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地蔵岳・長七郎山
山行日
    2013年3月7日   晴れ   1名+ワンコ

コース
    見晴山駐車場→地蔵岳→八丁峠→(小沼横断)→長七郎山→小地蔵岳→鳥居峠→(覚満淵横断)→
    (大沼横断)→赤城少年自然の家→見晴山駐車場
             (走れ!“忠治”の写真集130307と重複してます。)

 急に春らしい陽気になって、山の雪は急速に溶けてしまうだろう。お天気も良いようで、ワンコを連れてスノーハイクでもしようと大沼目指して走る。2駆ノーマルタイヤでどこまで行けるかな?、もあった。多分見晴駐車場までは大丈夫だろう、という読みもあった。春霞なのでしょうか、それとも黄砂でしょうか、視界が良くない、9:36駐車場を出発。雪はたっぷり、平均40,50cmはあるだろう。トレースを外さなければ、深く入り込むことは無い、10:08新坂平からの道と合流。しばらく尾根伝いに進むと、パッと開け、枝間にアンテナ群を見る、ほどなく地蔵岳山頂到着、10:31-10:58。
  
  見晴山駐車場を出発                       新坂平からの道を合せ尾根伝いに進む

  
  U字の登山道がそのままの形で残っている         少々急登して樹林を抜ける。

  
   アンテナ群を右手に、                    大きな吹き溜まりが出来ていた

  
   山頂は目と鼻の先                          吹き溜まりから黒檜山

  
     地蔵岳山頂                             山頂のアンテナ群


   山頂から霞む黒檜山と大沼


 五輪尾根、小黒檜山、黒檜山、駒ケ岳&覚満淵  画像クリック拡大

 誰もいない山頂、春霞も払われず、早々に八丁峠目指して下る。時間的には余裕なので、ショートカットしようと登山道を外す。しかし、私の腰を超える雪、下りとはいえその先が続かなくなるだろう。引き返して、踏み固められた登山道を下る、11:24八丁峠、小沼の南側の林道を進み、吹き溜まりで登山道の盛り上がっている付近から湖上を歩く、ワンコは負荷が小さく楽しそう、11:50小沼尻。
  
  山頂東から小地蔵岳、長七郎山、小沼を眺めながら下る     ジグザグを4,5回繰り返し、

  
     八丁峠に出る、峠から黒檜山                八丁峠から荷役をしていた、その車か?

  
   道路を渡り遊歩道、                        林道を進む

  
  左に小沼                              林道は吹き溜まりとなっていた

  
  小沼の氷上を沼尻まで横断                         小沼から黒檜山、駒ケ岳

 長七郎山の正規ルートを南から歩くのは、久しぶりだ。標高差は100mほどらしいが、森の中は結構楽しめる、静寂な中に一人一匹の息づかい、雪をかきちらす音、ワンコは何を考えながら歩いているのだろう。平坦な場所で、軽食を与え、長七郎山山頂、12:25-12:33。ここまで飲まず食わずでやってきた、空腹に、到着するなり、露出した石ころに腰を降ろし腹ごしらえ。ワンコには先ほど与えたのに、ワンワンと要求する。仕方なく、干芋を少々、この一人一匹の滑稽な姿を居合わせた、本日最初に会った、ご夫婦(後日、赤城の詩さんとわかりました)がカメラに収めていた。
  
 沼尻から南に回り込んで長七郎山登山口へ            林間を緩やかに登る

  
  地蔵岳を振り返る                           山頂は近い


   南に荒山を眺める、ここからの荒山は存在感がある

  
   長七郎山山頂到着、後は地蔵岳                北方向に黒檜山、駒ケ岳

 地蔵岳を下り始めるまで、この予定、どこまで歩けるかな、と思ったが、調子があがり問題なさそうだ。次のポイントを目指し、北方向に進む。長七郎山の北側は、尾根筋に沿って雪庇の発達するところだ、シャープに張り出した形状が好きなのだが、この温かさで丸みをおびてしまった、それにこの霞、残念。下って、小沼駐車場分岐点12:59通過、少々登り返して小地蔵岳、13:08。1ケ月前、ワンコと往生して登った小地蔵岳の北斜面、今日は下りである、もう雪の多少は言ってられない、急斜面を下るのも。

 山頂を後に北方向に進むと小さな雪庇が連続する


  何度か融雪を繰り返し丸みを帯びた格好となったのかな?


  踏み後は先端から1m前後のところについている

  
 少々下って、駐車場への道を分け小地蔵岳へ           この辺が山頂とみるが道標が見当たらない

 その気になれば雪の急斜面も意が通じるのか、やさしく迎えてくれた。腰までスッポリ入ってしまう吹き溜まりもあったが、一人一匹、遊びながら楽しく20分ほどで下った、13:30鳥居峠着。
  
 そのまま北方向に林中を下山、前方                    後方は大きな穴


  穴にはまって動きの止まったワンコ、気持ちよいのか面白いのか?

  
  林中から遊歩道に飛び出る、        鳥居峠駐車場、覚満淵を下に見る


   鳥居峠駐車場から覚満淵、大沼、五輪尾根、相変わらず霞んだ景色

 鳥居峠から覚満淵の遊歩道に入ると、すぐに鹿ネットがある。ワンコも慣れたもの、間から鼻を突っ込んでスーと通り抜けた。もしかして、鹿も学習してないだろうか? ここから少し進み、木道目指しショートカットして、氷上に出た。表面の雪が溶け水溜りが処々に、氷も無数のクラックが入って、春本番に備えているようだ。13:54道路を横断して、遊歩道を進み、14:09大沼の氷上に出る。

   ショートカットして木道を目指す


    雪は深く70,80cmのところあり、ワンコは泳ぐようだった


   覚満淵の氷上を西方向に横断する

  
                    各所にヒビが走る、上層は雪で下層が氷か?

  
               覚満淵入口で道路を渡り遊歩道を歩いて大沼に出る

 静かな湖上だ、見渡せばワカサギ釣りが10人ほど、あとは見当たらない。放棄した穴を突っついてみたが、ビクともしない厚さだ、大沼の氷はまだしばらく危険はないだろう。ここも水溜りだらけ、ワンコは雪は食べるが、氷上の水は飲まなかった。赤城少年自然の家付近から陸に上がり、14:31句碑の道に入る。この道は道路と平行して新坂平まで林の中に造った遊歩道だ。スノーシューの跡が無数、こんな楽しみ方もあるもんだ、14:55見晴山駐車場着。

    ひと気の無い大沼


   見渡すと10人ほどがワカサギ釣り

  
  赤城少年自然の家付近で大沼から上がり、句碑の道を辿り見晴山駐車場に戻る

 総所要時間は、5時間19分、ワンコと歩いたスノーハイクを終えた。ちょっと時間的に長かったが、ワンコペースだったせいか、ほとんど雪の中の歩行だったが、疲労感は感じない。今日の霞、眺望も楽しみにしていたが残念だった。この温かさに、赤城のスノーハイクも終盤を迎えたようである。



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