吹いたばかりのカラマツ林を抜け、県境尾根に入る。小さいアップダウンを3,4回繰り返し小丸山へと進む。鮮やかなトウゴクミツバツツジの出番とばかり、陽光を受け輝いていた。6:52、石柱“床水”通過、小丸山に近づくにつれ、アカヤシオの残り花も元気になってきたようだった、7:25-7:36。見渡すクッキリした山並に相応しいアカヤシオを探し、カメラに。 カラマツの新緑に目を奪われる、ここを抜けると県境尾根 緩やかなアップダウンを繰り返す 鮮やかなトウゴクミツバツツジ 角柱“床水” 袈裟丸山、小丸山を正面に、 西の賽ノ河原? 点々とお待ち願ったアカヤシオ コメツガとアカヤシオの間を抜け 小丸山山頂へ 小丸山山頂の展望、袈裟丸連峰〜庚申山 画像クリック拡大 同、袈裟丸連峰〜庚申山 画像クリック拡大 同、前袈裟丸山、後前袈裟丸山 同、前袈裟丸山、後前袈裟丸山 同、中袈裟丸山、奥袈裟丸山&最高点 同、皇海山〜半月山 画像クリック拡大 同、左から皇海山、鋸山、庚申山、中央奥に錫ケ岳&日光白根山(右) 同、日光白根山 同、日光白根山、庚申山 同、男体山、手前に社山、右に半月山 ここから少々下って、シラカバの幼木が密生する林に入る、友は「珍しい」を連発していた、私は雁坂道(みち)を歩いた時にも見てたので、良く見られる交代の現象かな、と考え気にもしなかった、彼は新鮮だ、7:47避難小屋。笹が払われ歩きやすくなった道を軽く登り返し、P1685の少々南を巻く。ここから前袈裟丸山から東南に派生する尾根を見渡せる。ピンクに染まったアカヤシオが点々と見える、「後袈裟を往復し、余裕をみて、東南尾根を歩きますか、見る価値あるよ」、友も納得してくれた。間もなく日光白根山を深い谷の向こうに眺め、コメツガの樹林帯に入る。しばし急登、後続者が2,3人抜いて行ったようだった、8:41前袈裟丸山着。 緩やかな起伏を辿ると 白樺林の中にカマボコ形の避難小屋 徐々に勾配を上げて行く 前袈裟丸山の東南尾根にアカヤシオ、見る価値あるなあ 前袈裟丸山北斜面から皇海山、日光白根山 前袈裟丸山北斜面から皇海山、鋸山、日光白根山 コメツガの樹林帯をしばし急登すれば、 南に赤城山を一望し、 一等三角点のある前袈裟丸山山頂着 山頂北側のビューポイントに移動し、山座同定が始まる、しかしながら上越の山には雲が若干あり、難しい。結局、尾瀬の笠ケ岳の左に見える山が分らなかった。あとで調べたら小沢岳であった。この道を通過する人たちは、皆、ここで一望して行く、8:51後袈裟丸山に向かう。 西側のビューポイントからの眺望、後袈裟丸山〜前日光の山 画像クリック拡大 同、太郎山、男体山 同、皇海山、鋸山、日光白根山 同、後袈裟丸山 同、谷川連峰、武尊山、至仏山 同、小沢岳、笠ケ岳、至仏山 朝日岳、武尊山 苗場山〜朝日岳 画像クリック拡大 背丈の低いコメツガ、シャクナゲが密生する道、前袈裟丸山頂までは道がきれいに払われていたが、ここは被っていて道が分りにくく、根っ子、倒木が沢山転がっているから歩きにくい。足の先で探りながら感触をつかみ、体重を移動していく。それでも朽ちた株に足を取られ往生する。9:11、このルートの難所とされる八反張を通過、ユキワリソウを岩場で探し、登り返す。 ビューポイントから尾根伝いに西方向に下る 正面に後袈裟山 アズマシャクナゲが開きかかっていた 花数は少ないがしっかりしたアカヤシオ 鞍部で八反張を通貨、慎重に ユキワリソウが岩場で開花していた ここから山頂まで笹の急斜面が続く、道は笹の下に隠れて見えにくい、交差する人もいる。人声に誘われて山頂へ、後袈裟丸山1908m、本日の最高到達点だ、9:29-9:53。ここの眺望はほとんど無い、見えるのは赤城山、半月山、前日光の山ぐらいだ。この山頂は狭い、ここから奥袈裟丸山、前袈裟丸山へ向かう人、帰る人で混雑するので、ゆっくり出来ない。 登り返して、前袈裟丸山を振り返る 急斜面を笹を掻き分けて進む 後袈裟丸山山頂へ、眺望はイマイチ 山頂を後に、前袈裟丸山まで戻る、帰りは慣れたもの、弾丸の如く下って行く、10:05八反張通過、登り帰してビューポイントでまた小休止して、10:34前袈裟丸山着。 下山、前袈裟丸山へ戻る 急坂の下り、注意 前袈裟丸山と山桜 八反張を帰路は余裕で通過 低木の尾根、眺望を楽しみながら 前袈裟丸山へ戻る 赤城山がクッキリしてきた ここから少し下って東南尾根のアカヤシオを眺め、藪を漕いで登山道に這い出る予定。10:42薄い踏み跡を見つけ、笹の急斜面を下る。この尾根を歩く人も増え、点々と人影が、声が伝わってくる、10:56鞍部へ。ここから見渡すアカyシオ、当たり年と比べたら1/3-1/4だろう、しかも花は終盤、元気な株を渡り歩き、山並を背景に、樹林を背景にシャッターを切る。緩やかに上って、開花したシャクナゲに向かった時、宇都宮から来た先客がいた、話しながらの東南尾根の花見、友と3人、話が弾みすぎてか、ずっと藪漕ぎから折場登山口までご一緒だった。 尾根の東端からアカヤシオの咲く東南尾根に入る(道なし) 薄い踏み跡を頼りに進む、帰りの方とすれ違う 赤く染まった東南尾根 例年より花が少ないようだが、 これだけ咲いていれば充分楽しめそうだ 鞍部から前袈裟丸山を振り返る 赤城山を背景に 日光白根山を背景に 男体山を背景に 前袈裟丸山を背景に 一気に花の進んだようなアズマシャクナゲ 友も撮るって、眺めて忙しそう 10:56、鞍部から少し前袈裟丸山寄りの笹薮から入る。高度を若干下げながらトラバース気味に進めば、登山道に這い上がれる、これだけのことだ。しかし、地形的に沢状な場所を通過する、出たとこ勝負だが、回避を含めて面白くもある。藪を漕ぐには慣れもあろうか、友は難儀している。客人(宇都宮の人)がそれをフォローしてくれている。声を掛け、細い木をゆすって私の現在地を知らせながら、三匹そろって登山道に出た、12:40。居合わせたハイカーが拍手で迎えてくれた。休憩しながら、面白いので見ていたようだ。 鞍部付近から藪を漕いでショートカットしたが、戻った方が楽そうだった 藪から上がり、登山道に居合わせたハイカーに拍手で迎えられる 避難小屋、ここにも数人が休憩中 往路も撮った、アカヤシオの残り花とオオカメノキ 小丸山、小休止 角柱“床水”通過 無人雨量計、ここに7,8人 カラマツ林を抜け 列は多人数にふくれながら賽ノ河原へ、 ここで列は二つに分かれ弓ノ手コースへ 「あそこまで歩いてきたんだ 赤城山を正面にホコリたつ笹っ原を下る、 緑が眩しい階段を下れば 折場登山口へ無事到着 ここからは、往路をそのまま戻る、藪を漕ぐこともなかろう、12:58避難小屋、13:12-13:28小丸山、13:50石柱“床水”、13:54無人雨量観測所、14:07賽ノ河原、14:47折場登山口。総所要時間は、9時間9分、友との楽しい袈裟丸山の花見山行だった。次は、秋、『○○山』、と言ってましたから、藪漕ぎも楽しかったんじゃないの、またやろうか。 花編はこちら |
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