【後編:谷川岳トマノ耳-(天神尾根)-(田尻尾根)-慰霊碑】       【前編】へ

 山頂をあとに強い風の中、天神尾根を下る、幸い雨にならず。木段を下り、天神ザンゲ岩まで下ると風が弱まり、霧も薄らいだ感じ。登山道沿いの紅葉を眺めながら高度を下げていく、12:28肩ノ小屋、12:35天神ザンゲ岩、12:52天狗の留り場、13:17熊穴沢避難小屋着。ここも内&外とも沢山の人、ここから右手のいわお新道を下れば、今朝通った二俣に出る。
  
                        強い風と霧の山頂をあとに下りにつく

  
 強風に耐える真っ赤な真っ赤なカエデ                 肩ノ小屋


   天神ザンゲ岩付近まで下ると風が弱まり、葉を落としたナナカマドの実が行き交う人を励ましていた


  霧も和らいで登山道沿いの黄葉が映える

  
  天狗の留り場                             足元を気にしながら・・・・・

  
  ボッカさん? 肩ノ小屋の新しい管理人だそうです      この人達は小屋で一夜を?


  クサリ場まで下ると道沿いの紅葉が見頃


  tomoさんの狙いはどこかな、熊穴沢避難小屋付近かな?

  
                                 クサリ場を下る 

  
                                紅葉の道

  
                       高度が下がり赤から黄色、黄緑に変化していく

  
    熊穴沢避難小屋                  今朝歩いた二俣への分岐、いわお新道、崩落場所迂回の案内

 ここからロープウエイの分岐点まで足場の不安定な道をトラバースする、ブナの黄葉を眺めながら進む。天神尾根はまだガスって山並は見えない。晴れていれば山並と紅葉、観られるだろう、13:53田尻尾根分岐点着。

  天神平ロープウエイ分岐までブナの紅葉を眺めながら















  
   天神峠分岐                              田尻尾根分岐

 ここでロープウエイで下るか、田尻尾根を下るか問われる。どちらをとっても楽しみ方はあるので、お任せの返、田尻尾根を下る。この道沿いも上部は見頃、道の勾配が緩からずきつからず、安定しているので土合方面に下る道では一番歩きやすい、国道に出るまでの作業道は歩きにくいが。ロープウエイを長時間待つなら田尻尾根下った方が良い、という人が多いのかなあ、道は踏み固められている、14:40田尻尾根入口、15:08西黒沢橋、ここから駐車点は目と鼻の先、15:16谷川岳慰霊碑の駐車スペース着。

  田尻尾根のブナ&潅木の紅葉

  
   ロープウエイ駅を下方に                       西黒尾根ラクダの背付近を北方向に










     サクラのようです


      オオカメノキとブナ

  
   ここまで下るとまだ緑濃く                     田尻尾根入口まで下る

  
                     ロープウエイと白毛門&笠ケ岳を見上げながら

  
    荒れた作業道を下る                       西黒沢橋に出れば駐車点はすぐそこ

 総所要時間は、9時間25分、はじめて歩いた谷川渓谷沿いの道、紅葉の中ゴー尾根、素晴しかった。tomoさんは、「こんなものではない」、と言うけれど。尾根筋の“急登”は急登ですが、天神尾根とは異った楽しみ方があり、疲労を回避しながら歩けるのでは。先人の愛した登山道だけにいつまでも残して欲しいものだ。危険と思われる箇所はロープやクサリがあり、谷川沿いの目印も明白である、登山口まで紅葉するのはまだ時間あり、オススメです。但し、あくまでも自己責任、体力的には白毛門、朝日岳を歩かれている方なら大丈夫でしょう、単独行は避けた方が良いでしょう。また、上部の天候急変に備えることもお忘れなく。
 tomoさん、感謝、感謝です、有難う。   オススメのtomoさんの山行録   

 追記) ヤマヒルの活動期は、5月から10月(特に6月〜7月)で、気温が25℃以上で雨が降っているとき、雨上がりに
      活発に行動するとか、11月〜4月は土壌、苔、落葉、石の下などで越冬するようです。
      今回、簡単に虫除けスプレーをかけて入りましたが、気温の低下でしょうか、2人とも異常ありませんでした。


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