★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-627 平標山・仙ノ倉山 |
山行日 2012年6月17日 曇り一時晴れ 2名 コース 平標登山口駐車場(元橋駐車場)→松手山→平標山→仙ノ倉山→平標山→平標山の家→平元新道登山口 →平標登山口駐車場 【花編はこちら】 6/7に続き平標山の花見山行である、同行者は相互リンクしているtomoさん。前回の山行から10日たったので花は進んでいるだろう、平標山の天気予報は「曇りのち晴れ、風9-10m/sec」、となっていた。ところが、元橋駐車場まで小雨、支度にかかると強雨に変った。30-40分待ったろうか、天空が明るくなり雨はほとんど止んだ、7:51出発する。山間に入り、泥濘んだ木段を急登する。暑い、雨具をとる、雨は止んだようだ。勢い良く抜いていく者、立ち止まり小休止する者、一斉スタートに差がついていく、440mほど登り、8:58鉄塔着。西方向に苗場山、好天の兆しあり、9:35松手山山頂着。 元橋駐車場で小降りになるのを待って出発 鉄塔目指して林間を急登 泥濘んだ木段は歩きにくい 鉄塔から西方向に苗場山 若干緩やかに潅木帯を進む、大源太山、三国山を南に 平標山を東に見る 松手山山頂着 松手山から苗場山 松手山から平標山 道沿いの花を見ながら、天気の回復を待ち、ゆっくり進む。ミツバオウレン、イワカガミ、アカモノ、ツマトリソウに足を止めた。もくもくと湧き上がる雲、一旦とれた山肌を覆う、どうもスッキリとれない。 松手山と苗場山 平標山を眺めながら 一ノ肩への登りにかかる 木段の中間にあるハクサンイチゲの小群落 毎度撮ってしまうイチイの木 木段を越え、緩やかに進み、次のハクサンイチゲの小群落へ進む。怪しげな雲があちらこちらから湧いては急速に流れていく。ついに足元まで雲が、風も出てきた感じ、10:48一ノ肩通過、11:15平標山山頂着。 木段を越え、緩やかに進む 一ノ肩、この周辺にも点々とハクサンイチゲが咲いていた、アズマシャクナゲはお終い 次のハクサンイチゲの小群落、向かう山頂に雲 ハクサンイチゲの小群落、振り向けば苗場山は雲の中に隠れてしまった 青空が見えたのも一時、雲が急速に接近 平標山山頂着 お花畑方向 <平標山のお花畑、吹き抜ける強い風の中、揺らぐ花々と戯れる> お花畑の東の端に進むと、また霧が取れそうになった。平標山、仙ノ倉山の山頂が薄っすら見えてきた。しかし、今日の天気はトコトン逆らっている、寒さに雨具をまた着込み、揺らぐ花々とにらめっこ、仙ノ倉山12:43-13:02。 お花畑の東の端から平標山と仙ノ倉山の山 木段をアップダウン 仙ノ倉山山頂着 視界なし、強い風、エビス大黒ノ頭方向に少し進むも、こんな時は諦めが肝心、尻尾を巻いて引き返す。風も相変わらず、お花畑を吹き抜ける。花はまあまあ咲いているのに残念、13:56平標山に戻る。帰路を相談、松手山コース or 平元新道、あっさり平元新道に決まった。 平標山に戻り 平元新道目指し避難小屋へ下る まだ一部木道は雪の下 避難小屋に近づくと、 沢筋の残雪 大源太山がキッキリ 赤城山、榛名山の山並も見えてきた 平標山の家上空は真っ青 平元新道下山路 まだ雲は残っているが山頂が顔を出すだろう、平標山、仙ノ倉山 夏空に大源太山、平標山の家から 長い木段を下り始めると、雲の動きが変ってきた。避難小屋に近づくと、南方向の山並がクッキリ見えてきた、平標山の家14:32-14:58。新緑に包まれた平元新道を下り、15:38林道、16:09シャダンキ通過、舗装された道に出て真っ直ぐ西進、16:51元橋駐車場着。 新緑に包まれた平元新道を下り 道祖神の待つ登山口へ 林道を歩きシャダンキ通過 駐車場へ戻って山行終了 総所要時間は、8時間40分、『労多くして功少なし』のたとえがあるが、今日の山行はそうではない。厳しい風雪にさらされながら、季節になれば美しい花を咲かせ、次の代につなげていく。それをあの風の中に見た、人間社会の弱みに語りかけている思いだ。同行のtomoさん、期待はずれに少々落胆の様子、私も些か残念な気持ちはあるが、でも自然の成す業、次回を期待しましょう。 【花編はこちら】 |
★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ |