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栗生山
  
山行日
    2011年4月14日   晴れ   2名

コース
    栗生神社→山頂東の肩→栗生山山頂→山頂西の肩→鞍部→山頂南の肩→鞍部→栗生神社

 『大自然の中で陽光を浴び、汗して頂きに立ち、いい景色を見て、風を感じ、一片の雲を追い、野鳥の囁きに耳を傾け、草木の息吹を感じるとき、生きとし生けるものの、最高の幸せではなかろうか』、こんな思いがあって、相互リンクをしているドンピシャ登山の葱さんと桐生の奥地に佇む栗生山を歩く。例年ならアカヤシオの花で山肌が赤く染まる頃、今年は大分遅れているようだ、8:26鳥居前の駐車スペースを発つ。
  
 ミカゲの鳥居を入り杉木立の中の石段を上る       刀の形に刻んだ大きな木片の奉納された山門をくぐる

 1ケ月前の地震の影響だろうか、灯篭が崩れ、御神木の大スギの隣の小さい社もブルーシートがかぶり壊れているようだった。いつもなら素通りしてしまう拝殿、ぐるっとひとまわり、県の指定文化財となっている本殿、その彫刻の素晴しさを感じた。
  
         本殿の彫刻

  
         本殿の彫刻


         本殿の彫刻、ユーモラスに見えるのだが、・・・

 栗生山山頂までは、駐車点から標高差で300mちょっと、しかし、尾根に出るまで勾配はキツイ。杉森の中をしばらくコンクリートの道を辿る。抜けると杉森の奥に、左右に大きな岩が接近し、礫の道となってジグザグしながら進む。ほどなく右手の大きな岩を周りこみ、登山道は尾根鞍部に出るコースと山頂東の肩に出るコースに分岐する。
  
   しばらく コンクリートの道を辿る                 大きな岩を周りこみ分岐点に出る

  
  カタクリの蕾の膨らんだ雑木林を抜け                山頂東の肩に出る

 カタクリの蕾の膨らんだ雑木林を抜け山頂東の肩に出る、9:43。アカヤシオの点在する場所であるが、まだ蕾は硬い。尾根筋にはヤマツツジ、サラサドウダン、アブラツツジ、コメツツジ、樹床にはヤマイワカガミが見られ、折々楽しめそうだ。栗生山山頂10:18、西の肩10:21、鞍部を越え南の肩10:45。この周辺にはアカヤシオの大木が多い、派生する小尾根の岩場もビューポイントである。11:03鞍部に戻り、杉森を下って11:28駐車点に戻る。

  山頂東の肩から袈裟丸山

  
   周辺に自生するヤマイワカガミ                 東西、真ん中付近が栗生山山頂


 そのまま尾根に沿って進むと、赤城の展望が素晴しい西の肩に出る


   黒檜山、山頂部にはかなりの残雪


    南に辿り鞍部を越えて南の肩から赤城山

  
     尾根の鞍部                          、駐車点到着、葱さん お疲れ様
 
 総所要時間は、3時間02分、花は見られなかったが、山並に微笑む葱さん、健在ぶりに、次は・・・・、なんて。

帰路、みどり市小中の大滝周辺を散策
  
    小中川を渡ると                            東屋が奥にその付近にカタクリの小群落








  
                                 けさかけ橋


    大滝


   大滝


  葱さん、狙っているものは滝? アカヤシオ?


    2,3日で開きそうなアカヤシオ


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