★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-599 黒檜山 |
山行日 2012年1月16日 コース 概略図はこちら 県道62号線花見ケ原入口駐車スペース→シャダンキ→林道終点→(黒檜山北東尾根)→黒檜山→ (花見ケ原コース)→花見ケ原→駐車点 小黒檜山を歩いて小黒川源頭付近に下り、トラバースして花見ケ原に出た時、黒檜山から北東方向に伸びる尾根に魅力を感じ、いつか歩いてみたいと思っていた。地形図で見る限り、道はないが、それほど難しい尾根ではなさそうだ。今年は今のところ赤城山の雪が少ない、今がチャンスかなと思って計画を立てる。幸い天気も安定しているし、極端な低温でもない。花見ケ原入口付近、標高970mに駐車して小黒川に沿って林道を進み、尾根に取り付き、山頂を目指し、帰路は花見ケ原へ登山道を下る、雪に前進を阻まれたら引き返す、大雑把な計画である。 天気は曇り、風雪の心配はなさそうだ、山頂の気温も−6〜7℃とか。県道沼田大間々線(62号)を走る、花見ケ原入口まで路上に雪がなかった、9:00出発、花見ケ原入口から50mほど沼田方面に進むと左手に林道がある、シャダンキあり、最近走った轍が出来ていた。林道の雪は10-20cmほど、轍の上を歩くのがほどほどにしまっていて歩きやすい、樹間に白い山頂部を眺めながら進む、9:36轍が終わり、沢に降りて林道は行き止まった、標高は1215mで花見ケ原キャンプ場より40mほど高い。右手の尾根を行けば小黒檜山、左の尾根は黒檜山に通じる。 県道62号線花見ケ原入口から50mほど進むと 林道がある(シャダンキ内側から撮る) 林道から見る黒檜山 林道の雪10-20cmほど 林道終点付近から振り向く 林道終点 涸れ沢を渡り尾根の下部に取り付く、笹を掻き分け進むと桧林に出る。斜めに獣道を上がり雑木の尾根筋に出る。徐々に勾配を増し、右手に小黒檜山から北東に伸びる尾根が現れる。左手は花見ケ原方面の斜面だろう。間もなく右手に皇海山、皇海山の左奥に燧ケ岳もが顔を出す。積雪も20から40cmありそうだ、急斜面にぶつかり越えると緩やかになり、周辺の山並を一望できるビューポイントP1588mに出る、10:33。 正面の尾根に取り付く 桧林を斜めに上がると 雑木の笹尾根に出る 右手に小黒檜山から北東に伸びる尾根 右手に皇海山が顔を出す 皇海山の左奥に燧ケ岳も 積雪は20-40cm 急斜面を登ると 【P1588からの眺め、右回りで撮る】 勾配が一時的に緩やかになりビューポイントに出る 武尊山〜袈裟丸山 画像クリック拡大 同ポイントから 武尊山〜日光白根山 画像クリック拡大 同、武尊山 同、至仏山 同、燧ケ岳 至仏山〜燧ケ岳 日光白根山 P1588から、露岩の斜面を巻きながら進む、積雪は徐々に増え笹が一部を除き隠れてしまった。雑木の枝間から前方に黒檜山 、右手に小黒檜山が現れる、大分高度を稼いだ感じがするが、明らかにペースダウンしている。積雪40-60cmありそうだ、小さい雪庇も出来ている、こんな感じの尾根がしばらく続く。密生した低木、雪をかぶり垂れ下がった枝も障害だ。あえぎながら低木の薄い所を選び蛇行しながら進む、中途半端な雪のしまり、掻き分けるには硬く、乗り越えて行くだけの強度はない。 露岩を巻きながら進む 笹が隠れる積雪、後方 前方 尾根前方に黒檜山 右手に小黒檜山 積雪40-60cmに、後方を撮る 小さい雪庇も出来ている、前方を撮る こんな感じの尾根が連続する あえぎながら低木の薄い所を蛇行しながら進む、後方を撮る 前方を撮る 茂みの中を掻き分けながら進む コメツガのトンネル、雪をかぶりながら 黒檜山の山頂が迫ってきた 積雪80cm超、ズボッ、ズボッ・・・ 枝間に袈裟丸山を見る 南に巻いて雑木の薄い場所を抜ける 勾配が緩やかになり 山頂の祠のあるビューポイントに出る やっと黒檜山の山頂が迫ってきた、積雪80cm超、跪いて圧縮し、ズボッ、ズボッっと乗り越える。直進すれば山頂ビューポイントの北の端、祠に出るのだが、密生したコメツツジが前進を阻む。南の薄い所を巻き、緩やかな場所に出る、祠を目の前にする、13:18。なんとP1588からここまで、標高差240mを上るのに2時間45分を要してしまったが、引き返さないですんで良かった。 薄日が時々さすが、雲が多くさえない眺望だ。今日は平日、PM1:00をまわっているせいか、誰もいない、時々強い風が抜ける、寒い、長居は無用、13:32山頂を後にする。 【山頂北端のビューポイントからの眺め、右回りで撮る】 雲多く薄日が差す程度、八ヶ岳遠望 浅間山、鈴ケ岳、大沼 浅間山、鈴ケ岳、大沼 浅間山、鈴ケ岳 四阿山 草津白根山付近 苗場山、平標山、仙ノ倉山付近 谷川岳付近 武尊山、至仏山付近 至仏山&燧ケ岳 日光白根山、皇海山付近 皇海山、男体山、袈裟丸山 黒檜山山頂 三角点が頭を出している 13:35黒檜大神、13:37花見ケ原コース分岐点、トレースを確認する、風にイタズラされているが、アッタ。笹尾根を東方向に少し進み、北方向に向きを変える。尾根筋で吹かれるせいかトレースは消えている。しかし、案ずる事は無い、赤い目印が細かい間隔でついている。間もなく雑木林に入るが、この辺も風が抜けるようでトレースは消えていた。13:52花見ケ原まで3.5km、14:05花見ケ原まで3.0km、ベンチのある花見ケ原まで2.5km地点で小休止、14:09-14:27。 積雪も徐々に減り、花見ケ原まで1.0km地点では10-20cmに、14:56通過。西側の道を周って、15:11花見ケ原キャンプ場、標高1180m着。雪道の林道を4.2km歩き出発点に戻る、16:05。 黒檜大神 花見ケ原コース分岐 長七郎、地蔵岳、小沼 尾根を下り 樹林帯に 花見ケ原へ3.5km、 積雪20-30cm 森林公園を通過 花見ケ原キャンプ場 林道歩き、雪道を4.2km 県道へ出る 総所要時間は、7時間05分、時間はかかったが、コース変更、引き返すことなく予定通り歩けた。山頂以外風がなく、気温が高めだったのが幸いだった。天気が全体的に曇り、写真には向かなかった。この道のない北東コース、春秋に歩かないと良さはわからないが、面白そうだ。小黒檜山から一周する珍コースも可能、この一帯、熊さんはどうだろうか。 |
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