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鍋割山・荒山
  
山行日
    2011年3月13日   晴れ   一人+ワンコ

コース 概略図はこちら
    鍋割山登山口→鍋割山→荒山高原→荒山→上の休憩所→下の休憩所→荒山登山口→(林道鍋割相吉線)→
    鍋割山登山口   (走れ!“忠治”の写真集110313と重複してます。)


 大地震の後、恐怖に慄くワンコの気分転換にと鍋割山、荒山に向かった。小生の居住地付近では、気づかなかったが、赤城山麓の旧新里村では、屋根のグシの壊れた家を沢山見た。危害は一概に震源からの距離ではないらしい。登山口には2台先客あり、8:39鍋割山登山口を出発。ワンコを連れてこのコースを歩くのは初めてである。100mも歩くと、岩場にさしかかりしばらく急登する、登山道が南に面しているので雪はない。ヤマツツジの群落に入り、一旦緩やかになる、標高1000m、鍋割高原に着く、8:58。振り向けば前橋市を眼下に、西南方向には真っ白い浅間山、手前に榛名山と渋川の街である。緩やかに進んで9:05獅子ゲ鼻へ、冬枯れの鍋割山の山頂部を一望する。
  
   鍋割高原から前橋市                         同、浅間山&榛名山


    同、鍋割山の山頂部

 また、ゴロゴロした岩石の間を右に左に進む、結構ここも急坂だ。北東方向に歩き落葉樹の森に出て平坦な道になる。積雪も20cmほどあろうか、ワンコは久しぶりの雪の感触を楽しんでいるようだ。ここから北方向に変わり森を抜けると前不動からの道を合わせ、一直線に急な木段を上れば鍋割山山頂である、9:46-10:00。
  
    直下の広葉樹林帯                         同、登山道

  
   前不動からのコースを合わせる                 合流点から木段


   同、分岐点から浅間山


   同、直下の広葉樹林帯

  
                                鍋割山山頂


  鍋割山山頂部の吹き溜まり


  鍋割山山頂部の吹き溜まり

 尾根伝いにできた吹き溜まりを得意そうに歩くワンコ、人も似たところあり。リュックを背負ったワンコに気づいたネットをご覧の方と二言三言、好天、しかも日曜日とあって大災害の直後でも時々ハイカーに出会った。荒山高原の西のピークで上越方面の山々を眺め、今年の雪の多さにビックリ、下って荒山高原10:57-11:06。

  荒山高原西のピークから地蔵岳、荒山


   同、鈴ケ岳


  荒山高原西のピークから上越の山       画像クリック拡大

  
  荒山高原の西から荒山                      荒山高原から荒山

 緩やかに登り返して辿ってきた鍋割山を眺める。尾根に沿った登山道に吹き溜まった雪、まだしばらく遊べそうだ。ツツジの茂る南斜面は地肌が出ていた。荒山の西斜面に出て、積雪を増し興ずるワンコにカメラを向ける、「撮ってくれ」と言わんばかり、12:02荒山山頂着。

   荒山高原東から鍋割山と中間のピークP1350


   荒山の吹き溜まり


     荒山の吹き溜まり

  
    直下の登山道                          荒山山頂


   荒山山頂から地蔵岳、小地蔵岳、長七郎山

 昨日歩いたのかな、山頂は踏み跡だらけ、眺望の利く北も東も。軽井沢峠方向に進みたいところだが、今日はワンコ連れ、12:18南に下る。12:30ヒサシ岩、12:37-12:39上の休憩所、12:58-13:03下の休憩所、アイゼンをはずして荒山登山口に向かう。これから山頂に向かう人、3名に会う。雪も徐々に減り、笹の道を通過すると登山道の雪は消えた、13:37荒山登山口着。
  
                         軽井沢峠分岐、上の休憩所

  
  下の休憩所付近から荒山                      林道歩き

 ここから4kmほど、舗装された林道鍋割相吉線を歩く、まだ草木の芽吹きは見られず、緩やかに鍋割山登山口まで下った、14:20着。総所要時間は、5時間41分、皆さん控えたのか、10人ほどに会っただけだった。吹き溜まった雪を踏み、遠望を楽しみながらの鍋割山〜荒山の尾根歩き、ワンコ共々一時の気分転換になったが、また大地震の被害状況を気にしつつ家路につく。




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