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山行日 2012年2月11日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 下妻市小貝川ふれあい公園P→つくば市上大島→筑西市真壁町酒寄→薬王院→男体山頂→筑波山(女体山頂) →弁慶茶屋跡→迎場コース合流点→筑波山神社→つくば市国松→祝橋(小貝川)→ふれあい公園P 夏山を楽しもうとしたら冬場の体力維持をするため最低限の運動量は欠かせない。それにはちょっと長めの路上歩きが手っ取り早い。筑波山を入れて30km前後、小貝川ふれあい公園から筑波山山頂を目指し、南に下ってぐるっと回り込んで戻るコース、距離的には酒寄まで9.1km、酒寄から薬王院、男体山&女体山から筑波山神社までが10.5km、筑波山神社から高道祖を通り回りこんで出発点に戻ると14.7km、合計34.3kmとなる。累積標高差は最低部20m、最高部877m、小さい上りを入れると900mほどになろうか。それに出来れば山頂からの眺望も期待したいところ、欲張りの計画のもと、5:20小貝川ふれあい公園Pを出発する。 5:38小貝橋に出る、薄っすら筑波山が見えてきた、シルエットが美しい。徐々に東の空が赤みを帯びてくる、 5:53県道131,132号線分岐付近から早朝の筑波山を撮る。明るさを急激に増し、6:33県道45号線を渡り、6:44桜川に架かる筑真橋を渡ってつくば市に入る頃には陽が昇りそうだった。6:53つくば市上大島で県道14号線を横断し少し進んで左折する、重厚な建物が並ぶ美しい家並み撮る。あれっ、震災の爪跡、ブルーシートの残る屋根が点々と、一帯の被害は大きかったようだ、7:11酒寄バス停から入った二十三夜塔脇を通過する。 小貝川ふれあい公園P(北より) 小貝橋(小貝川) 県道131,132号線分岐付近から早朝の筑波山 つくば市に入り、桜川に架かる筑真橋を渡る 県道14号線を渡りつくば市上大島へ 大地震の爪跡が屋根に残る 家並みの美しい街を抜けて 筑西市真壁町酒寄地区に入る 目印の二十三夜塔 道なりに曲り真っ直ぐ進むと次の角に古そうな道標あり、御幸ケ原7.2km、酒寄駅0.6km、とある。間もなく、広い道を斜めに横切って急坂を進むと右手に小さな滝がある、突き当たり正面に薬王院への近道がある、石段を上り草を分け、イノシシの掘り起こしたあとを乗り越え、急な石段を上ると、薬王院山門に出た、7:32。 道なり曲り真っ直ぐ進むと 次の角に古そうな道標、御幸ケ原7.2km、酒寄駅0.6km 広い道を斜めに横切って急坂を進むと右手に小さな滝がある 正面の薬王院への近道に入る 山門を通り、またまたキツイ石段を上れば、本堂に出る。開いていたので、中も拝見、三重の塔から庭を見て、山門に戻り、少し先の登山口に出る、7:44。石段を上り、お墓の間から来る道を合わせ、更に右手から来る広い道(これも登山道)に入る。緩やかに進み、ヘアピンカーブを通過して、道は細くなり突き当たる、標高250m、山頂まで2560mの記。右折して小さい橋を渡り、道なりに進む、勾配は徐々に増し、木段も現れ、ほどなく林道にでる、小休止8:09-8:14。ここに標柱あり、標高420m、山頂まで1622m、とあるから登山口から200m超上っている。 椎尾山薬王院の山門 山門を入り、石段を上ると、正面に本堂、左手に鐘突堂、左奥に三重の塔がある。 本堂には薬師如来 天井の龍も立派 山門の右手に登山口、広い道を進み 右折して小橋を渡りしばらく道なり、勾配は徐々に増す ここからが本番、歩き始めると直ぐに長い急な木段が出てくる。古い話ですが、2001年3月に家から2泊3日で筑波山の山頂を目指した。この時この丸太の階段が工事中で頓挫してしまった、その後2004年12月に日本橋から再挑戦(この木段は通らなかった)している。この木段が引き金になっての私の筑波山山行である。話が横道に反れましたが、木段は休まず一気に上りました。 やっと尾根筋に出る、林道との僅かな距離ですが、標高差が250mあったのです。ここから緩やかに進み山頂への分岐点にさしかかる、8:45。 林道を横断して 長い急な木段を上る やっと尾根筋に出る、林道との標高差250m 緩やかに進み山頂へあと566m つるの絡んだ枝間から男体山頂が見えた どちらを回っても良いのだが、南回りに進んだ。若干先日の雪が凍結していたが、すんなり通過して、男体山を緩やかにトラバースして、8:56岩場のビューポイントに立ち寄る、南眼下の街は見えるが遠望は利かない。長居は無用、風が強くなって一旦脱いだ物を着込む、ここから笹道を急登して男体山頂に出る、9:08。改めて展望するも期待した眺望は残念だった。 ほどなく山頂部への分岐、南回りに進む 雪が若干残っていた 右手岩場のビューポイントに立ち寄る 霞ヶ浦が霞んでいた、遠望利かず 笹道を進んで男体山頂、871m 山頂の祠 下って御幸ケ原へ9:19、店は開いているのかな、人も2,3人いるだけだ。素通りして女体山に進む、吹き抜ける風は強く、顔面に刺さるよう、女体山頂877m着、9:34-9:41。一応本日の最高点を踏んだ、あとは下りのみとなる。土曜日なのに人影もない山頂にビックリ、山頂を踏んで直ぐに帰ってしまうのだろう、ゆっくりしようにも眺望は利かず、寒さに絶えられない。 裏側から女体山頂を撮る 裏側から女体山頂を撮る 御幸ケ原に下る 斜面には残雪が 御幸ケ原から霞む日光方面の山並 同、女体山 凍りついた日陰の道 ロープウエイは定期検査でしばらく運休 “山頂で食ったり飲んだりスルナ”の看板を見て 筑波山山頂877m着 三角点 男体山を見る 祠の裏に周り下山道に入る、雪が凍結し危険を感じた。しかし、露出した岩は乾いており、岩を伝って歩けば心配するまでも無かった。大仏岩付近まで続き、そこから下は凍結箇所は見られなかった。下山道に入ったら、次から次、山頂目指して登って来る老若男女、いる、いる。ということは、ちょっと早かったのかな、昼目当てかな? 岩場を通過して弁慶茶屋跡10:07着。15人ほど休憩していた、ここから右手白雲橋コースを下る。このコースは幾つかある中で、比較的緩やかで樹林帯を行くので眺望はないが暑い時期は良いだろう。点々とではあるが、会う人数知れず、白蛇弁天を通過して、迎場コースを合わせると、緩やかに筑波山神社に向かう。山頂から150人以上に会ったような気がする、筑波山神社10:47-10:57。 凍結の下り道、石は出ている 山頂から大仏岩の近くまで凍結 しばらく奇岩を眺めながら進む、最後に弁慶の七戻りをくぐると 大杉の切り株、貼ってあった年代から350年ほどかな? そして、弁慶茶屋跡へ 山頂へ向かうハイカー 続々と上ってくる人達、 小さな子も 白雲橋コースと合流して間もなく筑波山神社へ 土曜休日とあって“ガマの油売り 口上”をやっていた。ちょっと聞いていたが、女性のおとなしい感じの話しっぷりだった。周辺の賑わいはイマイチ、梅が見頃になれば混むのかな。朱色の大きな鳥居をくぐり、後半の路上歩きとなる。ヘアピンカーブを4,5ヶ所下り、平坦な道となる、11:47つくば市国松で県道14号線を横断し、県道214号線を道なりに曲り真っ直ぐ進む。風が強く埃が舞う、視界は大分良くなっている、振り向けばクッキリと筑波山が見える。コンクリートの塀を背に、10分ほど休憩する、間もなく下妻市に入る、12:49。 ガマの油売り 口上、後は筑波山神社 「さあさあ お立合い、御用とお急ぎのない方は・・・・・・」 道路に出て、大きな鳥居をくぐり つくば市国松で県道14号線を横切り214号線を道なりに進む クッキリした筑波山を振り返る 間もなく下妻市に入る、車が少なくて助かった 人家が少なくなり、沿道には芝生の畑が多くなる、何も耕作してない畑から舞い上がる土埃に悩まされながら進む。道が狭くなって、ゴミの捨て場と化した林を抜ける、そして人家、工場が点在してくると間もなく、高道祖(タカサイ)東でR125に出る、13:09。R125は片側2車線、広めの歩道が両側についている、交通量は多くなったが、それほど気にならない、 交差点を3つばかり越えただろうか、変形のアーチ橋(正式には何と言うんだろう)が出てきた、小貝川に架かる祝橋である。歩道から景色を眺めながら渡って13:32祝橋西詰めへ、スーパーの大きな看板も見える、終着近し。 高道祖(タカサイ)東交差点でR125へ出る、交通量も多いが道も良い、 しばらく歩いて小貝川に架かる祝橋を渡る 小貝川の遠方に日光連山がうっすらと 小貝川の右岸から筑波山、右が祝橋 青い空に散りばめた雲、河川敷は多目的な公園となっている 土手伝いに歩いて、出発点の小貝川ふれあい公園Pに戻る こころなしか、日光連山も見えてきた。小貝川を挟んでクッキリした筑波山、ぐるっと一周した超30kmの道々、些か疲労感はあるが、こんなものだろう。山頂の眺望は残念だったが、歩くのが目的だったので仕方ないこと。ふれあい公園で遊ぶ家族連れを横目に出発点に戻る、13:56。総所要時間は、8時間36分、体力維持に繋がったかな? これは積み重ねだろう、また機会を作りたい。 |
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