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三峰山
  
山行日
    2012年2月5日   晴れ   2名

コース 概略図はこちら
    河内神社下(駐車場)→河内神社→パラグライダー離陸上→パラグライダー離陸上分岐(登山道)→
    三峰山(後閑峰)→河内神社→河内神社下(駐車場)    午前中の戸神山へ

 この山も群馬の百名山に選定され、標高1123メートルと低い山だが、断崖に囲まれどこが頂上か分らない程、長く横たわっている、その特長から目立つ山塊である。しかし、私にとって歩くのはは今回がはじめてである、まして雪深いと聞く、ガイドあっての山行である。車は関越道をくぐり山間を縫って轍に沿って上って行く、勾配、積雪が増し停止してしまった。tomoさんはスコップを出して4輪雪を払い、少しバックして再侵入して簡単に通過した、慣れたものである、私なら下から歩いただろう、ハンドルさばきに拍手。そして本日の登山口となる河内神社下の駐車場へ、スノーシューとアイゼン、食料等突っ込んで10:31出発する。
  
  駐車場脇の鳥居                            河内神社下(駐車場)

 直ぐに竜谷寺からの登山道を合せる、tomoさんのお知合いのSさんはここから来るのだろうか。広い道を進み祠に突き当たる、10:40、横にはパラグライダー離陸場間の荷役と人の乗れそうなリフトがあった。右折して登山道(参道)に入る、日当たりが良いのか雪は少ない、10:47河内神社着。社の立派なのにビックリ、時代背景は分らないが、この地の人々の歴史が伝わってくるような建物だ(参考:河内神社)。登山道から外れてパラグライダー離陸場に出る、赤城山、小野子山、浅間山を展望する、南、東が大きく開け、パラグライダーの離陸に条件が良いのだろう。ちょっと早いが昼食をとり、積雪が直ぐに増すようなのでスノーシューを着ける。この間にSさんからtomoさんに電話があり、「Sさんは、もう先に行っちゃったよ」、と。戸神山から下山中、後閑駅から歩くという連絡があったようで、早いこと、早いこと、並みの体力の持ち主ではないようだ、11:18スノーシューで踏み出し、11:22登山道に出る。
  
               駐車場を出ると直ぐに竜谷寺からの登山道を合せる

  
パラグライダー離陸場へのリフト、ここまでは広い道          登山道(参道)はここから右手に

  
 祠の脇に達磨石、何処やら山にもあったなあ             神社までは日当たりが良いのか雪は少ない

  
                           石段を上れば河内神社


        拝殿、周りの彫刻が素晴しい


     東側の舞殿(?)から本殿、拝殿と本殿を繋いでいる様な彫刻に見入ってしまった


   パラグライダー離陸場から赤城山


   同、榛名山、小野子山、十二ケ岳


      浅間山、手前左は浅間隠山

  
    パラグライダー離陸場、離陸は右手             休憩スペース

  
    三峰山への登山道に出る                   少し進むと石祠が二つ、三峰山(追母峰)

  
  Sさんのトレースを踏んで                     積雪はこの付近で50,60cmだろう

  
   三峰山頂まで3.8km、神社から1.1km            登山道に沿って盛り上がっている雪

  
  三峰山頂まで3.1km、神社から1.8km              三峰山頂まで2.6km、神社から2.3km 

 Sさんのトレースを辿り、11:23三峰山(追母峰)へ、松林を抜け深さを増す積雪、11:35河内神社から1.0km、三峰山山頂まで3.9km道標を通過すろ。ここから分岐して三峰沼まで0.4kmとある。またちょっと進むと道標あり、河内神社1.1km、山頂3.8km、沼まで0.3kmとある、11:37通過。まだSさんのトレースは続く、11:53、三峰山頂まで3.1km、神社から1.8km通過、12:02、三峰山頂まで2.6km、神社から2.3kmの道標を見る。そしてついに12:11、Sさんの姿を目の先に見る。ペースを落として歩いてくれてたのだ。

  先を行Sさんが見えた。私はスノーシュー、tomoさんはカンジキ、Sさんはツボアシ

 Sさんに先を譲って頂き、私が先頭で積雪1m超の落葉樹の森の中を行く、緩いアップダウンが続く。所々に出来た吹き溜まりで、道が分りにくい、目印も見当たらない。振り向けば、tomoさんが、右、左の信号、安心して歩数を稼ぐ、12:35三峰山頂まで1.6kmの道標通過、ここに吹返峰の小さいプレートあり。この付近で、私のスノーシューが沈むのは10cmほど、tomoさんのカンジキは更に20cmほど沈んでいる、Sさんはツボアシ、大変だろうな。 間もなく尾根筋が左にカーブ、強い風の抜ける所とか、tomoさんは枝を杖にして調子をとりながら進む。あとでSさんが言ってたが、1.5mあったとか。12:54山頂まで1.4kmの道標に出る。なんと、前の道標から200m進んだだけなのに20分を要した。
  
             Sさんに先を譲って頂く、積雪は増して1.0m超でしょう、緩いアップダウンが続く

  
   深くなった、カンジキが沈んでる                  三峰山頂まで1.6kmの道標、吹返峰のプレートあり


       尾根筋が左にカーブ、強い風の抜ける所とか、、tomoさん木片で杖を


    1.5m?、ストックが届かない、スノーシューが10cmほど沈む、すごいアルバイト

  
        三峰山頂まで1.4kmの道標、200m進むのに20分要した

 道標から軽く登り返すと右手樹間に前武尊を見る、パラグライダー離陸場から眺望のない尾根筋だった。少し進むと皇海山も見えた。山頂は近いとtomoさんは、赤松と雑木の樹林帯を力強く進む、武尊山も見えた。そしてまた少し、突然前方に黒い動物が視界に、木の間からこちらを覗っている、ニホンカモシカである。毛は真っ黒、太ってコロコロしている、私のバカチョン、撮れているかな。

   パラグライダー離陸場から眺望のなかった尾根筋、樹間に前武尊、


   皇海山が見えた。


    山頂は近い、赤松と雑木の樹林帯を力強く進む


    武尊山も見えた

  
      突然前方に黒い動物が視界に                木の間からこちらを見ている


   「ヤー、こんにちは」、丸々したニホンカモシカが樹林の中に、接近すると右手崖を下って行った

 小ピークから左寄りに少し下り、登り返す、「山頂はもう一つ向こうだろう」、と言う。次の小ピークに辿り着くと板片にあと6-9分と書いてある、確かに。見えた、木立の向こうに目指す山頂だ、鞍部の1.5m超の雪と格闘して、やっと13:48三峰山(後閑峰)に着く。北側の開けた空間から、新潟県側は薄い雲があるようだが、谷川岳、朝日岳、武尊山がくっきり輝いている。素晴しい光景を見た、深い雪をついてここまでやって来た甲斐があった。その佇まいを脳裏に焼き付け、そして無心にカメラを向ける。
  
   小さく下って登り返すと板片にあと6-9分と書いてある     見えたぞ、あれが三峰山の山頂だ

  
  深い、深い、、積雪1.5mあるとか、Sさんが言ってた      三峰山の山頂着


   三峰山の山頂(後閑峰)、背景は谷川岳

【三峰山の山頂(後閑峰)から谷川岳】











【三峰山の山頂(後閑峰)から朝日岳】











【三峰山の山頂(後閑峰)から武尊山】









 休憩してSさんは林道の方向へ下って行った、私達も去りがたい光景ではあるが14:24山頂を後にする。15:05河内神社へ3.5km地点通過、15:25河内神社へ3.3km地点通過、16:02河内神社へ2.3km通過、付近でスノーシューを外す、この方が歩きやすい。

  撮る、撮る、撮る、tomoさん、シャター音がかすかに、静かな山頂を伝わる

  
  Sさん、林道方向へ下る、「お世話になりました」      私達も後閑峰を後にする

  
                若干解けて、往路より沈むし、雪が貼りついて歩きにくくなった

  
                        あと河内神社まで3.3km道標を通過


           河内神社まで2.3km付近でスノーシューを外す、この方が歩きやすい

  
    もう河内神社は近い                        赤松のきれいな林

  
  陽が傾く、追母峰通過                       左下に河内神社

  
   午前中歩いた戸神山を東に                     河内神社着

 16:11河内神社まで1.8km通過、16:24河内神社まで1.0km地点通過、大分陽が傾き追母峰を16:34、もう河内神社までは目と鼻の先だ。この時、tomoさんの電話が鳴った、Sさんは、歩いて上毛高原駅に着いたとか、スゴイ健脚。16:40河内神社着、午前中歩いた戸神山を東に見て、駐車場へ下る、16:52分着。総所要時間は、6時間21分、同行のtomoさんがいたから深い雪を乗り越えてあの眺望を満喫できたが、今の季節の三峰山は単独で行ける山ではない。本日は天気が良く、風もなく、比較的暖かだったのでラッキーな一日だった。

    午前中の戸神山へ            参考サイト: tomoさんの三峰山 2008/3/15  2012/2/5



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