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蓼科山
  
山行日
    2011年2月6日   晴れ   単独

コース
    蓼科山登山口P→蓼科山→蓼科山登山口P

 相互リンクしているサクラスミレさん(コブシの花の咲くころは)が2月1日に行った蓼科山の話を知った。登山口まで車が入れれば、今の時期でも日帰り山頂往復は可能だ。早速、道路状況を調べてみると、R152、県道40号線、県道192号線とも問題なさそうだ。夜明けの上信越道東部湯の丸ICから丸子へ出て、R152号で白樺湖へ、そして登山口となる駐車場に4時半頃着いた。10台ほど先客あり、星を眺め明るくなるのを待って、6:27出発する。案内板の脇からショートカットコースに入り、踏み跡を辿ると10分弱で蓼科山登山口からの道に合流する。徐々に勾配を増し、雑木林からカラマツ林へ、朝日に染まる山頂部を樹間に眺め、雪道を踏みしめる。
  
  登山口の60m白樺湖寄りにある駐車場を出発       ショートカットコースを辿り登山道に合流、後は横岳

  
         雑木林を進み                       カラマツ林に入る


   向かう蓼科山山頂部が朝日に染まる

  
   シラビソに変り露岩の多い急斜面に出る            振り向けば中央アルプス、御嶽山を遠望

 カラマツ林からシラビソの森に変り露岩の間を急登し標高2120mの道標付近で緩やかになる、7:22。南側〜西側が開け、南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山を展望する、いい景色だなあ。またシラビソの間の急坂が続き、縞枯れ状の空間から乗鞍岳を眺めると、ほどなく山頂部の岩場が視界に入った。48年ぶりの蓼科山、記憶を辿りながら歩いたが、『バスを降りてカラマツ林を通り、シラビソの大木の森、樹床を埋め尽くすコケ、雷雨に遭い森の中で雨宿り』、歩いてきた道は、大きなカラマツの林、シラビソは小木密生だし、縞枯れた場所がある、キツネにつままれた様である、そして山頂部の岩場へ、標高2450m地点8:18。
  
   標高2120m付近で緩やかになる               登山道はしっかりしたトレースがある


  南方向に南アルプス


   シラビソの向こうに蓼科山


     ダケカンバ越しに蓼科山、山頂部の岩も見えた


  右前方に南八ヶ岳


  振り向けば中央アルプス


    同、御嶽山

  
  再び急坂を一直線に登るとシラビソの縞枯れ帯に      登山道から下方を


      一息入れて乗鞍岳を眺める


   同、南八ヶ岳と南アルプス


      同、南八ヶ岳と南アルプス  画像クリック拡大

  
   急坂の終盤                         振り向けば登山道が一直線に下方へと

  
   樹林帯を抜けて山頂部の岩場へ               山頂部を撮る


     標高2450mの道標付近から南八ヶ岳〜北アルプス南部  画像クリック拡大


  同、南八ヶ岳、手前は横岳(北八ヶ岳)


  同、南アルプス


     同、中央アルプス


    同、御嶽山、乗鞍岳


    同、乗鞍岳


    同、北アルプス南部、槍ヶ岳-穂高岳の稜線

 岩場をトラバースして蓼科山頂ヒュッテ付近から岩間を上り、山頂を踏む、8:23-8:45。先客が山頂に1名、ヒュッテに1名あり。360度の絶景に言葉がない、実は寒さで呂律(ろれつ)がまわらない。北横岳と南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、頚城山塊、浅間山周辺、日光白根山、秩父連峰、先客と山座同定。ぐるっと山頂の端を一周したいところだが、今日はちょっとね、体を回して納得。薄い雲が急速にやってくる、ヒュッテの周りで休み場を探すが、ない、早目の下山となる。この素晴しい眺望、48年前は何を見たのだろう、広い岩っ原の記憶はない、岩の間から出てきて足元をウロチョロするオコジョの姿は昨日のよう。大いなる感動を抱き5,6mの寒風吹き抜ける山頂をあとにする。
  
   山頂部の岩場をトラバース                     蓼科山頂ヒュッテが正面に

  
      蓼科山頂ヒュッテ                      蓼科山山頂


      山頂から八ヶ岳〜頚城山塊展望   画像クリック拡大


   同、北アルプス展望  画像クリック拡大


   同、頚城山塊遠望  画像クリック拡大


    同、乗鞍岳遠望


    同、御嶽山遠望


   同、中央アルプス遠望  画像クリック拡大


 同、南アルプス      画像クリック拡大


       同、横岳と南八ヶ岳、富士山は赤岳の陰で見えない 画像クリック拡大


    同、横岳と南八ヶ岳


 同、浅間付近展望  画像クリック拡大



     同、浅間山&黒斑山


         同、浅間山&黒斑山

  
    蓼科山頂ヒュッテ付近、山頂への分岐点           ヒュッテ脇の山頂部案内板

  
           横岳との間のシラビソの森、樹氷の見られる所だというが・・・・

  
    山頂の岩場から一気に下る、上方向                 下方向

  
             この辺で少し緩やかに、上方向                 下方向

  
     標高2120m道標、付近で三角点2113.3を探す、ピッケルで突っついたが判らず

  
                     カラマツ林、この辺の積雪は30-40cmほど

  
                           カラマツ林と雑木の境辺

  
     駐車場に戻る、                    ショートカットコースは案内板と道標の間から入る

 これから山頂に向かう10人ほどのGrに4つ、5つ会い、単独行、夫婦他で70,80人会ったようだ、さすが知れ渡った蓼科山、2450m地点8:54、2120m地点9:21、駐車場9:59着。総所要時間は、3時間32分でした。初めて歩いた時を思いおこしながらの山行だったが、記憶はイマイチ。白樺湖付近は5,6軒しかなかった店が大リゾート地と化し、観光ルートがくもの巣のように張り巡らされた、あまりにも変化した昔と今、ああ。
参考までに、駐車場の気温は出発前−8℃、到着時+7℃、ルートの雪は踏み固められ歩きやすい、(W)ストックとアイゼンをオススメ、状況は常に変化するもの、最新の情報を入手して楽しい山歩きを。


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