【後編:富士見峠から大真名子山経由志津乗越まで】 【前編:志津乗越から女峰山経由富士見峠まで】へ 富士見峠、志津林道終点、北方向は野門から川俣ダム 緩やかに針葉樹林に入りガレ場をジグザグしながら登って行く。カラマツの薄黄葉がガレ場に映えていた。勾配が徐々に増し、ツガザクラの群生地では立ち止まって花期を想像してしまった。一汗かいて小真名子山着、10:10-10:15。山頂部の西方の眺望はないが、女峰山、太郎山と日光白根山、戦場ヶ原の眺望は素晴しい。お弁当などおいしく頂けるでしょう。西に下って皇海山を遠望、根っ子だらけの斜面を下り鞍部、鷹ノ巣でまた小休止、10:35-10:43、給水。 富士見峠から西に進みガレ場の手前から帝釈山 小真名子山 ガレ場から小真名子山 コケモモの実 樹林帯へをかすめて 岩場に出ると 東方向に女峰山の雄姿 反射板が東側に、三角点が直ぐ西にあり、その奥に山頂 山頂付近から太郎山と日光白根山 同、女峰山 同、女峰山 同、日光白根山 同、太郎山と日光白根山、戦場ヶ原 画像クリック拡大 小真名子山山頂 山頂西側から大真名子山、男体山 同、皇海山遠望 同、皇海山遠望 足場の悪い樹林帯を急降下して 鞍部、鷹ノ巣に出る ここから大真名子山山頂まで300m弱ある、200mぐらいが眺望のない樹林帯の中の急登である。明るい鷹ノ巣の休憩は欠かせないのである。樹林帯を行くと最近崩落した場所を通過する。登山道は一部修正されたようだが全然問題ない。ここを通過すると間もなく勾配が緩くなり、時々眺望に恵まれる。残念ながら女峰山方向はガスってしまった。ここから一登りすれば本日のラストピーク、大真名子山山頂である、11:24-11:40。 樹林帯の中の荒れた急坂を登る 最近崩落した場所あり 振り向けば小真名子山 急坂が終わって緩やかに山頂へと進む 女峰山に霧がかかる 北方向が開け太郎山、日光白根山が顔を出す オオシラビソの美林 画像クリック拡大 最後の登り 苔むした樹床が見所 時間も早いことだし、行ったことのない三角点まで行ってみる。銅像の北側から見通せば、およそ北方向の肩のような場所にある。しかし潅木の茂れる尾根、三角点は白い棒が立っているので見当がつく。目を更にして見れば、薄い踏み跡がある。これを辿って前進する、シャクナゲを両手で掻き分け、目指す三角点へ。真っ赤なクロマメノキに囲まれた小スペース、戦場ヶ原を高所から眺められる絶景ポイントであった。 大真名子山到着 山頂の銅像 山頂付近から男体山、戦場ヶ原、日光白根山、太郎山 画像クリック拡大 三角点のあるピークへ クロマメノキの紅葉 三角点付近から男体山にガスが・・ 同、左に中禅寺湖と皇海山、中央に戦場ヶ原、奥に錫ケ岳と日光白根山 同、戦場ヶ原と日光白根山 同、戦場ヶ原 同、 戦場ヶ原の奥に水没した小田代ケ原 同、太郎山と燧ケ岳遠望 同、小真名子山 山頂に戻って、一息入れクサリとハシゴの敷設された急坂を下る。色づいた木々が気をつけて降りろよ、と言っているようだ。樹林帯を抜け、カラマツ林に入り、ほっとする、何事もなく戻れた、と。間もなく出発点の志津乗越着、12:09。女峰山一回りの山行は終了した。 クサリ、ハシゴが山頂部西側に 岩場の紅葉を眺めながら下る この辺は雪にやられた感じもする 日光白根山と大真名子山西斜面の紅葉 樹林帯を下る ここにも銅像 急坂が終わると石碑群へ カラマツ林を抜ければ志津乗越 総所要時間は、7時間34分、天気はちょっと残念だったが、まあまあの一日であった。駐車している車の数からすると、皆さんどこを歩かれているのだろう。女峰山からこっちは5,6人しか会ってないし、・・? 男体山のピストンかな? 女峰山は何度歩いても、良い山だけど、小真名子山、大真名子山の素晴しさを見直したね、眺望と樹林帯良いね。 【前編:志津乗越から女峰山経由富士見峠まで】へ |