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黒檜山
  
山行日
    2012年2月21日   晴れ   2名

コース
    大洞駐車場→駒ケ岳登山口→駒ケ岳→黒檜山→黒檜山登山口→大洞駐車場

 『朋あり遠方より来る また楽しからずや』、ってところかな。昨年暮れに沼津アルプスを一緒に歩いたHaさんを誘い、赤城山のスノーハイクとなった。天気予報では風が少々気になるが概ね晴れ、みなかみ方面は曇り、県道4号線から見ると、光線の関係だろうか、雪が解けてしまったような感じがした。でも標高1000mを超えると沿道には凍りついた雪が現れる。新坂平の温度計は−5℃、快晴、比較的暖かいようだ。コースを考えながら大洞の駐車場へ、駒ケ岳の登山口の様子から積雪は60-80cmほど、トレースはバッチリついていたので一般的な駒ケ岳&黒檜山を4時間前後で一周することにした。軽アイゼンをつけ、着込んで8:20出発する。

 木段もほとんど雪の下、土日と大勢の人が歩かれたのだろう、しっかり踏みつけられ歩きやすい。でも一歩トレースから外すと、ズボッと膝まで入ってしまう。枝間から見る真っ白な大沼、人影は全くなく、寂しいものだ。五輪尾根の奥に真っ白な上信越の山並に尾根へのピッチが早まる、8:57尾根に出る。先日歩いた筑波山はクッキリ、東京方面は薄い雲が被っていた。
  
   駒ケ岳登山口                            枝間から大沼&五輪尾根

  
   下の鉄階段                                枝間から地蔵岳

  
   雑木の森を快適に進む                        五輪尾根の奥に上信越の山々が現れる

  
  登山道の南東コーナーから小地蔵岳、長七郎山         トレースを外すとズボッ

  
   樹々の間を這い上がって                      尾根に出る


     尾根から上の鉄階段、白い大沼、五輪尾根、鈴ケ岳、そして奥に上信越の山

 積雪で盛り上がった登山道を長身のHaさんは枝を分けながら進む、あまり接近すると枝のパッチンをくって、イタッ! 富士山、筑波山、袈裟丸山、遠望する山々と雪景色を堪能しながら駒ケ岳山頂へ9:17着。

   トレースは真っ直ぐピークへついていた


    駒ケ岳南ピーク付近の雪庇、右奥は袈裟丸連峰


      筑波山を撮っているのかなHaさん、   駒ケ岳南ピーク、左に向かう黒檜山


     筑波山遠望


    駒ケ岳南ピークの雪庇


    駒ケ岳南ピークの雪庇

  
   首を下げて枝を分けながら進む                 雪庇とツララ

  
    駒ケ岳の直下                           駒ケ岳山頂、後は黒檜山


   駒ケ岳山頂から富士山遠望、


    富士山遠望


     地蔵岳、八ヶ岳遠望

 駒ケ岳から北方向に下る、木段があるのだが深い雪の下、かえって急坂であるが歩きやすい。小枝を掻き分けながら進む様、些か滑稽だ、私なら首をちょっと下げ通過できるのだが、大タルミ9:26、登り返して最後の小ピーク9:31。吹き溜まりは1m超だろう、雪景色を楽しみながら一歩、一歩。少し下って最後の上りにかかる、真っ白な浅間山が西方向に、南方向には真っ白な小沼が、富士山は霞んで見えなくなった、急斜面を立ち止まっては振り返り、ジグザグを繰り返し、9:55花見ケ原コースとの合流点、9:57黒檜山大神、10:00黒檜山1828m山頂着。
  
   北側斜面の急坂を下る                      被った枝が邪魔の様子


   目指す黒檜山を枝間から、左遠方の上越の山には雲がある


      鞍部から地蔵岳

  
  大タルミ                               大タルミから駒ケ岳を振り返る


   大タルミから筑波山

  
   大タルミの次のピーク                         ここから駒ケ岳を振り返る


   、小ピークから黒檜山を正面に進む


  鞍部を過ぎあとは登るだけ


  黒檜山南斜面から地蔵岳、浅間山


    同、浅間山


   同、小沼が現れる

  
  花見ケ原からのコ−ス合流点近し                 辿って来た道


    合流点が見えた

  
   花見ケ原からのコ−ス合流点                   黒檜山大神


   黒檜山大神から南側の展望

  
   黒檜山山頂1828m                       皇海山を見つめて・・・

 すっかり踏み固められた山頂、三角点は何処だろう、全く判らないほど。そのまま進んで北のビューポイントへ向かう。深い吹き溜まり、雪庇が点々と、四方を眺めながらの友の姿、上越方面の山頂部には雲があったが、南西方向は御嶽山、乗鞍岳まで見えた、10:30山頂を後にする。
【黒檜山山頂の眺望、北側のビューポイント】

   山頂から北のビューポイントへ、右奥に皇海山と袈裟丸連峰


   山頂から北のビューポイントへ、踏み外すと深い、深い


 ビューポイントから甲斐駒ケ岳〜迦葉山       画像クリック拡大


   甲斐駒ケ岳、八ヶ岳、御嶽山


    乗鞍岳、浅間山、四阿山、手前に鈴ケ岳


   浅間山、四阿山、草津白根山、白砂山


     浅間山、鈴ケ岳


    四阿山


   草津白根山


   岩菅山〜白砂山


    苗場山


 上越、武尊山、尾瀬・日光・足尾方面の山並                画像クリック拡大


   武尊山方面


   至仏山方面


    日光白根山、皇海山、袈裟丸山


     筑波山

 山頂を後に分岐点から南、黒檜山登山口を目指して降下する。行き交う人がボチボチ、「良い天気で・・・」、期待感がみなぎる顔をしている、山頂を踏んだ顔は満足感が出ているかな。下りは早い、あっという間、40分足らずで猫岩へ、静かな沼に一張りのテント、釣ることはできるのかな。ほどなく樹林帯から黒檜山登山口に出る、11:17。アイゼンを外し、ほとんど雪の無い路上を歩いて、出発点に戻る、11:40。
  
   山頂を後に                             分岐点から南、黒檜山登山口を目指して下る

  
        急坂、と言っても岩だらけのU字の道より歩きやすい、時々向かうハイカーに出会う


   地蔵岳、大沼を左眼下に眺めながら降下する

  
    ドンドン下ってしまう                       立ち止まって会話が進む


   若干緩やかになって岩場を進む


    黒檜山を振り返る


    張り出した雪庇、地蔵岳、大沼

  
   猫岩まで下ってしまった                      岩場から樹林帯へ

  
    雪も浅くなって                          道路はすぐそこ

  
     黒檜山登山口                           湖畔の県道

  
   赤城神社と五輪尾根                         大洞の駐車場に戻る

 総所要時間は、3時間20分、お天気に恵まれ、雪景色、眺望を満足できた山行だった。友の笑顔に大満足、「まさか70才になって、二人で雪の赤城山を歩くとは思わなかった」、と言っていた、同感である、そして次の課題(?)を頂いて大沼湖畔を後にする。



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