山行日
2011年12月23日 晴れ 単独
コース
三峰駐車場→雲取山荘→雲取山→雲取山荘→三峰駐車場
富士山を眺めに三ツ峠方面に代車で出かけたが、ETC装置が無いのに気づき、高速道路を使用しない雲取山に変更した。明るくなるまで仮眠、6:26三峰駐車場を出発。雪の残る登山道を進む、6:42奥宮分岐点、7:10炭焼平。日陰の雪は圧雪状態で滑りやすい、安全をみて地蔵峠手前でアイゼンを装着、7:40地蔵峠。
三峰駐車場の道標 石畳を歩き
舗装の山道が続く、登山届け投函場所 奥宮分岐点
枝間から和名倉山を右手に 日陰の雪は圧雪状態
和名倉山に陽がさす 奥宮経由の道と合流
炭焼平 炭窯の跡
北東の山並&河川、この辺でアイゼン装着
勾配を若干増す 登山道から和名倉山
地蔵峠、大陽寺方面分岐、奥にベンチ 進んで峠方向を見下ろす
地蔵峠は三峰神社から3.5km、雲取山まで7.2kmの位置にある。ここから少し上ると霧藻ケ峰に出る、7:46三角点、7:53霧藻ケ峰休憩舎着。関東北部の山並が遠望できる所だが、今日は薄っすら雲のかかる両神山、榛名山、赤城山のみ、両神山の後に位置する浅間山も裾野の雪が見えるだけ。谷を隔てて近い和名倉山だけが光る。また大きな岩に秩父宮殿下のレリーフがあり、命名の由来など書かれている。同案内板でこのルートの植生を説明している、興味あるところ。
霧藻ケ峰、標高1523m三角点のあるピーク 同、和名倉山
同、両神山 左手の岩に秩父宮殿下のレリーフ
霧藻ケ峰休憩舎、個人経営で休日のみ営業 向かう白岩山
向かう白岩山を眺めながら少々下ると、広々した広葉落葉樹に囲まれたお清平に出る、8:06。ここからも大陽寺方面に分岐している。クサリを握り、木段を上って高度を稼ぐと、8:42前白岩の背、多少緩やかになって8:56前白岩山に出る。ここで当コース初めて富士山を眺められる、といっても桧の間から。秩父連峰の間に南アルプス北岳と間ノ岳も見えた。下って営業してないような白岩小屋に出る、9:17。
手前が前白岩山、奥が白岩山 広葉落葉樹に囲まれたお清平
案内図 画像クリック拡大⇒本山行概略図 お清平から白岩山
クサリ場 木段を上り
前白岩の背 前白岩の背から両神山
緩やかに進んで前白岩山 桧の間に富士山
引っ張って、富士山、ちょっとブレたかな
南アルプス北岳と間ノ岳
下って白岩小屋 ちょっと進んで上から撮る
ここから登り返して、9:37ベンチのある白岩山、登山道の横に三角点あり。先客1名、下るのかと思ったら同方向であった、私よりちょっと先に出たようだ。新潟県から吹雪の高速道路を走ってきた、明日は両神山を予定しているとか、なかなか健脚のようだ。ここから南に少し下って、9:44芋ノ木ドッケ、健脚向き直進コースと巻道の一般コースに分岐する。といっても、ここから南側で合流するまで気の抜けない道だ。木段が連続し、傾斜のきつい斜面に造られた細い道、滑ったら谷底だ。和名倉山、目指す雲取山を見ながら慎重に足を進める、10:01健脚コースと合流。緩やかな上りとなり雲取山まで1.7kmの道標に出る、また先方に客人1名、やはり私より先に発ったようだ、先を譲ってもらう、10:16大ダワ。距離は若干長いが緩やかな上り道を歩くと間もなく使用してない小屋の下を通り男坂と10:32合流、雲取山荘に出る、10:37。コメツガの樹林帯の中をロープの柵に沿ってジグザグ進む、急登しては緩やかになり山頂かなと思いきや同じパターンを繰り返す、南が開け南アルプスが現れると雲取山山頂である、11:03-11:35
白岩山 下って芋ノ木ドッケ
巻道一般コースから目指す雲取山 和名倉山
1健脚コースと合流 合流点付近から雲取山
緩やかに上るとあと雲取山まで1.7kmの道標 大ダワ、左回りで行ってみよう
距離は若干長いが緩やかな上り 小屋の下を通り男坂と合流
合流点からコメツガの道を緩やかに進むと 雲取山荘
山荘から白岩山を振り返る コメツガの樹林、緑のロープの間を行く
大菩薩連嶺を従えた霊峰富士は、前にたなびく雲が些か邪魔になるが、素晴しい。何処から見ても均整のとれた雄姿、例えようの無い美しさである、じっと見入ってしまう。途中で会った新潟の方もちょっと遅れて到着、鴨沢方面から続々と到着、MTBを転がしたオッサンもいる。新旧の三角点に見入る人、大きな地図を広げ山座同定にうなずく人、食に満足顔のオッサン、人それぞれ一瞬の楽しみに満喫しているようだ。何時の間にか30分が経過した、MTBも雪道を滑り出していった、そろそろ山頂を後にしよう。
雲取山山頂、南側から
雲取山山頂、新潟の人
新旧三角点
雲取山山頂から富士山
雲取山山頂から富士山
雲取山山頂から富士山 画像クリック拡大
雲取山山頂から南アルプス遠望
雲取山山頂から南アルプス遠望、大洞山(飛竜山)右に間ノ岳と北岳
雲取山山頂から南〜西の眺望 画像クリック拡大
同、南丹沢方面、雲で見通せず 山頂の避難小屋
MTBのオッサン、そろそろ帰り支度 次々に鴨沢方面から登頂者
山頂を後に下りは早い、小屋近くまで下ると、会った二人目の方にまた会う、65才から山歩きをしてまだ1年、今年は百名山14座目、次々切れ目無く話してくれた、うなずくばかり。この山歩きでまた一つ、自信がつくだろう、元気で歩き続けてほしい、11:54雲取山荘。
帰路の雲取山荘 巻き道はやめて直進する
不使用の小屋上から白岩山
同、両神山と浅間山
カチカチの道 大ダワ
芋ノ木ドッケ巻道から岩と松 同、和名倉山
同、木段
同、急斜面の道 同、深い谷もあり
同、石灰岩 合流点の芋ノ木ドッケ
芋ノ木ドッケでじっと見入る鹿 白岩山
白岩小屋から両神山と浅間山
白岩小屋から西方向の展望 画像クリック拡大
同、まだ見られるナナカマドの実
前白岩山への細い尾根
前白岩山 同、富士山の天辺
お清平 霧藻ケ峰南面のミズナラ
霧藻ケ峰 マキ作り
日が傾く登山道 奥宮分岐点の鳥居
三峰-奥宮分岐点までの桧並木
11:57男坂合流点、12:07大ダワ、12:54芋ノ木ドッケ、13:03白岩山、13:39前白岩山、13:52前白岩の背、14:16お清平、14:31-14:41霧藻ケ峰、14:43、地蔵峠、15:00炭焼平、15:22奥宮分岐点、15:38三峰駐車場着。総所要時間は、9時間12分、累積標高差約1500m、距離21.4km(往復)、富士山を見る山行にしては、物足りなさが残る。久しぶりの三峰からの雲取山、雪道の歩きにくさもあり、見るもの、接するものが少なく、ハードさを感じた。
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