気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-616
四ツ又山(西上州)
  
山行日
    2012年4月24日   晴れ   単独

コース
    南牧村大久保集落→天狗峠→四ツ又山→マメガタ峠→大久保集落

                            四ツ又山のアカヤシオへ

 四ツ又山のアカヤシオはもう見頃を迎えているのではないだろうか、散り始めていたら鹿岳へ足を延ばせば良い。大久保集落の登山道脇にある駐車場が、工事のため使えず、手前の橋際に停め、7:10出発する。山を見渡しても、上の方は芽吹いてないようだ。しかし、花は遅いか、早いかわからない。7:22マメガタ峠方面への道を分け、杉林を抜けると、左手に畑がある。誰かいる、おっちゃんとワンコだ、聞くとアカヤシオは遅いと言う、「だけど、山見ても赤くねえなあ?」、「早いのかなあ?」、そして橋脇に駐車してきたことを言うと、「俺んところのだから大丈夫さ」、と言われて安心、「お邪魔しました・・・」、杉林に入ったり出たりしながら急登し、7:43天狗峠着、南からのルートは閉鎖されていた。
  
   南牧村大久保集落から入り込んだ駐車点              大久保集落

  
    沢に沿って進み小橋を渡って                 マメガタ峠方面と分ける

  
    杉林からの湧水                         杉林を抜けると


     鹿岳がズドーンとそびえる、畑仕事をしていたおっちゃんとワンコ

  
  杉林を入ったり出たり、急登して天狗峠に出る         尾根道

  
                       峠の少し北側に祀られていた、天狗?

 ここから明るい尾根道を進む、ミツバツツジが点々と咲いているが、少ない、まだこれからのようだ。更に進むと、鹿岳が樹間に見てくる、ほどなくマメガタ峠からの道を合せ四ツ又山山頂着、8:05-8:30。

    ミツバツツジが点々と咲き出していた








  
                            鹿岳が樹間に見てくると

  
                         ほどなくマメガタ峠からの道を合わせ

  
                            四ツ又山山頂900mに着く

 最初に見つけたアカヤシオは、3、4分咲きだった、これは当りかな、と思ったが、山頂部で咲いている株はほんの4,5本、満開になるのは数日先だろう。期待した鹿岳を背景にしたアカヤシオの花、みごと外れてしまった。青空に突き出た握りこぶし、鹿岳を見ているだけでも素晴しい。ここから分岐点に下り、4つ目のピークにさしかかる。ここでやっと満開の小さい株に逢う。周辺を探すと、この付近だけまあまあ開いている、3分程度かな。

    北西方向にそびえる鹿岳、アカヤシオは少し早かった




    鹿岳の右奥に浅間山




              浅間山遠望


      山頂の北方向に妙義山、咲き始めたアカヤシオ





  北西方向の眺望、鹿岳、浅間山、妙義山      画像クリック拡大


   山頂部のアカヤシオは、2分咲きまでいってない









  
                              ピークを右に左に巻いて

  
 3つ目のピークから1(奥),2番目のピーク          同、2番目のピーク  アカヤシオはほとんど見えない


      同、北西方向の鹿岳、浅間山、


                こちらの方向にもアカヤシオはほとんど見えない


  
                          4番目のピークに到着


    この周辺はアカヤシオの開花が大分進んでいた、3分程度かな、目の前の1株だけ満開

           四ツ又山のアカヤシオへ

 ここまで来てやっと救われた感じ、しかし、この先鹿岳はどうだろう。下の方の岩場に2ヶ所咲いているだけ。2009年に続き、またこのルート、外れてしまった。仕方なく、マメガタから下って今日の山行は終わりとする。

   花のない尾根道を鹿岳を眺めながら北西方向に下り

  
              マメガタ峠に出る、今年も鹿岳をパスして大久保集落へ下る

  
    こちらは緩やかな下り                    小橋を2,3ヶ所渡ると

  
    畑を左に見る                         この橋の先で天狗峠からの道に合い

  
   小さな滝を眺め                           少し進むと

  
                             急流が連続している


   道筋は陽光を浴び花々が咲き競っていた、テンナンショウ


      エイザンスミレ


     マルバスミレ?


     ヤマブキ


     キケマン?


     ミヤマキケマン


     ヒメオドリコソウ

  
    大久保集落を見下ろす                      斜面では工事が・・・・

 9:29小橋通過、9:36分岐点、杉林を抜けると沢に沿って野草が咲き競っていた、特にエイザンスミレの色が濃く、綺麗だった。妙な形をした花、テンナンショウも点々と首を持ち上げていた。斜面の工事場付近からのどかな大久保の集落を眼下にすると、1名、また1名山頂を目指して入っていった。「花?」、と聞かれたので、正直に見てきたとおり話してやったが、ガッカリさせてしまったかな、9:48駐車点に戻る。総所要時間は、2時間38分、ちょっと期待はずれの花見山行だった。

    四ツ又山のアカヤシオへ


  気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”