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山行日 2013年5月5日 晴れ 2名 後半:燧ケ岳の帰り道はこちらへ コース 大清水→一ノ瀬休憩所→三平橋→三平峠→三平下(尾瀬沼山荘)→長蔵小屋→長英新道入口→ミノブチ岳→ 燧ケ岳俎(マナイタ)ー→長英新道入口→長蔵小屋→三平下(尾瀬沼山荘)→三平峠→一ノ瀬休憩所→大清水 相互リンクしているtomoさんから電話、「武尊山、燧ケ岳、巻機山はどう・・・・」、「実は風邪をひいちゃってね、でも、もう・・・・」、ということで5/5大清水集合となった。5,6年ぶりになろうか、どこやらで強力なウイルスを頂いてきた、咳、喉アレ、鼻水、関節の痛みとバラエティに富んでいるが、幸い熱は出ない。連休前半だったので売薬を2日間服用、症状は変らず、医師に診てもらい、抗生物質等処方してもらう。まさか、と思ったが副作用のめまい、服用を中止して自然回復を待っていた、そしてこの山行となった。 変な前置きとなりましたが、真冬並みの支度をして、5:35ゲートを通過。入口付近に雪がなかったので、三平橋まで無いのかなと思ったら、ちょっと歩くと雪が現れ、すぐに連続していた。踏みつけられた雪がバリバリ、落葉も霜で真っ白だった、6:29一ノ瀬休憩所でアイゼン装着。今日は危険箇所なしとみて、軽アイゼンと念の為ピッケルを持参した。三平橋を渡り、6:39尾瀬沼への山道に入ると、下ってきた5人ほどのGr、昨日も好天のようだった、お疲れ様。 大清水ゲート 林道歩き、間もなく雪が出てくる 見上げれば熊棚だらけ、朝一真っ暗な中を歩いて良く遭わなかったなあ 雪が連続する 一ノ瀬休憩所でアイゼン装着 三平橋を渡ると 下山Grに会う 夏道はほとんど雪の下、でもところどころで木段が一部現れている。これがクセモノだ、雪が軟弱になっているので踏み込む危険性がある、慎重に見極めながらの雪道だ、7:12岩清水着、今の時期は水量が多く勢いがある。林道工事の跡を抜け、急斜面をジグザグ5,6回繰り返すと、一気に上がり、緩やかな雑木林に入る。夏道は谷側についているが、少し尾瀬沼寄りについている。落葉樹の枝間から早くも真っ白い燧ケ岳が顔を出す、間もなくオオシラビソの樹林帯に入り、眺望はまったくなくなる、間もなく三平峠着、7:45。案内板が50cmほど雪の上に出ていたが、残雪の多さにビックリ。 木道がちょっと出ているが、穴に注意 沢のキワを通過、落ちないでね 樹林帯の中を 滝も雪解け水で水量が多い 冬路沢の小橋を渡り、危なっかしい雪道を上って行く 岩清水 荷鞍山 四郎岳を南に ヨイショ 緩やかになって落葉樹からオオシラビソの樹林帯に 若干夏道より沼側を進む、枝間に真っ白な燧ケ岳 オオシラビソと真っ白な燧ケ岳 オオシラビソの樹林帯を北方向に進めば 三平峠に出る この辺は鬱蒼とした登山道を連想するところだが、落葉樹も島状にあり、尾瀬沼を眼下に、枝間に燧ケ岳を眺められる。窪地に沿って下り、尾瀬沼山荘の西側で尾瀬沼に飛び出る、8:01。一見全面凍結している尾瀬沼、しかし、もう春です。沢筋から流入しているところは、融雪が進み、氷上歩きも慎重さがいる。沼と平行に敷かれた木道はまだ利用してないのか、氷上に長蔵小屋からまっすぐ踏み跡がついている。湖上の燧ケ岳を眺めながら、氷上を進む、天気上々、輝く残雪の山と湖、八方囲まれた広い空間に、草木、小動物、鳥達の喜びの歌がもうすぐこだまするだろう、8:38-8:49休憩。 整然と大清水に向かう20人ほどの一行 尾瀬沼を眼下に 燧ケ岳を枝間に 眺めながら下る 尾瀬沼山荘西側から 尾瀬沼に 尾瀬沼は全面凍結状態に見えるが、・・・・。 点々と穴があいている。 注意しながら氷上歩き 尾瀬沼山荘付近通過 氷上からの燧ケ岳、なかなかの絶景 南側の檜高山 景鶴山 氷上を渡る人、三平下へ向かう 長蔵小屋方向 半島?付近を横断 長蔵小屋が見えた 半島?先端と燧ケ岳 景鶴山 長蔵小屋を林間に 長蔵小屋西側から燧ケ岳 長蔵小屋のベンチで休憩 水場があいていた 長蔵小屋の北側に回れば、ミズバショウとリュウキンカが咲き出していた。今年は寒さの異常、ミズバショウの先端が少し茶色くなっていた、ほんの序奏、力強く台地が見守ってくれるでしょう。大江川を渡って、樹林帯を沼に沿って進む、夏道の木道より歩き易い、浅湖湿原の手前で長英新道が分岐する、9:09長英新道入口。 長蔵小屋の北側に回れば、ミズバショウ、リュウキンカが咲き出していた あと数日もすれば・・・・・。 ミズバショウ、リュウキンカ リュウキンカ ミズバショウ 大江川を渡って、左に三本カラマツ 樹林帯を沼に沿って進む 長英新道入口 ここから俎ーまで4.5kmとある。そのうち樹林帯の低勾配が2kmほど続く、夏道は傷んだ木道あり、グシャグシャ・ドロンコの道、U字の溝ありで難儀するが、ほどほどに締まった雪道は歩き易い、もくもくと進む。気づくと森の中に大きな空間が出来ていた、間もなく勾配がきつくなり、会津駒ケ岳を右手に、左手に尾瀬沼が目に入る。抜けきれない風邪に、鼻をすすり咳き込みながらの急坂、歩き易い雪に救われる、真っ白い山頂が窪地の間に現れた時、先が見えたような気がした。今時の燧ケ岳、素晴しい、ミノブチ岳まで辿り着けばあとは惰性でなんとかなるだろう、と考える。tomoさんのショートカットの声もあり、11:02ミノブチ岳着。 コメツガ、オオシラビソの森をしばらく進む 勾配がきつくなると会津駒ケ岳を右手に 左手に尾瀬沼が目に入る 勾配は増し、快調のtomoさんに一歩一歩・・・・。 下方を振り向き立ち止まっては鼻をかむ 見渡す眺望に押されつつも、調子の出ない時もある、“へこたれたっていいじゃないか、人間だもの” 会津駒ケ岳、12日前に歩いた時は快調だった 燧ケ岳、なかなか見応えあるなあ、tomoさんは左の小ピークを越えて、「右にトラバース・・・・」とルートを教えてくれる 今時の燧ケ岳、キレイだなあ、ミノブチ岳まで辿り着けばあとは惰性で・・・・ 一段上って、変る光景、雪面のダケカンバと影がキレイ 足元ばかり見ていたが上をむいたら会津駒ケ岳、 ミノブチ岳へ着いたぞ やれやれ、あと標高差150mほど、この雄大な眺めを感じながら一歩一歩前進すれば、燧ケ岳は目と鼻の先、最後の踏ん張りだ。長英新道に入って、下山者にはあったが、抜きも抜かれもしないのは何故か、誰も上ってこないのかな? ダケカンバの老木帯を過ぎ、御池岳の北側から柴安ーが顔を出す、続いて尾瀬ヶ原と至仏山、武尊山、そして俎ー最後の急登、岩場を巻きながら、やっと燧ケ岳山頂に辿り着く、11:39-12:42。 ミノブチ岳山頂の眺望、会津駒ケ岳 目指す燧ケ岳俎ー 赤ナグレ岳 赤ナグレ岳 左に武尊山遠望 尾瀬沼と日光連山遠望 俎ー目指し、tomoさんに続け! 夏は花々が咲き競うゆったりした道、もうここまで来れば・・・・・・。 山頂に4,5人見える、あと100m+かな 柴安ーが顔を出す、急斜面を一人下っている 左に至仏山、尾瀬ヶ原も現れる 山頂に岩場を右に左に 燧ケ岳俎ー山頂到着、左奥が柴安ー(10mこちらより高い) 先に着いていたtomoさんは柴安ーへ行って来ると、でかけた。山頂直下の急斜面は相当厳しいはず、でもtomoさんなら心配はない。山頂を目の前にした時、数人見えたが、山頂に着くといる、いるざっと50人、御池から上ってきた人が多い。柴安ーへ向かう人は一部、ここでは見えない尾瀬ケ原、今回はパスしよう。上空は真っ青であるが、霞かな、遠望がイマイチ、狭い山頂を周りながら、眺望を楽しむ。吹き抜ける風は冷たく、真冬の世界、一枚着込んで昼食をとる。 時々柴安ーを眺め、tomoさんの戻りを待つ。 tomoさんはちょっこら柴安ーへ向かう @ A B C 燧ケ岳俎ーの眺望@、尾瀬沼方面、日光連山遠望 画像クリック拡大 燧ケ岳俎ーの眺望A 至仏山〜会津駒ケ岳 画像クリック拡大 燧ケ岳俎ーの眺望B 至仏山〜会津駒ケ岳 画像クリック拡大 右回りで山頂の眺望 ミノブチ岳、尾瀬沼、日光白根山 赤ナグレ岳方向 武尊岳、至仏山方向 至仏山、燧ケ岳柴安ー 小沢岳方面 平ケ岳方面 中ノ岳、越後駒ケ岳方面 未丈ケ岳方面? 丸山岳方面 中門岳、会津駒ケ岳方面 燧ケ岳俎(マナイタ)ー、背景は会津駒ケ岳 賑わう山頂、燧ケ岳俎(マナイタ)ー、背景は会津駒ケ岳 tomoさん、柴安ーから帰る@ A B C 後半:燧ケ岳の帰り道はこちらへ |
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