気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-540
十二ケ岳
  
山行日
    2011年1月11日    曇り   単独

コース 概略図はこちら
    林道岩原赤下線起点→入道坊主→十二ケ岳登山口→稜線合流点→男坂・女坂分岐→十二ケ岳→男坂・女坂分岐
    →稜線合流点→中ノ岳→高山分岐→小野子山→雨乞山→NHKアンテナ→林道峠山線→小野上駐在所
    →(R353)→小野上駅西ガード下→鑷沢川→消防施設→(市道1号線)→(市道648号線)→林道岩原赤下線起点

 吾妻方面の午前中の天気はもちそうだ、久しぶりに小野子三山をく。R353を走り、小野上駅へ5:30着、まだ暗い。右から回るか、左から回るか、どこを起点にするか考える時間があった。小野上駅前の駐車場は使用していいのかな? 枠No.は書いてあるが、指定車両ではないようだ。路肩の駐車スペースを探しながら、登山道へ入る、人家を離れて、“林道岩原赤下線起点”の表示があった、ここなら苦情は言われまい。しかし、小野子山から下ってからの道中が長い、履いてきたウオーキングシューズを予備にパッキングして明るくなるのを待つ。天気は曇り、気温は−5℃前後だろう、6:55出発する。

 出発点には林道起点の表示のほか、十二ケ岳登山道の道標もあった。十二ケ岳名水、三号橋(三の越渡)、次の水場、鑷沢川の表示のある四号橋(四の越渡)を過ぎると、林道峠山線の通り抜け不可の看板があり、続いて左手に亥の向入口(?)の標柱がある。五号橋、六号橋を過ぎると十二ケ岳の山頂部が現れ、間もなく“入道坊主”着、7:23。
  
  林道岩原赤下線起点に併設されている道標            十二ケ岳名水

  
   三号橋(三の越渡)                        次の水場

  
  四号橋(四の越渡)                        亥の向入口の標柱、これ登山道?

  
  十二ケ岳の山頂部が現れ                      間もなく入道坊主、ここから入る

 足場の悪い道を抜け、一旦林道に出ると十二ケ岳登山口である、7:31。涸れた沢沿い杉森の中をしばらく進み、十二岳滝上と書かれた標柱を過ぎると勾配を急激に増す。杉森を抜け雑木の森に入ると残雪の残った急斜面をトラバースする、アイゼンの欲しい所だが慎重に歩くとほどなく稜線に出る、合流点8:07。
  
  一旦林道に出るとここが十二ケ岳登山口          杉森の中をしばらく歩き

  
   雑木林に入ると                        登山道に雪が現れる

  
   東方向に小野子山の南尾根が見えると          稜線に出る

 左に曲り細い尾根筋を少し歩くと男坂・女坂の分岐点にさしかかる、8:10。斜面の状態からここでアイゼンを装着、急登を繰り返し間もなく十二ケ岳山頂着、8:26-8:32。
  
   山頂を樹間に進むと                        男坂・女坂の分岐点にさしかかる

  
  男坂を急登すると十数分で十二ケ岳山頂へ着く        十二ケ岳山頂から北方向を見る

 最近相互リンクしているtomoさんが歩いているが、素晴しい展望をみている。しかし、今日は雲りっ日、北側は全く見えず、浅間山と榛名山がまあまあ見える程度、赤城山、武尊山もほとんど霞む。北側に回って女坂を下る、男女坂分岐点着8:42、先ほど通過した稜線の合流点8:44。

    同、浅間山


   同、榛名山

  
   同、子持山と小野子山(手前)              小野子山南尾根

  
     十二ケ岳北側斜面                      ホコラ


    十二ケ岳北側斜面から中岳


    男坂・女坂の分岐点付近から中岳

 しばらく尾根筋の雪は途絶え中岳の西斜面を登る、西に見える急峻な十二ケ岳、眺望の少ない今日の山行にとっては素晴しい。肩状な斜面に入ると再び一面の雪、もう一段上って中ノ岳着、9:00。

  肩状な西斜面から十二ケ岳

  
   十二ケ岳山頂から小野子山                  同、十二ケ岳

  ここから東斜面を大きく下る、雪も少なく、露岩が目立つ。一段下って少し登り返して少々下ると鞍部に出る、高山村への分岐点になる、9:15。ここから小野子山の山頂までおよそ180mほど登る、気温が上って登山道表面の凍りも緩んできたようである。相変わらずの曇り空、微かに見えてきた武尊山、色合いから、かなりの積雪だろうな、小野子山9:38-9:51。
  
  東斜面の登山道、露岩が見えている                鞍部の高山分岐

  
若干緩んできた登山道の雪&氷、振り向けば十二ケ岳と中ノ岳    うっすら見えてきた武尊山

  
  小野子山山頂                             枯れ木の右に富士山

  
   相変わらずの曇り空の下、浅間山                       榛名山

 山頂部周辺が伐採されて視界は良くなったと思うが、今日は残念。小野子山の山頂から南に下る、今回はじめて歩くコースだ。緩やかに50mほど下って、平坦な場所を抜け、急坂をしばらく下ると雨乞山931mである、10:25。雑木林の中ほどにあるが、ちょっと前後した場所からは大きな展望が開ける、榛名、浅間、四阿、志賀の山々が見えなかなかの眺望が楽しめそうだ。10:50NHKのアンテナ脇を通り、急な義木の階段を下ると林道峠山線に出る、10:58-11:09。シューズを履き替え、上下一枚脱いで、手袋も薄手にウオーキング用に変更する。
  
                                小野子山からの下り

  
                         雨乞山、榛名山を正面に急坂の連続 

  
                   赤松と雑木に囲まれた雨乞山山頂

  
   南側から浅間山                           草津白根山

      
   直下に採石場が見えてくると                      間もなくNHKのアンテナに出て

  
    義木の階段を下って                      林道峠山線に出る

 道標にR353まで3.8km(多分NHKテレビアンテナ入口という小さなカンバンが建っていた、そこだろう)とある、ちょっと東に反れてしまうので、西寄りに小道を拾いながら交番を目標に歩く。どこをどう歩いたか、地図に書いてみた感じが略図である、11:48R353へ。R353を道なりに、採石場の下で丁度列車が通過、時計は12時を指していた。12:05小野上駅前を通過して、そのまま西進し、信号の手前を右折12:12、ガード下を通過してそのまま進み12:25鑷沢川の橋を渡って、消防支所で右折、市道1号線に入る12:28。
  
 南側には東屋とトイレあり                   小野上の交番目指して下ると七社神社に出る

  
                      道なりに下れば目標の交番脇でR353に出る、道標あり

  
   R353を道なりに                        採石場の下で丁度12時、列車が通過

  
   小野上駅前を通過して西進                   信号の手前を右折、ガード下を通過

  
                          道なりに進んで鑷沢川の橋を渡って

  
           消防施設の所で市道1号線を右折       道標あり

  
 道が狭まった所で市道648号線に入れば出発点はもう少し       ここにも道標あり


  のどかな山間の集落に点在する野仏


   小春日和に訪ねて歩くのも良さそう


    十二ケ岳を背に幾百年も人々の暮らしを見守ってきたことだろう

 道が狭まった所で12:41左寄り市道648号線に入れば、ほどなく出発点に戻る、12:53。総所要時間は、5時間58分、曇天下の山歩きとウオーキングだった。晴れていれば眺望が楽しめたのだが、残念。




    気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”