山行日
2012年12月31日 晴れ一時雪 単独
コース
大猿(山乃家)→追分→茶ノ木畑峠→長七郎山→小沼→八丁峠→地蔵岳→八丁峠→軽井沢峠→牛石峠→
銚子伽藍→横引尾根分岐→(つつじケ峰コース)→大滝分岐→大猿
大晦日、本年最後の山行、赤城山を目指す。7:53、前橋市粕川の大猿の駐車場を発つ。ジグザグに整備された登山道は、10分ほどで大猿川の左岸、雑木の尾根にでる。一部人工林に沿うが、静かな雑木林が延々と続く、8:40雨やどり石、9:05追分で梨木方面からの深沢川左岸の尾根と合わさる。積雪は10cmほど、緩やかに上りほどなく茶ノ木畑峠へ出る、9:22。ここからP1466の西側を巻き、オトギの森からのルートと合流する、9:29。正規ルートはここから長七郎山を小沼方面に巻くが、長七郎山の東斜面を突っ切って長七郎山山頂に出る、9:55-10:01。
大猿(山乃家)の駐車場 ジグザグに整備された登山道
雑木の明るい尾根を進む
一部桧の人工林に沿って上って行く 笹、つつじ、リョウブ、コナラ・・・
雨やどり石2-3mほどかな ミズナラの大木を過ぎると
雪が登山道に現れる ブナが点々と自生している
樹間から富士山、笠雲にスッポリ覆われていた 追分、 梨木方向からの尾根と合流
緩やかに上がっていく シラビソ(人工林?)が点々と
幾分積雪を増して 茶ノ木畑峠に出る
P1466の西側を進む枝間に向かう長七郎山、 荒山が現れる
オトギの森からのルートと合流する 東に回り込み、
長七郎東斜面に取り付く 入口は低木に遮られるが、
スキマを縫って進む、積雪10-20cm シラカバの間から真っ青な天空
コメツツジ、ススキが現れると抜ければ山頂 長七郎山山頂
長七郎山山頂から皇海山、袈裟丸山方面
駒ケ岳、黒檜山
荒山
地蔵岳
長七郎山山頂から正規ルートは南、北に下るが、西側の雑木を西方向に下り、小沼尻に出る、10:12。この時期になれば、徒歩横断も可能と思うが、小沼を眺めながら林道を歩き、県道16号線を少し歩いて八丁峠に出る、10:28-10:39、アイゼン装着。
地蔵岳、小沼を見ながら小沼尻を目指す 鹿の寝床?が点々と
小沼尻付近に下る
小沼東側から地蔵岳 画像クリック拡大
小沼南側から黒檜山
林道から凍てつく小沼
小沼西側から地蔵岳
県道16号線に出て 八丁峠着
八丁峠から黒檜山、雲がほとんど払われた 地蔵岳登山口の凍りついた木段
八丁峠に車が3台、大晦日に山歩きしている者は少ないなあ。木段の氷に安全をみてアイゼン装着、トレースを見ると皆アイゼンを使用しているようだ、“転ばぬ先の杖”ってところかな。赤城山の南側は好天だが、北側は雲が多く遠望は利かない、黒檜山がやっと。東側のビューポイントに寄って、地蔵岳山頂11:02-11:30。全体的に雲が多く、遠望はほとんどなし、でも赤城山のピークはほぼ見え、大沼と合せてその雄大さは素晴しい。山頂には4人ほど、時々吹く強い風がうるさいが、気温は高めで小さい出来の霧氷と織り成す光景に見入ってしまう。
登山道から小沼、長七郎山 登山道
駒ケ岳、袈裟丸山、覚満淵
駒ケ岳、袈裟丸山
木段と凍った登山道
地蔵岳東のビューポイントから黒檜山&駒ケ岳 画像クリック拡大
同、黒檜山&駒ケ岳
同、黒檜山&駒ケ岳
同、黒檜山
同、小沼、長七郎山
地蔵岳山頂
山頂の霧氷とアンテナ群
山頂の霧氷と石仏
地蔵岳山頂の霧氷
メギノ実についた霧氷
大沼と外輪山、黒檜山が不気味な雲につぶされそう 画像クリック拡大
大沼と外輪山 画像クリック拡大
大沼と外輪山 画像クリック拡大
大沼と黒檜山
大沼と黒檜山
大沼と黒檜山
大沼と黒檜山
大沼と五輪尾根、雲のかかった武尊山
黒檜山
黒檜山
黒檜山
メギノ実と黒檜山
山頂を後に八丁峠へ下る、11:46。閉鎖中の県道16号線、シャダンキの脇を通り、緩やかに下って12:03三途の川を渡る。道はここから上りとなり、左から回り込みようにして軽井沢峠に出る、。ビックリ、車があるではないか。鹿を追って許可を得て入ってきたと言う、道路には他の車の跡もあった。閉鎖中の道路、狩猟目的で簡単に入れるものなのか? 12:20牛石峠、笹道を進み、12:26牛石山、凍りついたヤセオネ、急斜面を下って銚子伽藍12:40-1245。粕川を渡り急斜面に取り付く、すっかり曇ってしまった、西の空から黒い雲がやってくるぞ。雪のかぶった道は分りにくい、目印、標識を確認しながら小尾根に出て、横引尾根分岐点に出る、12:56-13:12。
山頂を後に八丁峠へ下る
県道16号線、八丁峠のシャダンキ 県道16号線、積雪は10cmほど
三途の川と荒山 軽井沢峠、下から来た猟師の車
牛石峠、2,3台の轍あり 笹道を緩やかに進むと牛石山
急坂を粕川目指して急降下、雑木の向こうに地蔵岳、小地蔵岳、長七郎山
ヤセオネ、露出した根っ子あり注意を要す 雪上を斜めに粕川へ下る
銚子伽藍右岸上部から
銚子伽藍を左岸上部から
銚子伽藍、両岸の間から街を見通す
左岸真上から撮る
左岸から粕川とオトギノ森最前部 急斜面を這い上がってしばらく進むと横引尾根の分岐点に出る
曇天と風の抜ける中、昼食モドキをとって、先を急ぐ。急坂を駆け下っていると粉雪が降ってきた。濡れないようにカメラを被って備えた、しかし心配するほどの量ではない。13:17さねすり岩通過、13:31大きなブナの木の脇を通過、急坂は終わった。2つほど小ピークを越えると、小降りになってきた、14:03大滝分岐点付近で雪が止む。左に入り、丸太の階段を下って大猿の駐車場へ戻る、14:18。
分岐点から荒山 急坂を下り始めると雪模様に
雪の中を下る、さねすり岩付近
粉雪舞い散るつつじケ峰通り
ブナの大木、急坂はこの辺まで
降りしきる尾根筋
大滝分岐点付近で雪が止む、左に入り 丸太の階段を下って大猿の駐車場
総所要時間は、6時間25分、尾根歩きは雪が少なく、冬枯れも森を通り抜けただけに終わった。本日歩いたコースの雪は多い所で20cmほど、例年吹き溜まりの出来る茶ノ木畑峠、オトギノ森との合流点付近も何の兆候もなかった、雪はこれからです。地蔵岳から眺める大沼&黒檜山は迫力に満ちていた、小さいが霧氷も良かった。今年もあちらこちら歩いたが、昨年並みに歩けたということで大満足である。計画から外れてしまった山々は、とりあえず来年度優先させよう。
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