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伊豆ケ岳
山行日
    2014年1月29日   晴れ   3名

コース  概略図はこちら
    正丸駅→正丸峠→伊豆ケ岳→高畑山→天目指峠→子の権現→吾野駅

 相互リンクしているアクティブさんと伊豆ケ岳-子の権現を歩くこととなった。全てお任せしたが、確認のため一般的なコースだけは地図を作ってみた。奥武蔵の山は歩く機会は少ないが、2008/3/22に伊豆ケ岳-正丸駅間を歩いているので大体の感じは分る。車も運転してもらい、正丸駅の有料駐車場を、7:32出発する。冷たい風が気になるが、尾根に出るころには止むだろう。小さい沢に沿って、緩やかに舗装道路を登っていく、沢の流れと集落の石垣が目を引く。最奥の人家を過ぎて、舗装は切れ、山道に入る、7:58。
  
  正丸駅、有料駐車                        駅舎の左側の階段を降り、ガードを抜けて道なり


  沢に沿って進む、段状に侵食(一番上はコンクリート)された小さな滝

  
 石垣で土留めした人家が点々と

 10-15分も歩くと沢も道も狭まり、橋を渡る。見上げると道路と建物が見える、急斜面をジグザグ上り、正丸峠に出る、8:21。峠から東方向に都心のビル群、東京スカイツリーが薄っすら見えていた。快調のお二人、起伏の小さい尾根歩き、益々ピッチが上る、右手西方向の山並は枝間に見えるが、全体として眺望はイマイチ、8:46小高山、8:59五輪山(770m)着。
  
  最奥の人家まで舗装、ここから山道              沢を渡り急斜面を上ると

  
                                正丸峠に出る


  西側の眺望、武川岳を正面に見る、旧正丸峠は車の向こうの階段を上って行くようだ

   
   正丸峠東側の眺望、微かにスカイツリーと都心のビル群が見えた

  
   緩やかな尾根道をアップダウンしながら進む、杉林とアセビ       西側の山並


 小高山付近の眺望  画像クリック拡大

  
             上って次ぎのピーク                 五輪山

 五輪山を少々下り、9:01直登、巻道の分岐点に出る。巻道に入ったが労力はあまり差がない気がする、10分ほどで伊豆ケ岳山頂着9:12-9:34。尾根筋の冬枯れの樹と点々とある岩場のアンバランスが美しい、アセビ&ツツジの咲く頃も美しいだろう。枝間から東方向に都心のビル群、光る東京湾を望み、西に秩父の山、浅間、草津の山々を遠望する。奥多摩の山も見えていると思うが、枝に阻まれているのと高さに乏しい、何といっても勉強不足、さっぱりわからない。一人、また一人、と温かい山頂にやって来る、そろそろ山頂を後に子の権現へ向かいましょうか。
  
   巻道(女坂)を上る                           尾根に出れば

  
   山頂は直ぐ先                            伊豆ケ岳山頂


  山頂付近の尾根道


 西側の眺望  画像クリック拡大


   西側の眺望

 南に下ると、直ぐに山伏峠と天目指峠への道を分ける、左に入る、9:36。急坂をジグザグ下る、この道の歩きにくいこと、雪でもあったら難儀するだろう、アイゼン効くかな。南面は大きな広葉樹が目立つ、特にカエデの大木は素晴しい、紅葉季節に見たいものだ。下って軽く登り返して眺める伊豆ケ岳の山頂部、尖っているなあ。下ると人工林が多くなる、しかし、手入れされているし、広葉樹が混生しているので閉塞感はない、9:50古御岳、10:17高畑山、10:47中ノ沢頭。緩やかに下って、県道に飛び出る、11:−3天目指峠着。
  
  南に下ると直ぐに分岐、右は山伏峠、左は天目指峠       急坂が続く、足元注意


   根っ子、岩石、小石に足をとられないように


   カエデの大木、紅葉したら素晴しいだろう

  
                          トラロープを離れて、軽く登り返す

  
                    また、下って、ヤセオネから伊豆ケ岳を振り返る

  
  次ぎの小ピーク、古御(コミ)岳830m                     アズマヤあり

  
                       下り、根っ子と小礫の下りがしばらく


    杉と雑木の混生林

  
    低木アセビ&クロモジと杉の混生林            高畑山695m

  
  珍しい、樫の小木                            大きなモミの木が数本登山道に

  
  これも珍しい、コメツガの大木                   三角点のある中ノ沢頭622m

  
  きれいに枝打ちされた杉林、間伐は????         木段を下って

  
    天目指(アマメザス)峠                       難読の名称、ここにも休憩所あり

 天目指峠から子の権現まで“下る”と思いきや、200m弱登り返すのである、おまけに小ピークが2つ、3つある。トップを行く奥方様、快調にとばす、上りも下りも関係なく。行く手にピークが見える度、アクティブさんから「子の権現?」が出るが、・・・・・。小さい祠を右手に、緩やかに下ると、瓦屋根が目に入る、西側の眺望を見て、子の権現に参拝する、11:45-12:47休憩etc.。
  
 イヨイヨ、ラスト上り、奥さんのペースは全然落ちない      2,3ケ小ピークを越え、子の権現に下る


 子の権現西側の眺望  画像クリック拡大


  
   子の権現を上から望む                       子の権現 本堂


   鐘突堂から大持山

  
    山門                             山門の前に鳥居がある、混仰?

 鳥居をくぐり、杉森の急斜面を一気に下り、タイコ橋を渡って、13:09舗装道路に出る、廃屋が数件、もっとあったかな、うどん屋(休み)、更に下ると住んでいるらしい家屋がやっと出てくる。正丸峠側には見られなかった、何故か? 日照時間に大分差があるのかな、斜面の勾配は吾野側の方が緩いのに、?????。13:38、高麗川の橋袂、川沿いの遊歩道を歩き、13:55吾野駅着。
  
  杉林の中をジグザグ下って、                   タイコ橋を渡って舗装道路に出る

  
  奥の人家は廃墟、廃墟、また廃墟                 あと2.5kmほどかな

  
            橋を渡ればR299、                  遊歩道は右岸にあり

  
     ガードをくぐって                          吾野駅へ、ここから電車で正丸駅に戻る

 総所要時間は、6時間23分、アクティブ夫妻と歩いた奥武蔵の陽だまりハイクは終わった、有難う。休日には都心から大勢集まってくるようだが、本日は静かな尾根だった。アセビが咲き、新緑に萌える頃、伊豆ケ岳の尾根は輝くだろう。



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