★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-744 一の鳥居-武甲山〜川苔山-鳩ノ巣P 日帰り縦走 |
山行日 2014年5月17日 晴れ 2名 コース 概略図はこちら 一の鳥居駐車場→武甲山→小持山→大持山→鳥首峠→橋小屋ノ頭→有間峠→仁田山→有間山分岐点→ 日向沢ノ峰→川苔山→大根ノ山ノ神→鳩ノ巣駐車場 1月末に伊豆ケ岳を歩いた後、「@武甲-川苔、A石尾根経由で雲取山を日帰りでやりたい」、と書いたら、「一緒に・・・」、と手を上げてくれた方がいて、何度もルートを確認して、状況を公開してくれた。そして、今回の同行二人の珍道中となりました。この方は相互リンクしている、“横手の休日”の奥武蔵のTさんです、一の鳥居P、ヘッドランプをして3:58出発、Tさんのあとにつく。 入りのスピードはちょっと早めかな、順調に登山道に入り、不動滝で一枚脱がれ、快調なペースで進む。大杉の広場少し手前で日の出、直下でシロバナエンレイソウ、ルイヨウボタンを杉林でみて、静かな山頂をぐるっとまわった。風が冷たく、まくりあげた袖を伸ばし、手袋をした。天気は晴れ、遠望する山には雲がかかっていた。 一の鳥居、左手に基準の丁目石、くぐって右が駐車場 生川に沿って薄暗い表参道を歩く 林道合流点、コンクリートの急坂 ここから山道、木段を上って 不動滝に出る、左に不動尊あり、橋を渡って杉林の中へ 林中に大正時代に祀られた祠あり U字を書いて上っていく 日の出を迎える 林中に陽が射す、奥に一際大きい杉、大杉の広場(標高1000m) 平坦な広場から、 (Tさん撮影) 徐々に、勾配を増す 石灰岩のゴロゴロした道 シロバナエンレイソウ ルイヨウボタン(群生している) 緩やかに進んで裏参道と合流して、 御嶽神社へ、52丁目(Tさん撮影) 東側から回りこむ、筑波山遠望 西側に回って、武甲山山頂 眼下に秩父市と荒川 西方向に両神山 南方向に下り、目指す小持山、大持山を眺めながら、シラジクボへ、登り返す格好で、小持山、岩場を渡って大持山へと辿った。5:28武甲山、6:24小持山、7:03大持山とハイペース。ここを下ると枝間から真っ白い富士、気を良くして尾根の東側へ進んで妻坂峠の分岐点へ。ここから川苔山まで、私は未踏である。ここで愛用していたカメラが異常、ズームいっぱいにきかせたレンズが戻らない。仕方なく予備に携帯しているカメラを出し、川苔山への道に入る。 山頂から見並み方向に下る、裏参道分岐(浦山口方面) 正面に小持山を眺めながら急坂を下る 小持山の左に大持山が顔を出す 鞍部でシラジクボ 小持山へ登り返す 振り向けば均整の取れた武甲山、北側の傷口は見えず 広葉樹の尾根筋を進むと 左手に武川岳、筑波山を遠望すると、 岩場を少々辿る ミツバツツジが見頃だった 小持山 アカヤシオの葉も伸びて 武甲山とミツバツツジ、右奥に比企三山 マルバアオダモ 露岩の道を南方向に下る 南に大持山 ビューポイント 下は絶壁(Tさん撮影) ビューポイントから奥多摩、奥秩父の山(雲多し)を望む 画像クリック拡大 山間を縫って走る高圧線、左手が新秩父線51号鉄塔、通過予定 右手に両神山 緩やかに広葉樹の尾根をアップダウン、花の終わった常緑樹アセビも沢山生えている 緩やかに上って大持山 ちょっと東方向に進んで枝間から霊峰富士 先端で分岐、左が妻坂峠、右が鳥首峠 ここからカメラが変りました。新緑の美しいブナの尾根を下って、昔し沼だったというウノタワへ、小さいアップダウンを繰り返して鳥首峠へ、ここはエスケープできる第2のポイントとしていた、しかしその必要は全く無い。登り返して滝ノ入頭、ここは西側が大きく伐採されて、鹿避けのネットが気になるが、展望は抜群である。奥多摩、秩父の山々が展望できるようだ。 ここから川苔山まで今回初めて歩く、「鳥首峠辺りまで森が美しい」、とTさんは言う 高度の低い、南に位置しながら大きいブナが点々と 地表に露出した岩のようなブナの根 下ってウノタワ、「大昔、沼だった」、とか、野鳥の観察?、大樹の観賞、2名にここで会う ちょっと上って 最初の鉄塔、「あと2つ通過する」、と言っていた 杉林を下って 鳥首峠、十字路 軽く上って2つ目の鉄塔、これも小さい(Tさん撮影) 左下に石灰岩の採石場 ちょっと進むと急坂、足元悪し、トラロープあり、 安全をみて一名ずつ交代(Tさん撮影) 小ピークに出ると、ここからグルット鹿避けのネットあり、西側の眺望は良いが・・・ 左、奥多摩 51号鉄塔に近づいてきた 右、秩父方面の山並 その右に大持山 (Tさん撮影) パノラマを撮って 少し高度を上げると (Tさん撮影) 滝入ノ頭 小さく下ってまた上ると、 しょうじくぼの頭、水分補給 (Tさん撮影) 露岩の道を下って、 振り返れば大持山 ここまで来ると、奥に川苔山が頭を出す。進んで、橋小屋ノ頭、ここを第3のエスケープ可能地点としていたが、必要なさそうだ、先を目指すのみ。有間山稜を半分ちょっと進んだ所で、有間峠で林道に出る、10:26。車が5,6台止まっていた。秩父側からは通れないが、名栗方面からは入れるようだ。ここから登山地図は林道を歩いているが、Tさんに選択を聞かれたので、仁田山山頂を抜けましょうと、多分20分ほど余計にかかるかも知れないが、またとないチャンス、後悔しないように、10:40仁田山。下った所で林道と合流して鉄塔51号へ一気に上る、これはきつかった、本日の山場かな。 南方向に少し進むと奥に川苔山が頭を出す、確実に近づいているようだ 登り返して橋小屋ノ頭(有間山の山名) 右方向、仁田山を目指す 緩やかな起伏を辿ると、 残馬山、タタラノ頭 この辺から笹枯れ(全滅)が目立つ道 左手の眺望が開け名栗湖、 かすかに東京スカイツリ-&都心部、東京湾 画像クリック拡大 下って林道へ、逆方向に歩く人は道を見失しなわないように 林道を30mほど進むと、 有間峠 山地図は林道を歩いて仁田山をパスしているが経由する 林道と平行して笹枯れの道は続く 上って、仁田山山頂 下って51号鉄塔を見る 林道からの道を合せ51号鉄塔へ 良くある鉄塔保守用の道、キツイ階段 やっと鉄塔へ、風が強い 鉄塔からは川苔山が見え、着いたような気にしてくれる。強い風を避けて、早い昼食をとる、本山行はあと5時間はかかるまい。Tさんも快調のようだし、私も難関を突破したような気がする。ここから緩やかに上ると、11:48蕎麦粒山-日向沢ノ峰コースに出て、富士山を展望する。日向沢ノ峰にかけて好展望、少々ペースを落したか、眺望を楽しみ、11:59日向沢ノ峰、下って、咲き始めた野草に、シロヤシオ&ミツバツツジも点々と咲いていた。 川苔山が右奥に、もう近いぞ、先が見えた ミツバツツジを風避けに休憩 休憩の後は軽やかに進み、 有間山分岐点 「オー、富士山が見えたぞ ちょっと小枝が邪魔でしたが、・・・」 ちょっと進むと展望が開けた、川苔山 川苔山の右に丹沢山塊 富士山、ちょっと雲が出てきたが、 これでも見えると、見えないとでは、・・・ アップでもう一枚 雲取山 蕎麦粒山、これから芽吹きのようです 日向沢ノ峰で絶景を楽しみ 高度を下げる(Tさん撮影、2枚) 折角上ったのに、下って、また下って 振り返るとガレ場、でも道は見えない所ににありますから安心を シロヤシオが満開でした、大木ではありませんが、川苔山まで点々と あと、もう一息です 大分お疲れの様子、「頑張れ!、あと○○m」 帰路の下山路 イヤイヤ、いるいる、サスガ東京都の名山 直下付近から一人、二人と行交う人が増えていく。今日は天下の休日、天気も良好、野山に出て体を動かしたい時期だ。大分先に出させてもらって、13:04川苔山山頂着。スゴイ人数、見渡したところ30-40人いそうだ。珍客二人が加わって、富士山も恥ずかしがって頭を隠してしまった。あとは、2時間ほど下るだけ、安堵の表情をTさんの背中に見た。 川苔山山頂着、Tさんの背中にほっとした表情が見えまーす 富士山も珍客に頭を隠してしまいました 「あと、2時間もあれば下れるでしょう」、とTさんの足は軽く、広葉樹から杉森へ 林道へ出ると、待ち受けた大根ノ山ノ神、小休止はしたけれど、安全報告忘れちゃったよ 山ノ神から里にでるまでの道、石がゴロゴロ、歩きにくいんですよ 終着、鳩ノ巣駐車場はあと80mほど 帰路の下りは早い、あっという間に深い森を抜け、14:45大根ノ山ノ神、小休止して、悪路を下り、15:03里に下る、15:10鳩ノ巣駐車場着、総所要時間は11時間12分、達成感を感じる、しばらくぶりの長丁場だった。明日、明後日あたり多少足腰に出るかも知れないが、適度な疲労感だろう。案内して頂いたTさん、旧甲州街道小仏峠で会って以来の顔、何から何まで有難うございました。Tさんは、気分的にほっとして、疲れを感じるかな、いや、若いもの次の予定が頭に・・・・・。参考までに、本山行の歩行距離は26.2km、累積標高は+2520mだそうです。そう、そう、カメラを何とかしなければ、修理、新品購入?、しかし、デジカメってもたないね、もう何台パーにしたかな。 奥武蔵のTさんのページへ リンク |
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