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榛名山
山行日
    2013年12月25日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    水沢観世音駐車場→水沢山登山口→水沢山→上野原林道横断→二ツ岳オンマ谷分岐→七合目避難小屋
    →雄岳分岐→二ツ岳(雄岳)→雄岳分岐→オンマ谷駐車場→(林道五林班線)→ヤセオネ峠→(県道33号線)→
    湖畔の宿公園→掃部ケ岳→湖畔の宿公園→榛名湖バス停⇒(バス利用)⇒見晴下バス停(伊香保温泉)→
    水沢観世音駐車場

 ほどほどに歩かないと鈍ってしまう足、寒くなると億劫だし、風でも吹いたらなおさらのこと。でも、ここで立ち上がらないと、明日はない、と考えれば行動は起こしやすい。今日は、2駆&ノーマルで出かけ、出来るだけ標高の低い所から山頂を目指そう。昨日ワンコを連れて林道鍋割相吉線を走って姫百合駐車場(標高1000m)へ出た、タッブリ雪が残っていたが、700付近までは雪がなかった。多分石畳駐車場、水沢観世音駐車場までは問題ないだろう。水沢山が気になり、左折して高崎方面に入るも雪はなし。日の出を眺めながら、いっぱい着込んで、7:15駐車場を出発する。林道を少々歩いて、7:23水沢山登山口着。
  
  さあ、出発だ。水沢観世音駐車場から水沢山          林道を7,8分進むと右手に水沢山登山口

 山間に入り、一人、また一人、どうもこの山の常連さんのようであるが、前に出させてもらう、7:33尾根に出る。ここからは緩やかに上り、徐々に勾配を増していく、7:50お休み石着。5、6人のGrがいて、アイゼンをつけている者、野鳥と会話(?)している者、さすが常連さんのやることは違う。野鳥にカメラを向けたら、逃げられた、「エサに合せておかなければ駄目だ」、って言われちゃった。ここから道は急登する、しかしジグザグしているので斜度はそれほどではない。良く車で走りながら水沢山を見ると、急峻な山頂部に驚いてしまうのだが。
  
  雑木林のキツイ坂道                       尾根に出て緩やかに、山頂まで1.35km

  
  徐々に勾配を増す                          前を行く人、帰る人

  
  お休み石、5.6人のGr(常連さん)が休憩中          急斜面をジグザグ切って進む

  
  露岩も点々と                         凍りついた雪の道となる、下りはアイゼンをつけた方が・・

 露岩が出てくると登山道の雪が連続してくる。下るにはちょっと危なっかしいが、登りは丸太段が細かく出来ているので歩き易い。常連の方はスパイクのついた長靴履きが多い、岩場を回り込んで8:12石仏群に出る。ここは展望の良い場所なのだが、上越方面は雲、東方向も少しガスっている。岩場を乗り越え、ヤセオネを通って、水沢山山頂へ、8:24-8:40。
  
  また先方に一人                       ぐるっと回り込んで小ピークへ、石仏群が迎えてくれる


  石仏群


   ここからちょっと霞んでいる赤城山


  赤城山をズームアップ

  
  ここから岩場を乗り越え                     ヤセオネを通り

  
    水沢山山頂へ                           常連さんのティータイムかな

 眺望を楽しんでいると、常連さんは一段下でティータイムのようだ、今日の眺望なんかどうでも良い、顔を合せお茶の一服、これがいいのでしょう。この先、二ツ岳を目指し、その先はそこまで行ってから考えよう。アイゼンをつけて、西方向に岩場を下り、ヤセオネを下って、アンテナから右斜面を降下し、8:59上野原林道へ出る。横断して森林公園に入る。

  水沢山山頂から子持山


   同、小野子山、十二ケ岳、バックに上越の山並があるが、雲の中


    西〜南方向の眺望 画像クリック拡大


 八ヶ岳遠望  画像クリック拡大

  
             ここからはアイゼンを装着、ヤセオネを西方向に下る

  
                          アンテナから右へ、林中を下る


   林中から相馬山、二ツ岳

  
  上野原林道を横断                          森林公園内へ

 管理棟への道を二つ、三つ過ぎ、9:25通行止めの相馬山への分岐を右に入り、また管理棟への分岐を過ぎると、9:29二ツ岳への道に入る。ここから避難小屋まで、いつも目印を頼りに歩いているので、トレースが無いときは要注意である。幸い、しっかり踏んだトレースがあるので、安心して進める、9:51七合目避難小屋着。
  
  管理棟方面は右折、尾根なりに進む、         明るい広葉樹林、間もなく右手につつじケ峰休憩所

  
       尾根伝いに進むとY字の分岐、二ツ岳、オンマ谷は右に入る、相馬山方面は通行止め(トレースはあった)

  
  直ぐに管理棟への道を分け               その先でオンマ谷は直進、二ツ岳は右に入る


  分岐点から相馬山

  
   斜面を巻きながら北西方向に進む                  橋を渡り

  
    大きな岩場を巻き                     露岩の間を進み

  
  屏風岩に出る                         その先に七合目避難小屋あり、

 ここで雌岳への道を分け、その先で伊香保&管理棟は右に分け、雄岳は直進する、9:52。ここから雄岳の斜面を西側を巻くようにして進むと、10:01オンマ谷駐車場からの道を合せ、雄岳山頂に向かう。
  
   ここから雌岳分岐                         その先で雄岳は直進、伊香保&管理棟は右へ

  
  降り積もった岩の上を進むと                      オンマ谷Pからの道に合流、雄岳は右へ

 緩やかに進み、アンテナが見えてくれば雄岳山頂である、10:12。アンテナの建物の前を通り、小高い山頂部に上る。鳥居をくぐり、石祠に一礼、裏側に進み眺望を楽しむ。上越方面の雲は大分とれてきたが、残念なことに電線が邪魔をしている。さて、ここからオンマ谷駐車場へ下って、ヤセオネ峠へ出て、県道33号線が歩けるようだったら掃部ケ岳を目指そう。雪が多かったら今年の干支、蛇ケ岳へ向かおう。
  
   アンテナが見えれば直ぐに山頂                 雄岳山頂


 雄岳山頂の展望  画像クリック拡大


   八ヶ岳遠望


   浅間山、榛名富士


   四阿山


   本白根山〜白砂山


  本白根山〜横手山


 榛名の峰々、背景に八ヶ岳〜白砂山  画像クリック拡大

  
                                山頂のホコラ

 下って、先ほどの分岐点に戻る、10:31。緩やかに下り、10:45オンマ谷駐車場へ。林道の積雪は20-25cm、トレースもあり、歩き易い、2ヶ所倒木をくぐり、ヘアピンカーブで10:51管理棟方面分岐、11:05次ぎのヘアピンカーブでも管理棟方面分岐、もしかすると伊香保温泉まで下るかも知れないのでトレースを見たが、両方ともなかった、この道歩きたくないなあ、11:13ヤセオネ峠着。
  
  下って、先ほどの分岐点に戻る                  雄岳の西斜面を緩やかに下り

  
   オンマ谷駐車場へ                        林道五林班線をヤセオネ峠へ

  
  一つ目のコーナーで管理棟方面分岐               二つ目のコーナーでも管理棟方面分岐

  
  ヤセオネ峠手前で積雪30cm、ここが一番深かったかな   ヤセオネ峠で県道33号線へ、湖畔の宿公園まで道なりに

 道の雪は少なく、端を歩けば危険はない。アイゼンを外して、県道33号線を進む、11:22相馬山分岐、11:26榛名湖温泉分岐、湖畔に入ると山陰で雪が残っていたが、塩化カルシュームが大量にまかれ滑ることはなかった。湖畔のバス停で時刻を見ると、14:10発伊香保温泉行があった、これに間に合わせよう。再びアイゼンをつけて、12:25湖畔の宿公園を出発する。
  
   相馬山方面分岐                              榛名湖温泉方面分岐


  メロデーライン付近から南〜北方向展望  画像クリック拡大


  同、榛名富士


  同、相馬山

  
 ロープウェイ方面分岐                         湖畔、この辺から道が凍結、後が掃部ケ岳

 ここからのコースは急斜面を真っ直ぐ登るので、時間的には短くできる。アイゼンもつけていることだし、多分予定のバスに間に合うだろう。休まず歩数を稼ぐことだ、3ヶ所の急登を汗を拭き拭き登り、13:10硯岩方面からのコースと合流、13:20山頂到着。5分ほど山頂にいたろうか、13:29分岐、樹林帯の雪深い場所を選びながら、出来るだけ真っ直ぐ、最短で下って、13:48湖畔の宿公園着、アイゼンを外して、13:58バス停着、12分の待ち時間となった。
  
   湖畔の宿公園                         ここに張り出した尾根を往復する

  
                       急斜面に時々振り向き榛名湖を枝間に

  
   最初の急坂、積雪は20-25cm、大分解けてグシャグシャ            2つ目の急坂

  
 岩場を越えて                           もうちょっと急坂を進むと

  
  硯石からのコースと合流                       緩やかにヤセオネを進む


  岩場からの展望 画像クリック拡大


  同、榛名湖周辺


   同、榛名湖周辺

  
  掃部ケ岳山頂                              浅間山、鉄塔が邪魔だなあ


  掃部ケ岳山頂の眺望 画像クリック拡大


  同、八ヶ岳


   富士山がかすかに


   浅間山

  
  戻って、湖畔の宿公園                        間に合った、14:10


  湖畔から榛名富士

 14:30伊香保温泉見晴下バス停着、水沢まで? バスがあることはあるのだが、1時間弱待たされる、歩けてしまう距離だ。そう決めたらスタコラサッサ、沈む夕日を眺め、途中の展望スペースから赤城山を眺め、15:09水沢観世音駐車場に戻った。
  
  伊香保温泉見晴下バス停                       右折して水沢観世音へ


  水沢観世音手前の展望所から赤城山


   日が落ちてしまった水沢山

 総所要時間は、バスの時間を除いて、7時間22分だった。掃部ケ岳では真夏並みの大汗をかいたが、いい運動になった。できれば、バスに乗らずに歩いて戻りたかったが、・・・・・・・・・。参考までに、累積標高は+1542m、-1026mだった。



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