A白馬岳〜鑓ケ岳
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 白馬岳の山頂を後に、旭岳分岐点まで戻り、そのまま縦走路を進む、8:26白馬山荘、8:34旭岳分岐点。緩やかにハイマツの間を進み丸山山頂に出る。三山から適当な距離にあり展望の素晴しいポイントだ。小休止して写真を撮りながらしばらく進むと、若い女性が2名、追い越しの体勢に。よけて「どうぞ、・・」、「・・、橙色の花、何?」、「クルマユリだよ、風車に似ているだろう」、「・・・」、あとで山頂で聞いたのだが、小屋で働いているとか、今日は散歩だそうです。
  
    白馬岳山頂を後に                         旭岳分岐点まで戻る


  分岐点付近から眺める旭岳


  南下して次のピーク丸山の山頂付近から白馬岳


    同、浅間山遠望


     同、立山(大汝山)、剱岳、毛勝三山、白山遠望


     同、杓子岳、鑓ケ岳


   同、旭岳


  丸山から旭岳&白馬岳   画像クリック拡大

  
                        ハイマツの道を軽くアップダウン


   白馬岳を振り返って


  雄姿を展望


  向かう杓子岳&鑓ケ岳   画像クリック拡大


   荒々しさが魅力的


   高山植物に癒されて暑さをしばし忘れる


    立山(大汝山)、剱岳、うーむ、いい眺めだ


      中部以西の最高峰白山、風格のある山だ


  鞍部付近からの展望、旭岳、手前に丸山、右奥へ白馬岳、小蓮華山   画像クリック拡大


  様相を変えた白馬岳


    これでもまだ生きているハイマツ、チシマギキョウと山並が自然の中で調和している

 晴天の稜線歩きを楽しみながら進む、丸山から南はそれが出来る。眺望も、花も季節感があり今が旬、立ち止まる時間の多いこと、でも明るいうちに下山できれば良いことにする、この日、この時を大切にしたい。コースタイムを見ながら、納得したり、首をひねったりしている人を良く見かける、滑稽だ、アバウトでいいじゃない、人間だもの。でも、あのバスに乗り遅れたら・・・・・、もあるか。

 杓子岳と鑓ケ岳、亀の甲羅のような2つの山、地殻変動で頭が飛び出るか    画像クリック拡大


   杓子岳、北側の岸壁に沿って山頂へ向かう、グリーンに沿った道は巻き道


  鑓ケ岳、右手のピークから回り込んで上るだが、左側から簡単に登れそうな形をしている


  丸山、白馬、小蓮華が直線状に見える   画像クリック拡大

 杓子岳の巻き道と分れ、崖っ縁に沿って礫の急坂を上る。見上げると4人、一歩一歩、立ち止まっている人もいる、誰でもキツイんだよ、この坂道、着いた、杓子岳山頂9:52-10:13。水分をとって、固形物もとって、この先に備えよう、みかん、揚げたセンベイが美味しかった。ちょっと崖の方に進むと、真下の大雪渓が眺められる。小雪渓に2名、大雪渓に33人、夏休みの10:00にしては、少ないなあ。
    
     杓子岳、いよいよ最後の上り、瓦礫の道


  直下から白馬岳展望   画像クリック拡大

  
  お疲れ様、杓子岳の山頂です                 スーと抜かれた小屋で働いている女性


   杓子岳山頂の展望


    大雪渓を介して白馬岳、小蓮華山


   真下に小雪渓の横断トレース、2人歩いている


    大雪渓の上部かな、33人、多少横に広がって歩いてます


  東側の遠望   画像クリック拡大


    鹿島槍ケ岳


  西側の展望、鑓ケ岳〜白馬岳   画像クリック拡大


 東側直下の杓子沢、ぐるっと大きく南に3,4時間後に、回り込んで下部で横断する

 東側直下の杓子沢を眺め、あと3,4時間後に下部で横断することになる。この沢、下から見上げても迫力があるが、覗き込んでもなかなかだ、ぞくぞくしちゃう。柵なんか何も無いんですよ、全て自己責任の範囲で楽しんで下さい。礫の道をジグザグ下り、巻き道を合わせ、鞍部へと進む。鑓ケ岳の北面には、高山植物の群落ができている。シナノキンバイ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ、シロウマオウギ、コマクサ、イブキジャコウソウ、イワツメクサ、シコタンソウ、などなど咲いていた。特にシナノキンバイの群落は素晴しかった。緩やかに回り込んで、縦走路と分れ鑓ケ岳山頂に立つ、11:09-11:17。
  
   南に下ります、大小礫の道              杓子岳山頂を振り返る、人のいる付近が巻き道との合流点

  
   鞍部付近から右のピーク                       山頂は東方向に回り込む


  辿って来た白馬岳〜杓子岳、雄大さがエネルギーを与えてくれる   画像クリック拡大


     シナノキンバイの群落、鑓ケ岳山頂は左上に


  オー、素晴しい白馬岳   画像クリック拡大

  
    鑓ケ岳の縦走路分岐点               鑓ケ岳山頂、「そこのけ、そこのけ、ダンタイさんが通る」


  南〜西方向、鑓ケ岳山頂の展望   画像クリック拡大


   こうして南側から眺めると白馬、杓子とも良く尖っている


    南方向へ礫の道を下り、大出原下降点で縦走路と分かれる

 20名ほどの団体さんが整列して記念写真を撮って、個別の写真を撮っていた。リーダー格(?)の年輩のおばちゃん、「三角点も入れて撮らなくっちゃ意味ないわよ、・・・」、と指導?、居合わせた皆さんはあきれかえって笑ってましたけれど。雲が大分出てきました、予報が当たっているのかなあ。本山行、上りの2320m、あと杓子沢から小日向のコルへの登り返しを残すだけ。

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