★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-732 駒ケ岳・黒檜山(赤城山) |
山行日 2014年3月24日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 利平茶屋森林公園→鳥居峠→(篭山)→登山道出合(ベンチ)→駒ケ岳→黒檜山→黒檜山登山口 →(道路)→鳥居峠→利平茶屋森林公園 昨日は東京でまるまる一日、明日は工事屋さんが来るのであけられない。ワンコを散歩させて天気予報を見ると、今日は一日良い天気のようだ、近場で一回りと、利平茶屋に向かう。暖かい日が4,5日続いたから、2駆ノーマルで利平茶屋まで入れるだろう、雪で入れなかったらそこから歩けば良い。路肩には真っ黒い雪がまだ残っていたが、利平茶屋森林公園の駐車場までは全く雪が無く入れた、軽アイゼンとストック、多少の防寒着を押込んで、8:47管理棟前を出発する。キャンプ場内の小川が温んでチョロチョロと音を立てて流れ、雪の解けた人工湿原ではミズバショウが咲き出していた、8:55鳥居峠登山口から山間に入る。 利平茶屋森林公園キャンプ場 水温むキャンプ場内の小川 早くもミズバショウ(植え込み)の開花 鳥居峠へ向かう しばらくは、登山道の雪は消えていたが、点々と現れ、最初の橋を渡ると連続する。この三連休で5,6人は歩いたようだ、でも雪はしまって歩き易い。9:30ケーブルカー跡の階段下、いつもと様相が違う、落下してきた大きな岩石がドカッと構えているのだが、今日は先端部がチョコッと覗いているだけだ。勾配がキツイだけに甘くみてはならない、トレースを使って、1歩1歩、ストックは頼りないが、短めにセットし、上って行く。駅舎跡付近を気にしたが、トレースは少し手前から右へ入り、コンクリートの壁に沿って、上っていた、9:52鳥居峠着。 しばらく、登山道の雪は消えていたが、 最初の橋付近から、雪が連続する 見渡せば、長七郎山の山頂は真っ白 南東の斜面にはつららがいっぱい 登山道脇のツララは崩落寸前 崩落跡を横切って 水平道を少々行けば ケーブルカー跡の階段に出る 見上げる階段 中間から駅舎跡 最上段から階段を見下ろす 右上に上るトレースあり、ここを抜けると鳥居峠 覚満淵を見下ろす駐車場にはスノーシューを履いた4人のGrが休憩中だった。赤城山も今年は雪が充分あり、客の多いこと、少ないがボーダー、山スキーヤーにも時々会う。次は覚満淵に決まったようだ、私は篭山に取り付いて、黒檜山を目指す、9:52時計の置いてある付近から篭山に取り付く。篭山の北側暗部を目指しトラバース気味に進む、雪は岩の隙間を塞ぎ、しまっているので、急斜面でも歩き易い、10:07鞍部の雪庇上に出る。 鳥居峠駐車場から覚満淵 鳥居峠Pから篭山に取り付く 篭山西側をトラバースぎみに上って行く、 枝間に鳥居峠 林間の岩、木の周りの雪解けが進む 雪はしまり、今のところ落ちる心配は無い 篭山の北の鞍部に出る ここからしばらく雪庇上を歩く、進行方向は北、少し進むと雪庇の先に東方向に派生する尾根の合流点付近見えてくる。振り向けば篭山、小地蔵岳、長七郎山が見える、ここの雪庇と小地蔵岳北面の雪庇が一体のようにも見えるから不思議。間もなく、歩いてきた雪庇が終わり、潅木の中を急登し、先ほど見えた付近で東からの尾根に合わさる、ピークに保安林の標識がある、10:21。 ここから雪庇の上をしばらく歩く 振り向けば篭山、小地蔵岳、長七郎山 北側、雪庇の先に尾根の合流点 間もなく潅木のヤブに入る 雪は30-80cmほどありそう、結構急斜面 この先に尾根の合流点 樹間に地蔵岳 樹間から小地蔵岳、長七郎山 尾根の合流点 しばらく続く雪庇、駒ケ岳方向 ここから再び雪庇が連続し、駒ケ岳登山道の2つ目の鉄階段の上、ベンチのある休憩所で合流する。細い尾根に沿って、吹き溜まって出来る自然の造形、周りの山並を背景に、急登ではあるが、楽しませてくれる、10:50登山道出合(ベンチ)着。 ヤセオネに立つミズナラの老木 正面のピーク付近が登山道の出合でしょう こんな尾根の連続です、 障害物を巻いて、くぐって、 樹間に地蔵岳です、枝振りがいいですね 右を歩くか、左にしようか⇒左の小木の間を分けて通過 勾配が緩やかになりました 木々の間から小地蔵岳、長七郎山、荒山、地蔵岳 画像クリック拡大 小ピークの向こう側が登山道でしょう 登山道出合です、ベンチは雪の下、左が鉄階段、北が駒ケ岳方向 真ん中にお馴染の鉄階段 ここまではトレースはなかったが、踏み固められた道、大勢の足跡に驚いた。3連休に、何人通ったのだろう、当然すれ違える幅、木々のない場所は全体が道と化してした。関東ふれあいの道石柱のある次ぎのピークまで続く。ここを下ると駒ケ岳まで雪庇が連続する、どこも踏み跡だらけで、残念だった。でも、ここの雪庇の下は距離があるので、あまり先には出られない、11:08駒ケ岳山頂着。 関東ふれあいの道の石柱のある小ピーク付近から地蔵岳 下山客2名 ハンノキの雄花 同、小ピーク付近から小沼周辺 同、進行方向、左が黒檜山、右奥が駒ケ岳 同、進行方向、左が黒檜山、右奥が駒ケ岳 駒ケ岳右裾に袈裟丸山遠望 小ピークを下って、駒ケ岳方向 同所から南小ピーク方向 雪庇の向こうに駒ケ岳山頂が見えた 黒檜山&駒ケ岳 同所から南方向 同所から西方向に鈴ケ岳 駒ケ岳山頂 山頂付近の積雪は1-1.5mはありそうだ、冬枯れの木々と重なって、無積雪期には見られない、光景がぐるっと見えるので楽しい。今日は遠方が霞んで見えないが、見えたらスゴイ眺望だろう。11:18大タルミ、登り返して11:23小ピーク、花見ケ原コースとの合流点手前で、11:40-11:54昼食をとる。この辺の夏道は木段をジグザグしながら下るが、現状は雪上を真っ直ぐ下っているに近い。雪が若干緩んできているので、下山者を見ていてヒヤッとする、12:05花見ケ原コースと合流、12:07黒檜大神。 駒ケ岳山頂から小地蔵岳、長七郎山、荒山、地蔵岳 駒ケ岳山頂から鈴ケ岳&大沼 駒ケ岳の北方向下り 黒檜山を眺めながら 駒ケ岳北側から黒檜山、左遠方に上越国境 鞍部、大タルミから駒ケ岳を振り返る 同、北側の小ピーク 小ピークから向かう黒檜山 同、抜けてきた駒ケ岳 小ピークを下って少々登り返し、駒ケ岳、地蔵岳、手前が小ピーク 画像クリック拡大 同、地蔵岳 同、駒ケ岳&小ピーク、モミの木が鞍部 花見ケ原コース合流点直下から駒ケ岳、地蔵岳 画像クリック拡大 花見ケ原コース合流点 左折して直ぐ、黒檜大神 このピークも皆さんがネットに書いているが、スゴイ、大きな吹き溜まりで鳥居、祠が埋り、一段高い所から眺める景色は素晴しい。通過する皆さん、黒檜山登山口ピストンの人もわざわざ写真を撮っているからこれまた面白い、名物になりそうだ。12:10黒檜山登山口からのコースと合流し、12:12黒檜山山頂着。 手前はベンチではありません、神聖なる黒檜大神の鳥居です。背景は小沼、地蔵岳 黒檜大神から男体山、袈裟丸山 西にちょっと進むと黒檜山登山口からのコースと合流して黒檜山山頂へ まず、黒檜山山頂の形が面白い。西側に高い山が出来、東側に下がっている、そこに黒檜山の道標がある。真ん中が盛り上がっているのは例年のことなのだが。お陰で北のビューポイントまで行かないと見えなかった眺望が、ここでも大方見られる。もしかしたら、ガスってなければ、360度、見えそうだ? でも、北側へ進み、いつものように眺めて撮る。今の時間は袈裟丸山〜苗場山がやっと、そこから西、南、東の遠望が利かない。 黒檜山山頂北側のビューポイントからから日光白根山〜袈裟丸山 画像クリック拡大 同、日光白根山 同、鈴ケ岳 同、苗場山〜袈裟丸山遠望 画像クリック拡大 同、袈裟丸連峰 同、皇海山、鋸山、男体山 同、笠ケ岳、錫ケ岳、日光白根山、白桧岳、白根隠山 剣ケ峰山、武尊山、前武尊、笠ケ岳、至仏山、燧ケ岳 同、燧ケ岳 同、笠ケ岳、至仏山、景鶴山 同、剣ケ峰山、武尊山、中ノ岳、剣ケ峰、前武尊 同、朝日連峰 同、谷川岳付近 同、苗場山、仙ノ倉山、万太郎山付近 12:37山頂を後にする、12:40駒ケ岳方面分岐、ここからしばらく南に伸びる尾根に沿って発達した雪庇上を下る。良く踏まれていること、積雪で目線の位置が高いので、見渡す風景に新鮮さを感じる、でもここの雪庇、自然崩落か、前に出すぎて壊したのか、要注意。13:04猫岩通過、13:11黒檜山登山口着。 駒ケ岳方面分岐 南に伸びる尾根に沿って発達した雪庇上を下る 眼下に大沼 正面左に地蔵岳、 を眺めながら、 雪庇を注意しながら下る 急坂を一段下り、黒檜山を振り返る 林間を少々下り 露岩の道を進むと ほぼ先端で猫岩標柱、また林間に入り少々下れば 間もなく黒檜山登山口に出る ここからしばらく路上を歩く 右手に凍結した大沼と赤城神社 湖上にワカサギ釣りをする人たち 画像クリック拡大 ビジターセンター前を過ぎれば間もなく鳥居峠 東側から急階段(雪道)を下って 雪道を抜ければ 鳥居峠の登山口へ、キャンプ場の林道を進めば間もなく利平茶屋森林公園駐車場 黒檜山登山口から路上を歩いて、13:54鳥居峠、ここからは往路を戻る、13:59ケーブルカー跡の階段(今は雪の急坂)を下って、雪の緩んだ登山道を歩き、14:26鳥居峠登山口、14:31森林公園キャンプ場管理棟前。総所要時間は、5時間44分、雪深い中にも、水や木の芽に春を感じた一日だった。 |
★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ |